いよいよ帰りです。
帰りも当然『北斗星』!
7月7日、七夕の日に良くチケットが取れたと、後になって感心してしまいました。
第一希望のロイヤルは取れませんでしたが、第二希望のデュエットが確保出来たので、良しとしましょう。
2Fでしたし。
まずは入線待ちです。
奥さんはシャワーチケット確保のために並び、私はDD51を見るのと写真撮影のために先頭方向へ。
ホームの先頭端まで行って、北斗星の入線を待ちました。
今回のDD51は、ホームの隅ぎりぎりまで進んできたので、写真が上手く撮れない事。
とりあえず記念程度に撮ってきました。
DD51-1140
札幌→函館の先頭を走ってくれました。
DD51-1093
1140を後押しする重連で二番手として走ってくれました。
奥さんは、無事シャワーチケットとシャワーセットを購入したのですが、荷物を持っているので、シャワーチケット購入の列に阻まれてなかなか進めなかったそうです。
なかでも、「こんなところで大きな荷物を持っている方が悪い」と訳の分からない事を言うおじさんがいたそうです。
でも…
廊下だから本来は歩くところで、並んでいる人の方が歩行の妨げにならないように避けるべきではないのかなぁ？
年とると頑固がわからずやになってしまうことがあるので注意が必要ですね。
一緒にいた奥さんが「ちゃんと避けてあげればいいじゃない」と言ってくれたそうで、これが救いでしょうか。
帰り（上り）北斗星はデュエットを確保。
A寝台とB寝台の格差を感じる一瞬です
4号車：オロハネ24 551
前回（1月）に乗ったデュエットはJR北海道所属の車両で、今回はJR東日本所属の車両なので、微妙に造りが異なります。
座席になる部分です
ベッド
毛布と浴衣、ハンガーが用意されています。
最近は、この
浴衣を窃盗する人が増加しているんだとか。
れっきとした犯罪ですからねぇ…。
気持ちは分からないでもないですが、良識を持って対応したいものですよね。
荷物置き場
階段上にあります。出し入れはベッドの上から行うのが安全かと思います。
出入口
個室内の階段
2F個室だと部屋そのものの室高が低いのです（普通に過ごしている分には問題ありません）が、ここを使うと着替えたりする時に高さが確保出来るので貴重な場所です。
スイッチ類
JR北海道とは造りが異なります。
ちなみに、一番左の3段階切替のロータリースイッチはいじっても何もおきませんでした（目的不明）。
BGM操作パネル
読書灯
これもJR北海道とは形状が異なります。
個人的にはこちらの方が使いやすかったです。
空調吹き出し口
これもJR北海道とは造りが異なります。
これはこれで使いやすいと思いましたが、調整に手を伸ばすのが面倒と言えば面倒だったかな…。
足元灯
これもJR北海道とは形状が異なります。
この取り付け方にはちょいと問題があると感じました。
写真でも分かるとおり、この足元灯、ベッドの足元の所に飛び出して付けられています。
それだけでも邪魔なのに、金属製で角張ってます。
上部の左右角が錆びている事からも分かるように、ここにぶつかる確率が結構高いという事です。
かく言う私も
何度も足をぶつけ、ひっかき傷を作ってしまいました。
あと1ヶ月を切りましたが、デュエットに乗る方は足元灯には十分気を付けてくださいね。
部屋番号表示
ルームキー
個室の鍵は、JR北海道はテンキーでしたが、JR東日本はカードキーでした。
車掌さんが切符確認に来た時にカードキーをもらえるので、それまでは外から鍵をかける事は出来ません。
部屋から見える風景
苫小牧の手前だったと思います。
カードキーも貰って、ちょっとしたらもうディナータイムです。
1回目の17時に予約しておいたので。
グランシャリオ
このテーブルで北斗星最後のディナーを頂きました。
ハウスワイン（赤）
北海道ワイン
おたる ツヴァイゲルト・レーベ 2014年
「
北斗星・GRAND CHARIOT」ラベルです。
オードブル
海の幸とグリーンアスパラムースのサラダ仕立て
魚料理
真鯛のポワレ２種のソース
肉料理
牛フィレ肉のソテーポルトソース
デザート
スペシャルガトーの盛り合わせ
パン
おかわり可能です。
コーヒー
私は専らコーヒーで、ブラックが好きです。
紅茶
奥さんはコーヒーよりも紅茶の方がお好きです。
今回はミルクティーにするようですね。
食後のグランシャリオ
他のお客さんは結構いなくなっていました。
せっかく十分な時間が用意されているディナーですから、めいっぱい楽しませて貰いました。
食後はしばし部屋で休んで、シャワーへ。
これまで使った事がなかったんですが、最後の北斗星になる事は間違いないので、パブタイムも楽しもうと考えました。
そのため、パブタイムのための順番待ちを兼ねた時間帯にシャワーの時間を確保し、パブタイムの列に並びつつ、奥さんと交代でシャワーを利用しました。
シャワー室
Bを利用しました。
奥さんが利用しようとした際に、シャワーカードが機械に吸い込まれて出てこないという自体に見舞われました。
奥さんから携帯で連絡を貰ったのですが、パブタイムの列に並んでいるので離れられず。
こんな時に限って北斗星はトンネルに入ってしまい、携帯が切れてしまいました。
幸い、
1月に乗ったカシオペアで私が同じ事態に見舞われていたので、奥さんがすぐに車掌室へ行き、これまた幸いな事に5分程度で復旧し、事なきを得ました。
そしてパブタイム開始のアナウンス。
パブタイムは1回目は無理と思っていたのですが、幸いにも1回目で座れました。
それもディナータイムと同じ席でした！
なんという偶然でしょう！
北海道限定サッポロクラシック生
やっぱり〆はこれでしょう。
2杯頂きました。
ピーチアールグレイ
奥さんはこれ。カクテルです。
NREの添乗員さんもオススメの一品で、在庫確認しながらの注文でした。
飲み物2種を並べてみました
カニのトマトクリームスパゲッティ
奥さんは最初からこれを狙っていたようです。
ビーフシチュー
夕食は摂っているので、単品で注文しました。
夕食目的で利用されている方も多いようですが、私たちのようにパブタイムという時間を飲みながら楽しむ方も同様に見受けられました。
最初で最後のパブタイム。
十分楽しませて貰いました。
部屋へ戻る際に通ったロビーカー
パブタイムの順番を待つ人、ロビーカーで時間を楽しんでいる人、いろいろですね。
ロビーカーは殆ど使わず仕舞いでしたが、ちょっとは使わせて貰いましたし、他で良い思いをさせてもらったので、良しとしましょう。
この後、青函トンネルの暗い中を夫婦2人で『じーっ』と眺めたり、トンネル内の音の変化を楽しんだりして、就寝しました。
寝台列車での就寝はこれが最後になっちゃうんでしょうか…。
ちょっと寂しいですが、お休みなさいです。
zzz…。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
おはようございます。
最後の朝は、グランシャリオで摂る事に決めていたので、早めに起きて奥さんと並びに行きました。
6:30からということだったので、5:30に起きて行ったんですが、1月よりも確実に列が長いようです。
幸い、パブタイムに続き1回目で座れました。
（北斗星グランシャリオでの早い者勝ちはすべて1回で座れました。）
朝食のメニュー
和食か洋食の二者択一です。
和食
洋食
洋食のパン
これがなかなか美味しいんですよねぇ！
クランベリージュース
洋食に付くお飲み物。
デザート
夕張メロンゼリー『シャーベリアス・夕張メロン』
凍らせて、溶けかけを食べるともっと美味しいかも…。
食後のコーヒー
お約束のブラックで頂きました。
食後の紅茶
今回はレモンティーで頂きました。（奥さん）
すべて美味しく頂きました。
これが北斗星での最後の食事でした。
ごちそうさまでした！
食後は、荷物整理をして、上野駅着まで精一杯(?)のんびり、北斗星を満喫しました。
北斗星は定時に上野駅に到着。
ホームに書かれた四号車の昇降口位置を示す表示
最後に回送されていくまで見送りました。
EF510-510
行きとは同じ色のEF510ですが、車両が違いました。
（行きはEF510-
509でした。）
24系 北斗星
こっちを先頭に回送されていきました。
ありがとう！
さよ～ならぁ～！！
この後は、叔母の家に寄って、北陸新幹線（長野経由）で帰路につきました。
あさま623号
長野行きです。車内で寝過ごすと嫌なので、長野終着のあさまを選択しました。
最後も北海道の雰囲気を味わいつつ帰れるように、車内のお弁当も東京駅の『駅弁屋 祭』でチョイス。
佐藤水産の 北の海 幸づくし
北の恵み イクラかに弁当
お飲み物は、
北海道限定サッポロクラシック生
7/1-8/4の期間、NewDaysで「おいしい北海道フェア」をやっているのを行きがけに見つけていたので、迷わずNewDaysで購入。
北海道ワイン・北島秀樹ケルナー 2013
ワイン用葡萄生産者の名前が付けられたワインで、このロゼは北海道でしか買えないようです。
白が売られていたので、迷わず購入。
主に奥さん用です。
最後まで北海道の味を楽しみながら、北斗星の旅はおしまいです。
北斗星の最終便の切符は瞬殺で売り切れとか。、
東京駅では窓口に並んだ人が誰も買えなかったらしいですねぇ。
また、ホームでは簿弱武人な行動が巻き起こるんでしょうか？
最後の最後ですから、ホームに行かれる方は礼儀正しく、節度を持って、感謝の気持ちで見送って欲しいものですね。
私たち夫婦にとっては、これが最後の
北斗星での旅行です。
寝台特急での旅行の楽しさを教えてくれました。
なくならないうちにサンライズエクスプレスで出雲にも行ってみたい気もしてきました。
ありがとう、北斗星。
あとわずかですが頑張ってね。
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