途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

武甲山(水歩荷20ℓ)

2017-05-20 | 奥武蔵
2017年5月20日

本年も5月の武甲山開山に伴い、山頂トイレも開放されました。
急遽休みになったので昨年、一昨年に続いて本年も水歩荷を最大の目的に武甲山に訪問しました。

8:40 一の鳥居
9:00 不動滝 9:10
9:45 大杉の広場
10:40 武甲山 11:30
11:55 大杉の広場
12:10 不動滝 12:20
12:45 一の鳥居
所要時間:4時間5分

■天候:晴

■コース状況
一の鳥居~不動滝
いきなり体力を要する舗装路の急登から始まります。
一の鳥居手前には仮設トイレが設置されております。
水歩荷用ペットボトルが置かれている不動滝は十八丁目。

不動滝~大杉の広場
樹林帯の一本道で特別きつい区間はありません。

大杉の広場~武甲山
途中から岩混じりの登山道になり、一部地面のコンディションがあまり良くないところがあったので転倒に注意。
武甲山の山頂広場はとても広く、休憩に適しています。
歩荷した水は御嶽神社裏手のマンホールに入れます。
山頂標はさらに奥に進んだ展望台。


8:30頃一の鳥居に到着すると、天候のいい週末とあってやはり一の鳥居駐車場は満車。
しかたないので行列の路肩に加わって準備を整えます。
一の鳥居駐車場の手前には仮設トイレ。
帰りに立ち寄りましたが、裏手には嬉しい手洗い場もあります。


鳥居を潜って本年2度目の武甲山に登ります。
登山口から早くも多くのハイカーさん達で溢れかえっています。


今月より開店した土日祝日のみの営業の武甲山麓のカフェを通過して、一旦狭い山道に入って登ります。


養殖場に咲いていたヤマツツジ。


再度舗装路歩きとなり、いきなり体力を要する急登。
ここから本格的に山道になります。


ようやく本日の山行の最大の目的である水歩荷用ペットボトルが置かれた十八丁目不動滝に着きました。
まずはここからの苦行に備えて冷たい武甲の天然水をたっぷり頂きます。


ペットボトルは豊富なので嬉しいですが、2ℓと4ℓの重いペットボトルしかありません。
当初は16ℓを予定していたが、思いの外まだ幾らか余裕があるように感じたので、焼酎の4ℓペットボトル3本と2ℓペットボトル4本の計20ℓと重量を増やして山頂目指して踏ん張りをきかせ登り込みます。


不動滝すぐ先にある馴染みの橋を速やかに、とはいかずよろけ気味に渡ります。
武甲山御嶽神社の石碑がある二十丁目石。


途中休憩を挟んでから暫く歩くと小さな祠があります。
さらに進んで大木の中にお地蔵さんがいる三十一丁目石。
ここまで来れば大杉の広場まであと少しです。


標高1000m地点の大杉の広場で休憩。
歩きだしに渾身の力を振り絞ってザックを背負うのが一番きついです。


新緑が綺麗な山道を一歩一歩着実に進みます。
標高を上げると岩々混じりの山道へと変わってきます。


途中何度か休みながらへばりかけの身体でゆっくりと歩きます。
最後の力を振り絞って登るとついに山頂部への入口が見えてきました。


賑わっている武甲山山頂広場に辿り着くと、嬉しいことにたくさんのハイカーさんから驚かれ、感謝されます。
山頂トイレを目視で確認。


御嶽神社裏手に周り込み、背後からマンホールに近寄ります。
網内に入っていた空のペットボトルは下山時過去にもお会いしている常連さんが全て降ろしてくれました。


背負ってきた計20ℓのペットボトルを全て出します。
まずは重い4ℓのペットボトルから順番に流します。
全てすっきりと流すと可笑しいほど一気に身体、ではなくザックが軽くなりました。


奥の武甲山(1304m)山頂に移動。
みなさんの記念撮影の合間を狙って山頂標を撮影。
広くはない山頂には大勢のハイカーさんが集結しています。
空のペットボトルを横にぶら下げていると、私の写真を撮らせてほしいというハイカーさんまで居られました。
女性もいたので一緒に記念写真を申し出るべきでしたね。


北武蔵最強ルートの最終峰蓑山と眼下の秩父市街地。


武甲御嶽神社で参拝します。
山頂の休憩所付近には緑が綺麗なコバイケイソウの群生。


山頂部でだいぶゆっくりしてから下山すると、登りではあまり楽しんでる余裕がなかったが、下りでは新緑がより綺麗に感じます。
下り続けて大杉の広場を通過。


緑が綺麗な山道をどんどん下り、不動滝で空のペットボトルに水を汲み直してしっかりと陳列します。


せっかくなので、武甲山麓のカフェに立ち寄ってみます。
¥300のクリームソーダを頂きます。


無事一の鳥居に辿り着き、すぐ下の駐車場所に戻って武甲山ピストン山行を終えました。
その後、武甲温泉で汗を流しました。


■その他
昨年は猛暑を理由に8ℓに留めましたが、まだ余裕を感じていた記憶があるので、今回は倍の16ℓを予定していました。
しかしながら、十八丁目石の不動滝にてペットボトルを搭載すると、まだ僅かに余裕を感じました。
どうせ今回は時間的に長く歩くわけではないので、もう少し増やそうと最終的に20ℓにしました。
山頂へ登る途中、あまりの重量にもういっそのこと水をほっぽってしまおうかとさえ思いましたが、なんとか山頂まで運ぶことに成功しました。
とてもきつかったです。

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