一部地域では主流でないと聞いた事がありますが、私の生活圏では主流のリョクトウモヤシ。
東南アジアでの暑気払いに欠かせない「緑豆」のスプラウトです。
薬膳の食材辞典によると、モヤシになる過程で蒸れる様な環境がある為に緑豆と同じ効果はないですが、それでも温めるか?冷やすか?で考えると「冷やす」方になります。
モヤシの場合は、冷やすと言うより「余分な熱を排出する。」の方が適切かもしれません。
緑豆が簡単に手に入らない日本の夏を過ごすには、とてもとてもありがたい存在だと思っています。
さて
そんなモヤシをどうやって食べるのか?
私のオススメは、どうやって食べるにしても先ずはサッと茹でる事。
ええええええええー!
ひと手間!(めんどう…)
と思うかもしれませんが、それだけで薬膳料理ができると思えば。
煎じ薬は薬剤を煎じた「液を」飲みます。
そんなわけで茹で汁をスープに使おうって魂胆。
いや、別にシャキシャキの食感でなくていいし。と思う方は、直接お味噌汁やスープに入れちゃってください。
直接入れてもシャキシャキに仕上げれるあなたは、素晴らしい。
我が家では一袋全部をスープに入れる事は無いので、先ず一袋全部茹でてしまいます。
そして、ナムルなどの和え物にしたり、サッと炒めたり。
スープに入れる時は後のせで。
特に炒め物をするときには、先に茹でておくと、水分が出てベチャベチャになるのを防げるし、茹で汁は使えるしでいいですよ。
モヤシは洗う必要は無いとも言われますが、茹で汁を使いたい私は洗います。
そして、余裕があれな根も取ります。
根は傷みやすいので、鮮度を見て気になる時はなるべく。
たいてい後半に差し掛かる頃には後悔しますけど…
見た目が見違えるので、お料理教室をしていた時には前日に頑張って取っていました。
モヤシは消化し易い食材では無いので、よく噛んでいただきましょう。
雨の日に茹で汁のスープを飲むのも良いし、湿熱を尿から排出する効果があるので、膀胱炎予防にも良いと記載があります。
男性に比べて膀胱炎になり易い女性は、一週間に一度は食べたい野菜です。
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