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「 春夏秋冬を 暮らす。」 ::::: 心地良く :::::

私が大切にしている事。
ココロ♪シンプルライフ☆愛♪笑顔☆
~ Heart♪Simple☆Love♪Smile☆ ~

本の前書き

2005-05-16 | 
本を購入する際に、必ず・・・前書きを読む。
その前書きと目次を閲覧して、購入するかしないかを決める。

最も、惹きつけられた前書きは、光野桃さんのエッセイ、
「ソウルコレクション」~心にエネルギーを補給する40の物語~

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   <物は「想い」につながっていく>

 ある日、ひとつの物に巡り合う。
 これが好きだと想い、連れて帰りたいと願う。
 喜びに満ちた瞬間だ。 
 物から発された何かが、自分の深いところに真っ直ぐ届く。
 何か、とはなんだろうか。

 なぜ、好きだと感じ、欲しいと思うのだろう。
 そのことを深く考えなくてはならない。

 世の中には、たくさんの物が溢れているけれど、必要な物はそう多くない。
 それは実用という意味ではなく、魂(ソウル)が欲しているものかどうか、
 ということだ。

 魅力的な人は、いいオーラを湛えている。
 物も同じだ。
 値段でもブランドでもない。
 本当に正しい物には、やはりいい「気」が流れている。
 その「気」に敏感になること。

     (中略)
 
 物は人の手に触れられたとき、ただの物から、想いを宿す手鏡に変わる。
 直感が呼び寄せた物、心が喜ぶ物に、
 数少なく囲まれている人の姿は美しい。
 身仕舞いよく、丁寧に生きているという感じがする。

 庭木を刈り込むように、ツンツン飛び出た不必要な葉や
 育ちすぎてしまった枝を整えて、暮らしを自分らしい形にする時がきている。

 そういう日々の中で、魂の自由が育っていく。

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ここしばらく、光野さんのエッセイから離れていたのだけど、
最近、読み返しています。

読み返すたびに、新鮮な気持ちにさせてもらえる・・・不思議な本♪


三十三歳、独身。

2005-05-08 | 
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”そんなにも、結婚したいの?
 あなたを見ていると、かつての自分をすごく思い出す。
 この先、一生結婚できないんじゃないか、という不安と焦りに
 押しつぶされそうだった、あの頃のことを。

 あの頃、私も自分のことがよくわかっていたわけじゃない。
 でも、ひとつだけ直感的に感じていたことがあった。

 それは、結婚の相手は、それまで付き合ってきた恋愛の相手とは
 全く違うタイプになるだろう、ということだった。
 なぜなら、結婚に対して、ある明確なビジョンがあったからだ。

 それは、生活、ということだった。
 なによりも自分の所帯を持ちたかった。
 それが私にとっての自立ということだったのだ。”

・・・著/光野 桃「スランプサーフィン」の中にある、
【三十三歳、独身】というタイトルのエッセイからの抜粋。

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ろざりんさんのところで、

「スランプサーフィン」の一節が紹介されていたのを読んで、
私もふと、このエッセイを読み返したくなり、
昨日、読み返した際に、この文章を見つけた。

「今」の私が読むべき・・大切な事だった。
コレを読み返すきっかけをくれた、ろざりんさんに大感謝♪^^

長くなるので、上記の数行のみを紹介させていただいたが、
本文は、さらに色々と光野さんご自身の結婚についての考えや、
実体験などが、身近な友達へ伝えたい事として、書き連ねられている。

あ、そうそう・・・こんな素敵な一節もある。

”結婚というのは、生活力を鍛えられる場だ。
 言い換えれば、女の生命力を磨く場でもある。
 私があなたに、結婚した方がいいと言うのはそのため。”


光野桃さんには、たくさん、色々な事を感じさせてもらえる。

そういえば、ろざりんさんのプログを読んでいると、
実は、ろざりんさんは、光野桃さんご自身なのでは??と思う事がある。

なぁ~~~んて♪^^
 

嵐が丘

2005-04-16 | 
少し前に・・・嵐が丘を読んだ。
ふと、読んで感じた事を、書き留めておきたくなった。
いつも、本を読むと、色々感じるのだけど、
ついつい、忘れてしまう。

でも、せっかくこうして、プログがあるんだから
ちょっと活用しようかな。。と♪^^

そう、「嵐が丘」。
キャサリンとヒースクリフの愛の物語。

結構、有名な作品だから、メルヘンチックなラブストーリーかと
思っていたけど、全然違う。。。(^^;)

良く言えば・・愛する気持ちが深いのだろうけど、
あまりにも、わがまま、自分勝手、気持ちの押し付け、傲慢さ・・という面が
多く描かれていて、読んでいて心苦しくなる事が多かった。

・・・反面、あまりにもそれが、ひどすぎて、逆に笑えたりもしてしまう事も
あったりと、なんだか少し不思議な内容だった。

読書

2005-02-06 | 
最近、読書が大好き。
今回、東京に行くにあたり、新幹線の中で読む本を
「四つの恋の物語」/作:森 瑶子 を持参した。

この本は、多分10年前くらいに購入したもの。
その時の感想は、それほど面白い・・とは思わなかった、
という記憶がある。

でも、内容をスッカリ忘れているので、
久々に読んでみたら・・・・すごく、すごく、面白かった!!

面白い・・・と言っても、笑える面白さではない。

若い頃の私では、読み取れなかった・・登場人物の気持ちが
30歳過ぎた「今」の私には、痛いほど伝わってくるのが
すごく、面白かった。。。

いやぁ・・・参った。

「本」にしても、「言葉」にしても、
自分のその時の「心」の状態で、こんなにも
感じ方に、違いがあるんだね。

40歳になって、読み返したら、また違った面白さが味わえるかも?

人生って、年齢を重ねるごとに、面白くなってくるのかも。。
と、思ってしまった。(笑)