途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

両神山(梵天尾根)

2015-03-31 | 奥秩父

2015年3月31日

両神山は今回が3度目(ブログ内2度目)の登山でしたが、過去2度はともに最も一般的な日向大谷からの山行でした。
両神山を別のルートから登ってみたいという思いがあり、複数のルートを検討したなか、意外と道が明瞭らしい梵天尾根を登りました。
車は中双里登山口付近の広めなところに駐車させて頂きました。

7:00 中双里登山口
7:40 川後岩
8:00 大コブの木
8:25 白井差峠 8:35
9:15 ぼんてんの頭
9:40 大峠 9:50
10:40 ミヨシ岩 10:50
12:10 両神山 12:40
13:50 ミヨシ岩 14:00
14:40 大峠 14:50
15:20 ぼんてんの頭
15:50 白井差峠 16:00
16:15 大コブの木
16:30 川後岩
17:00 中双里登山口

■天候:晴

■コース状況
中双里登山口~白井差峠
急坂が続きます。
山道に入るまでがわかりづらいですが、入ってからは明瞭で道迷いの心配はなさそうです。

白井差峠~ぼんてんの頭
20~30分程歩くと二度大岩が見えてきますが、どちらも順番に右、左と巻き道があります。
途中から道が細くなりますが、危険ではありません。

ぼんてんの頭~ミヨシ岩
さらに細い痩せ尾根が出てきますが、注意しながら歩けば問題ないです。
ミヨシ岩が近づくと鎖が登場します。

ミヨシ岩~両神山頂
ミヨシ岩の直後が間違えやすいです。
そのまま真っ直ぐ進みがちですが、右に下るルートがあります。
その後もピンクのテープを確認しながら下れば自然と北へルートが続きます。
狩倉尾根方面に踏み跡があるので特に下りでは注意が必要です。
下りで入ってしまったため、10分程ロスしてしまいました。
日向大谷ルートとの分岐手前の登山道には雪が残っていましたが、積雪箇所も短いので注意すればアイゼンを付けるほどではないと思い付けませんでした。

全体的にはピンクのリボンを多数設置して頂いていることにより、ルートがわかりやすかったです。
間違えやすい箇所は、
山道に至るまで、
ミヨシ岩直後、
狩倉尾根方面分岐、
この山箇所だと思いました。
ミヨシ岩以降は落ち葉が多く、滑りやすい箇所がありました。


広めなところを選んで駐車させて頂きました。


中双里コース登山口。
今回は日向大谷コース以上に長丁場になります。


真っ直ぐ行きがちですが右に折れます。


脇道を進みます。


ここから本格的な登山道。


急坂の連続を過ぎて、形に特徴のある川後岩。


これまた形に特徴のある大コブの木。


白井差峠に到着。
今回は時間との勝負になると考えていたため1時間20分ほどでここまで来てしまいました。


派手にやられちゃってもはや意味をなしていないです。


大木が倒れていたり、大岩が登場したり。
大岩は右側を巻きます。


先程のはデジャヴ?、と思いましたが、今度は左側を巻きます。


痩せ尾根。
陰になってしまいました。


ぼんてんの頭。


下調べでもよく見かけた狭い尾根道の看板。


大峠。
これは通るのに不便。
外側の木を跨がないとです。


しばらく歩いてミヨシ岩に到着。
展望がいいですが、下を見るとちょっと怖いです。


狭いので慎重に歩きます。


山頂まであと0.8kmまで来ました。

急坂を過ぎると山頂はもうすぐそこ。


白井差峠、及び煽りを受けて梵天尾根までもロープで通行止めされている日向大谷コース分岐。
両神山は一般的な日向大谷から2度登っているので山頂よりもこちらに感動しました。


そして両神山頂(1723m)。
浅間山や八ヶ岳、南アルプス、富士山などが見えました。


こんなのあったんでしたっけ。
気にしてなかったのかもしれません。
日向大谷から登ってきた年が近い20代前半の方や子連れの家族もおられました。


せっかくなので中双里コース分岐にあるベンチとテーブルも撮っておきました。


登山口に到着したのは17時でした。
明るいうちに無事帰って来られてよかったです。


■その他
マイナーであるものの登山道はしっかりしていました。
長丁場は覚悟していたものの日帰りは確かにきつかったですが、終わらせてしまうには勿体ないルートだと思います。

個人的なことですが、登山口で一般の方にサイダーを頂きました。
ありがとうございました。


スカリ山~物見山~日和田山

2015-03-10 | 奥武蔵
2015年3月10日

前回は2000m級の大菩薩嶺を登ったので、今回は低山巡りをしたいと思い、国道沿いで駅から駅に行けるルートということで駐車場のある東吾野駅から物見山日和田山などを登りました。
東吾野駅隣接の有料駐車場(¥500)に車を駐車して、帰りは高麗駅から電車で戻りました。
今回はスカリ山と鎌北湖が両方とも気になっていたので、少々遠回りですが、両方行きました。
スカリ山を通り過ぎてそのまま北向地蔵に行くルートもあります。

9:40 東吾野駅
10:20 橋本山
10:40 ユガテ
11:00 エビガ坂
11:15 スカリ山 11:45
11:55 エビガ坂
12:15 鎌北湖 13:00
13:40 北向地蔵
14:10 物見山 14:15
15:10 物見山
15:40 高指山
15:55 日和田山 16:05
16:20 金刀比羅神社
16:30 日和田山登山口駐車場
16:45 巾着田 17:05
17:20 高麗駅

■天候:曇時々晴

■コース状況
東吾野駅~エビガ坂
スタートから20分程で道中に見えた鉄塔の前に右への分岐がありましたが、曲がらずに鉄塔の方に進めばユガテ方面へのルートがあります。

エビガ坂~鎌北湖
途中からコンクリートの車道歩きが長くなります。

鎌北湖~北向地蔵
車道を横切ったり位置関係が分かりづらい箇所もありました。

北向地蔵~物見山
特に危険箇所はなかったです。

物見山~日和田山
物見山頂から一旦戻って日和田山へ向かいます。
ここを間違えてそのまま進み、車道を随分と左へ歩いてしまいました。

日和田山~高麗駅
日和田山登山口にトイレと自販機があります。
危険箇所はありません。

全体を通して怪我などの心配はないと思いますが、山と高原地図に記載されていないルートが多数あるので低山と舐めてかからずしっかり位置を把握したいです。


東吾野駅を出て車道を少し右に行くと、反対側に吾那神社への階段があります。


吾那神社。
この奥に登山道があります。


平坦な道を歩くと、鉄塔が見えてきます。
右への分岐もありますが、ユガテ方面に行くにはそのまま直進で合っています。


男坂を登りました。
特別きついわけではありません。
女坂は男坂のすぐ近くで、下っている登山者と挨拶を交わせる距離でした。


橋本山はベンチがあり、展望もいいです。


エビガ坂。
道標は付いていないが、正面の登る道がスカリ山方面です。


スカリ山(435m)。
ここが今回の山行の最高地点です。
ここでお会いした方と楽しいお話ができました。
菓子も頂きました。
本当にいい方だったのでまたどこかでお会いしたいです。


林道、コンクリートの車道を歩いて鎌北湖に到着。
釣りをしている人もいました。


車道歩きが嫌だったので鎌北湖の脇道を歩きました。


鎌北湖レイクビューからルートが合っているのか不安になり、向う側から歩いてきた方にお聞きしたところ丁寧に教えて頂きました。
宿谷の滝に行くか迷いましたが、北向地蔵に行くことにしました。


四季彩の丘公園に登ります。
この上の東屋で昼食を取りましたが、風が強く苦戦しました。


一旦車道を挟み、北向地蔵。


さらに車道を挟み、物見山。
この辺りで途轍もない強風に遭いました。
この後勘違いで、なんと約50分の大変なロスをしてしまいました。
心のどこかでは低山と舐めていたのだと思います。


登山道を抜けると広い場所に出ました。


この先が電波塔の立つ高指山。
ロープを潜ってみましたが(本来はやってはいけません)、山頂には行けませんでした。


ようやく日和田山山頂(305m)。
低山なので街並みはよく見えます。


日和田山登山口にはトイレと自販機が置かれていました。


せっかくここまで来たので曼珠沙華で有名な巾着田にも行きました。


■その他
平日であったものの低山ということもあってか登山者は多かったです。
ユガテ付近では作業者もいました。
反省点は上げればキリがないので察してください。
今回は山自体も楽しかったですが、人という面でいろいろな方とお会いでき楽しいお話ができた山行でした。
高山もいいですがこれからも定期的に低山巡りもしたいです