めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

レモンの皮の利用法

2008-03-27 | 台所で実験
先週だったかな?

とにかくその日は朝から雨が降っていました

いつもに比べて薄暗い部屋で、「なんとなく空気まで重く感じるような朝だな~」と“ど~んより”していたのですが・・・

「朝からこれじゃあダメだわ!」

気分転換になるものは無いかな?と考えた末に思い出したのが少し前にパルシステムで購入して冷蔵庫に放置したままだった 国産レモン

そうそう、せっかく購入したんだから腐らせてはいけない!

“薩摩芋のレモン煮”を作ろうと思っていたのだけど、加熱するとビタミンCが壊れるからなぁ

そんなわけで、以前から試してみたかった“煮リンゴ”を作る事に

紅玉で作ると甘酸っぱくて美味しい煮リンゴですが、紅玉は既に季節も終わり。
その他のリンゴで代用する時にレモンで酸味を補ってやると似た様な味に仕上がるのでは?と思っていたのです。

リンゴが煮上がったら火を止めて、輪切りにしたレモンを少しつぶしながら加えて全体にさっと混ぜます。

レモンのい~い香りが


冷めてから食べてみると、程よい酸味がいい感じ

紅玉がなくても煮リンゴが楽しめる わーい実験成功!




せっかくの国産レモン。でも今回のは“エコ・レモン”でないから皮を食用に使うのはちょっと躊躇します。

 →エコ・チャレンジ等パルシステムについてはこちら

そうだ!

皮をなるべく細く長~くグルグルと剥いて・・・

部屋に吊るしてみよう



剥いている最中から部屋中レモンの香りが

そして途中からはリンゴのあま~い香りも合わさって、朝一で感じた重い空気は感じなくなっていました。

身体もシャキッとした感じ くるりんっとなったきれいな黄色の皮は見た目にもかわいくて元気がでてくる気がします。

今は乾燥していますが、近くによって“くんくん”と匂いをかぐとほのかにレモンが香って幸せ気分 しばらく楽しめそうです



ミカンの皮は漢方薬として使われていて、気の巡りを良くする働きがあります。柑橘系の果物には同様の効果が期待できるので、レモンの皮でもOK

“空気が思い”と感じたのは、実は自分の身体が重かったのかも


雨による身体への影響“湿邪”の特徴は“重い”です。体内に余分な湿があると身体が重く感じるのです。気の巡りも悪くなってしまいます。

そんな時は気の巡りを良くする効果のあるモノに頼るか、身体を動かすかして気の巡りを良くしてやる事で湿を追い出す必要があります。


柑橘系の果物は手に入りやすいのでウレシイですね。

今度エコ・レモンがあったら是非購入して皮で何か作ってみたいと思います




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