リカバリー志向でいこう !  

精神科医師のブログ。
弱さを絆に地域を紡ぎ、コンヴィヴィアルな社会をつくりましょう。

おにぎり的なモノ。

2006年06月25日 | Weblog
今日は救急外来の日直でした。週末の日直または当直は月に1度は入ります。
冬季とくらべ患者さんの数もそれほど多くは無く、新しい研修医も救急外来のトレーニングに入るこの時期は助かります。地域の皆様、ご協力をよろしくお願いいたします。
さて、本日、救急車で搬送されたある患者さんについての救急隊員のおくりの
「食事としましては、昼ごろ、オニギリ的なものを食べたようです。」という言葉がツボにクリティカルヒットし、しばらく笑いがとまりませんでした。何だ?オニギリ的なものって?英語で言うとSomething like Rice Ball.ですかね。

 そういえば当院では医局食堂(医者用の食堂、休憩室)では夕方になるとオニギリ的なモノが振るわれます。17時から18時ごろに行けば、昼に残ったご飯で秘書さんがオニギリ的なモノをつくってくれるのですが、これがあっという間に無くなり19時ごろにはたいてい売り切れます。売店も17時には閉まるし、食堂も19時にしまります。近くのスーパーは20時に閉まります。目の前のコンビニがつぶれてしまい、病院の前のスーパー的な店はあるにはあるけれども品揃えはやや貧弱で21時にしまってしまいます。最寄のコンビニまで1km弱くらいはありすぐに食料の補給ができません。研修医や若い医師は、まさにこのオニギリ的なもので命をつないでいるといってよいでしょう。

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