リカバリー志向でいこう !  

精神科医師のブログ。
弱さを絆に地域を紡ぎ、コンヴィヴィアルな社会をつくりましょう。

当直(夜間外来)24時間オープン

2006年09月25日 | Weblog
今日も救急外来の当直。

この間やったばかりな気がするが・・・・。
救急外来というか、夜間外来、やっぱりいったん入るとほとんど離れることできず。正式な業務として代休を取れるようにはできないものだろうか。

すぐ近く市町村広域連合の特別養護老人ホームの嘱託医は、やや離れた別の市民病院。初期治療で踏ん張れなかったら救急外来受診や入院治療はたいてい当院。当院に介助で定期通院している人も多い。リハのスタッフも当院から出張ででかけている。「当院も、施設の人も、利用者も」当院の嘱託だったらすぐ飛んでいけるし動きもとりやすくていいな、と思っているのだが、大人の世界はいろいろあるようで。

最近、特に周辺の医療機関の紹介域値が低い気がする。
がんばって主治医機能を高めて欲しい。そのための応援なら惜しまない。
ただ、責任回避、アリバイ作りのためのだけ丸投げ(スルーパス)は堪忍して欲しい。遠くの地域だとすぐに飛んでいくということもできないし、生活もなかなか見えないので。本当に病院でしか対応できない緊急を要する状態なら文句もいわないのだが。

たまたま夏休み明けの研修医も一緒に副当直に入る。ヨセミテだとか、フィリピンだとか与那国島だとか、最近の研修医は動きがダイナミックだ。

となりで突っ伏して討ち死にした研修医が一人。

救急外来でワイヤレスでインターネットが使えるようになった。院内のホットスポットが増えた。ありがとう。だれか。

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2 コメント

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mitsugu-oyama@personal.email.ne.jp (おおやま)
2006-09-26 05:45:28
 こういうエントリーを読むといつも思ってしまいます。



 もうちょっと医師の待遇を改善する方法はないのかと。特に労務関係はムチャクチャじゃないですか。これでミスを出すなという方が現実的じゃないですよ。



 ところで討ち死にした研修医さんは大丈夫そうですか。討ち死にどころかバーンアウトされたらそれこそシャレになりませんからねぇ。

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Unknown (といぴ)
2006-10-02 01:02:51
まったくそのとおりです。

当直の間隔が短かったり、忙しいときに当直になると本当に大変です。



大病院の救急外来はERチームとして専任化すべき時代なのでしょうね。



研修医さんは、旅行疲れもあったのでは?と。
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