途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

筑波山(白雲橋コース~御幸ヶ原コース)

2017-01-28 | 赤城・榛名・筑波
2017年1月28日

本年一発目の百名山として、埼玉県から走行時間3時間弱かけて茨城県の筑波山に訪問しました。
事前情報を調べている段階で、2月26日に圏央道境古河IC~つくば中央IC間が開通することを知ったため、もう少し時期を遅らせてもと考えましたが、どうしても今訪問してみたくて遠出しました。
土産屋筑波の¥300駐車場を利用。
(周辺は殆どが¥500だが、一部¥300駐車場が有ります。)

8:20 駐車場
8:25 筑波山神社
8:35 迎場分岐
9:15 弁天茶屋跡 9:20
9:45 筑波山(女体山) 9:50
10:00 御幸ヶ原
10:10 男体山 10:40
10:45 御幸ヶ原 11:20
12:00 筑波山神社
12:10 駐車場
所要時間:3時間50分

■天候:晴

■コース状況
筑波山神社~弁天茶屋跡(白雲橋コース)
一本道の樹林帯で、距離を示す道標も設置されています。

弁天茶屋跡~女体山
奇岩の連続で、降雨後や岩が凍結している時は注意。
奇岩や展望箇所もあるので楽しみながら歩けます。

女体山~男体山
ケーブルカー山頂駅がある鞍部の御幸ヶ原は広々としていて複数の茶屋、売店があります。
男体山直下は観光客も混ざっているので混雑する区間です。

男体山~筑波山神社(御幸ヶ原コース)
展望の利かない樹林帯です。
観光仕様のハイカーも含めて非常に多くのハイカーが歩いていたので、すれ違いに注意するとともに、渋滞が発生する場合があります。

当日雪の影響は、標高の高いところで所々凍結が見られたものの、足元に気を付ければノーマル歩行でも問題ありませんでした。


5時過ぎに自宅を出発し、途中狭山日高IC~境古河IC間は圏央道を高速走行し、走行時間3時間弱もかけて訪れたのは、関東平野に聳える筑波山。
山で茨城県に訪れるのは初めてです。
周辺の駐車場を探していると殆どが¥500駐車場だったが、筑波山神社に近い一般の土産屋である筑波の駐車場が¥300だったので、料金先払いで迷わず駐車。


白雲橋コースで登り、御幸ヶ原コースで下山する周回ルートで女体山、男体山の順番に登頂を目指します。
藤田小四郎之像がお出迎え。


まだ下界の朝としては早く、閑散とした筑波山神社。
杉本屋を左折して、神社の右側の舗装路を進んでいきます。


程なく登山道入口である鳥居。
迎場コースとの分岐では、左の白雲橋コースを選択して登ります。


登山道は展望のない樹林帯。
東屋風な白蛇弁天の祠を通過。


筑波山白雲橋コースは各所に距離が示された道標が設置されていますので助かります。


樹林帯でグングン標高を上げていくと、冬だというのにとても暑く、汗が止まりません。
堪らず1枚脱いで半袖2枚+長袖1枚の薄手3枚になります。
やがて石段歩きになって開けます。


迎場コースとの分岐である弁天茶屋跡に到着です。
広場は最初こそ貸切でしたが、小休止していると途中で追い抜いたハイカーさん、つつじヶ岡方面から登ってくるハイカーさんであっという間に賑やかになります。
弁天茶屋跡よりロープウェイの支柱と展望。


歩き始めると、奇岩の連続する区間に入り、弁慶七戻り。
頭上の岩が崩れ落ちそうで弁慶も七戻りしたそうです。


高天原の岩の上には祠が祀られています。
今度の奇岩は北斗岩。
他にも多くの奇岩があり、この区間は歩いていて飽きさせません。


女体山が近くなり、山頂直下の岩場の急登を汗をかきながら一気に登り上げます。


一方通行の山頂手前を歩くと女体山御本殿が見えてきます。
山頂に鎮座する女体山御本殿。


2017年初の百名山は、百名山のなかで最も標高が低い筑波山(877m)。
岩が露出した山頂は既にたくさんのハイカーさんが居られます。


女体山から望む関東平野(1枚目)とこれから登る男体山(2枚目)。


霞ヶ浦方面(1枚目)と裾野がとても長い赤城山(2枚目)。


ロープウェイ山頂駅である女体山駅には向かわず、男体山方面に向かって歩きます。


せきれい茶屋前にはセキレイ石があります。


ケーブルカー山頂駅がすぐそこなので観光客も増えてきます。
まだ比較的静かな御幸ヶ原に到達です。


ケーブルカー直営のコマ展望台。
下山時1階の売店でお土産を購入しました。
今回は乗車しませんが、ケーブルカー山頂駅。
3枚目の画像は御幸ヶ原の広場より望む日光連山。
真中左の綺麗な三角の山は日光の男体山。


御幸ヶ原より一登りして男体山。
観光客も紛れて大変賑やかな山頂部では、各単独2名のベテランハイカーさんと各地の山の話で盛り上がります。


ようやく人で溢れてきた御幸ヶ原に戻ります。
御幸ヶ原で茶屋に立ち寄ったりお土産を見たり、昼食等で長居してから下山します。


予想以上に多くのハイカーが歩いていてなかなかスムーズに下れません。
ケーブルカーの中間地点では運よく動いていたケーブルカーを待って撮影します。


筑波山の植物が説明されている看板のある休憩スペースを通り過ぎて下り続けます。
下りきってケーブルカー山麓駅との分岐。


筑波山神社は静かな朝とは一転多くの参拝客。
神社前より紫峰牛。
正午をやや回った頃駐車場に戻りました。


筑波山からはやや離れたやちよ之湯に立ち寄ります。
ラッキーなことにお客様感謝デーにより¥200-の¥500で入館できました。
汗を流してから帰宅しました。


■その他
筑波山にはロープウェイとケーブルカーがあることから筑波山周辺は市営の他に一般の駐車場もあって、やはりお土産屋さんが多く観光地化されていました。
筑波山神社より白雲橋コースで登っていくと、歩くにつれ汗が止まらないほど暑さに苦しみました。
同時に数日前より本年も症状が始まった花粉症の影響を受けて、樹林帯のなかでは鼻水も止まらない二重苦を抱えながらの山歩きでした。
広場の弁天茶屋跡を過ぎると、筑波山名物の一つである奇岩の連続区間に突入し、楽しみながら足が進みました。
女体山頂に辿り着くと、素晴らしい絶景を望むことができ、標高は低くてもやはり百名山なのだと思いました。
ケーブルカー山頂駅がある御幸ヶ原は楽しみの一つであったため、帰りに長居しましたが、男体山では2名のベテランハイカーさんと山のお話で盛り上がり、気が付けば約30分程滞在していました。
2度目の御幸ヶ原より下山は高尾山を彷彿とさせる程のたくさんのハイカーで溢れていて、筑波山人気の高さを思い知らされました。
今後圏央道が繋がり自宅からのアクセスが幾分よくなるので、次回訪問する機会があれば他のルートで訪れてみたいです。

丸山~関八州見晴台~日和田山

2017-01-14 | 奥武蔵
2017年1月14日

当初巨大寒波到来の当日は少し遠出をして筑波山とも考えましたが、年始一発目が栃木県の大小山~大坊山だったことで、ホーム奥武蔵の一発目をこれ以上先送りにするのもなんとなく落ち着かなく感じ、丸山から一気に日和田山まで歩きました。
皆様のレコでよく拝見することから、実は馴染みではなかったものの馴染みの山のような錯覚に陥っていた日和田山方面は実に1年10ヶ月ぶりの訪問でした。
以前より次日和田山に再訪するには丸山からと決めていたため、時が来たと判断した今回ロングな山行を歩くことを決断しました。

6:30 道の駅あしがくぼ果樹公園
8:20 丸山 8:25
8:50 大野峠
9:05 カバ岳
9:35 刈場坂峠
9:45 ツツジ山 9:50
10:05 ツツジ山
10:35 檥峠
10:55 飯盛峠
11:25 関八州見晴台 11:35
11:55 花立松ノ峠
12:10 黒山展望台
12:20 傘杉峠
12:45 顔振峠 12:50
13:05 諏訪神社
13:55 エビガ坂
14:05 スカリ山 14:20
14:35 北向地蔵
15:00 物見山 15:10
15:35 高指山
15:50 日和田山 16:00
16:40 高麗駅
所要時間:10時間10分

■天候:曇時々晴時々雪

■コース状況
道の駅果樹公園あしがくぼ~丸山
R299を挟んだ反対側にある集落の車道歩きから始まります。
登山口から丸山までは分岐に案内もあるので問題ありません。
途中から積雪による凍結が著しいのでアイゼン使用が無難です。

丸山~関八州見晴台
大野峠以降はアップダウンのある山道に並行して車道が通っているので関八州見晴台手前まではどちらを歩いても同じ場所に辿り着けます。
関八州見晴台は広い山頂部から山名の通り好展望が望めます。
当日ツツジ山よりやや先から凍結状態が緩和されていました。

関八州見晴台~スカリ山
この区間もほぼ山道と並行して車道が通っています。
エビガ坂からスカリ山まではやや急登。
関八州見晴台以降高麗駅まで雪は一切ありませんでした。
スカリ山は主要な山ではないが、展望抜群なのでお勧めです。

スカリ山~高麗駅
スカリ山からの下りもやや急なので足元に注意して転倒防止に努めたいです。
スカリ山下山後高指山までは山道と車道を織り交ぜるため、位置と進む方向の把握に注意したいです。
高指山は鉄塔が立っていて建物の敷地内は進入禁止だが、山道から敷地外の裏側に周ると山名板の付けられた高指山山頂があります。
日和田山周辺は整備されたとても綺麗な山道だが、岩の露出した箇所もあるので注意。


巨大寒波到来!
毎度の如く道の駅あしがくぼ果樹公園あしがくぼの第2駐車場に駐車して、速やかに長い行程の準備に取り掛かります。
貸切状態の駐車場には途中車が入ってきたが、Uターンして出ていきました。
登り始めが予定より遅れたことと、始めが集落歩きであることからヘッデンを使用することなく夜が明けました。


日の出頃の武甲山を眺めてから檻に入れられるかの如く早朝から一人で勝手に侵入していきます。


標高を上げるに従い積雪量も増えてきたのでチェーンスパイクを装着します。
防火帯の広い山道。


いつも通り一旦雪道の車道を横切っていきます。
丸山に向けて気持ちのいい雪道を歩きます。


積雪の影響もあって過去の登頂時間と比較するとやや時間が掛かってしまったが、まずは無事に2ヶ月ぶりの丸山に到着。
早速コンクリートの展望台に登ります。


何故か今まではなかった国旗が付けられていました。
遠方に筑波山。


反対側に聳える武甲山(1枚目)と雪が目立つ奥武蔵の山々(2枚目)。


歩き始めてすぐにシンボルの鉄塔。
道標に従い右折。


いつかはここから堂平山を目指してみたいが、今回は右折して大野峠に下ります。
展望の利くパラグライダー発着所。


外秩父七峰縦走の中盤戦に登場する堂平山(1枚目)を望みます。
2枚目は街並みと筑波山。
本日上州方面と奥秩父方面はガスっていたので遠方の山で綺麗に見えたのは筑波山くらいでした。


下りきった大野峠から先の奥武蔵グリーンラインの車道も真白。


車道歩きも選択しながら進んでいましたが、カバ岳は巻かずに山道を登って確認します。
山道はトレースが極めて少なかったため、慎重に歩きます。


七曲り峠からも道標の示す山道ではなく車道歩きで進みます。
凍結した奥武蔵グリーンライン。


広い刈場坂峠にはトイレも設置されています。


ベンチのあるツツジ山で小休止。
その後誤って正丸駅方面へと下ってしまうルートミスをしてしまい10分以上無駄に体力と時間を消費してしまいます。
ツツジ山に戻ってから車道に下ります。


凍結状態が大きく緩和されてきたことからチェーンスパイクを外します。
檥峠付近の車道で嬉しいことにヤマレコのmiruruさんと七峰以来のバッタリ。
お互いに驚き、暫し楽しく会話させて頂きました。
同行者の方もMUSICA001さんであったことが後でわかりました。


車道歩きを継続させて今度は飯盛峠。
車道歩きを続けていると白い雪が降ってきます。


滑り止めを外しているので慎重に雪道を進んでいきます。
途中から武甲山を眺望。


また車道に放り出されてから関八州見晴台に向けて山道を登ると、ようやく建物が見えてきました。


そして11ヶ月ぶりの関八州見晴台に到着です。
山頂には5、6人の1グループがいましたが、展望を楽しみながら休憩していると各ルートから次々にハイカーが登頂してきます。


約1年前大倉からピストンで登って苦しんだ蛭ヶ岳、丹沢山を中心とした丹沢山塊(1枚目)。
その左には大山(2枚目)。
最後に登頂予定の日和田山(3枚目)が見えました。


中盤戦の大きなピーク関八州見晴台でゆっくりしてから歩き始めます。
再び山道と車道を交ぜての歩行だが、今回は車道歩き中心。


花立松ノ峠を通過して山道には入らず車道を歩きます。
黒山展望台に初めて立ち寄ってみます。


展望台からの一部開けた景色。


ベンチのある傘杉峠を通過して林の中の舗装路を歩きます。


富士見茶屋が見えてきて、やや賑わっている顔振峠。


奥武蔵と雪が目立ち始めた奥多摩方面を眺めてから諏訪神社に向けてようやく山道に入ります。


諏訪神社からはタイヤに書かれたユガテ・鎌北湖の案内に従い進みます。


当初の予定通りピストンで越上山に訪問、と思いましたが、日没に間に合わない可能性が出てきたので今回は立ち寄りませんでした。
一旦車道を横切ってから山道に入って樹林帯歩き。


途中の開けた伐採地からの展望。


下って十二曲。
北向地蔵を目指して山道に入ります。


エビガ坂からスカリ山に向けては急登区間。


登り込んで好展望のスカリ山。


スカリ山から市街地方面。
遠方の山は雪が降っているのだろうか。


貸切のスカリ山で小休止してから車道まで下ります。
車道を左折して登っていきます。


北向地蔵から終盤戦に向けて再度気合いを入れ直します。


舗装路からやがて広めで綺麗な山道に変わってきます。


ここからピストンで物見山に登ります。
展望の利かない物見山。
山頂では3人+ワンコのグループが居られ、会話を楽しみます。
丸山から歩いてきたと話すと驚愕されていました。
嬉しいことにポッキーまで頂きました。
ありがとうございました。


物見山から下る途中の神社を通過して、ようやく下界まで下りました。
しかし、物見山からの下山中から水分が過剰気味でした。
すぐ先にトイレが設置されていることがわかっていたので、ここは諦めることなく我慢して先を急ぎます。


ふじみやには自販機がありますが、水分も余りそうだったことと、今現在は水分不足ではなく過剰なのでジュース類を確認することなく通過します。
ついに公衆トイレに到着です。
水分調整をした上でラストスパートに掛かります。


歩き始めて高指山の電波塔が視界に入りました。
山道から電波塔裏手に周り込み、高指山山頂を確認。


日和田山直下を登り上げて、ついに日和田山(305m)に登頂成功です。
よくここまで歩いてきたと思います。
遅い時間ではありますが、日和田山にも1家族居られました。


1年10ヶ月ぶりの日和田山からの展望。
市街地の遥か先には行程中何度も視界に入っていた筑波山。


記念の石碑。
人の心は太陽の如くに育てましょう。
貸切となった日和田山にてカメラを構えて一人静かに絶景を撮影するのかと思いきや、セルフ撮影。


鳥居には先程山頂でお会いした家族。
憩いのハイキングコースなんでしょうね。
曼珠沙華で有名な巾着田(2枚目)。


今回は無難に女坂を下って日和田山登山口に着きました。


そして無事に高麗駅に到着しました。
次の電車時刻まで20分以上あったので劇的微糖で温まります。


芦ヶ久保駅で下車。
真っ暗になった道の駅あしがくぼ果樹公園ではイルミネーションが綺麗でした。
第2駐車場は台数がかなり増えていました。
間違いなく登山ではなく氷柱目当てでしょうね。


■その他
先日の雪が残っていて雪道を楽しめるのではないかと考えていたから想定内ではありましたが、やはり前半は雪道で以前の山行に比べやや時間を要したもののこの時期にしか歩けない雪の奥武蔵を歩くことができました。
前半戦の道中ヤマレコのmiruruさんとMUSICA001さん(後で知りました)と嬉しいバッタリがあり、楽しく会話させて頂きました。
関八州見晴台以降は雪がなくなり、エビガ坂以降は久々だったこともあり、新鮮味を持って歩くことができました。
日和田山に辿り着いた時は、自分自身がよくこれだけの距離歩いてきたと思いました。

冬の奥武蔵を1日楽しむことができてよかったです。

大小山~大坊山

2017-01-06 | 足利・桐生方面
2017年1月6日

前回大高取山山行の数日後、下界にて左手首を故障してしまい、暫く山から遠ざかっていました。
当初の予想では1月中の山行復帰がなんとか可能だろうと考えていましたが、思いの外回復が早く、勿論安全を充分に確保した上で8割での見切り発車ではありますが、年初より復帰することができました。
新年一発目の山行は、以前より興味はあったものの今まで馴染みのなかった山域の栃木県足利市の低山大小山~大坊山の周回を選択しました。

8:30 阿夫利神社
9:05 大小山
9:10 妙義山 9:35
10:30 越床峠
10:40 山頂番屋 10:50
11:20 大坊山 11:25
12:05 やまゆり学園 12:10
13:05 阿夫利神社
所要時間:4時間35分

■天候:晴

■コース状況
阿夫利神社~妙義山
今回は登りで滝コース、下りで見晴コースを選択したが、他に妙義山コースもあります。
道中岩混じりの箇所やロープもあるが、基本安全です。
大小山山頂標識のある天狗岩こそ視界はそこまでではないが、到達するまでに展望箇所が複数存在します。
妙義山は超低山とは思えないほどの抜群の展望。

妙義山~越床峠
岩場が増えてくるので足元に注意したいです。
小ピークのアップダウンがあるが、傾斜はそこまでありません。

越床峠~大坊山
越床峠の先にある山頂番屋直下は急登。
大坊山に至る稜線も岩混じりなので注意。

大坊山~やまゆり学園
大山神社からやまゆり学園までの下界あるきでは、大小山方面への道標を目印に進むが、道を間違えないよう注意。

やまゆり学園~阿夫利神社
南尾根稜線ピークまでは多少傾斜があります。
見晴台へ下る鉄梯子は歩幅が狭いので踏み外さないよう気を付けたいです。


久々の山歩きは自宅より2時間以上かけて馴染みの薄い栃木県の山に訪問です。
新設されたらしい阿夫利神社下の大きな駐車場は1台も止まっていませんでした。
車道を歩いて登っていくと、トイレのある上の駐車場は平日にも拘わらず半分程は埋まっていました。


まずは阿夫利神社で安全を願って初詣していきます。
登りでは滝コースを選択して約1ヶ月ぶりに山に侵入していきます。


序盤は静かな樹林帯の山歩き、やがて岩場混じりになってきます。


開けた箇所より足利市街地を眺望。
超低山にも拘らず今年初めて眺める富士山。
3枚目の画像も存在感の大きい浅間山。


さらに進むとシンボルである大小の文字を確認できます。
展望を楽しみながらどんどん登っていきます。


好展望の南尾根稜線ピークの先は落葉して静かな山。


大小山山頂標のある天狗岩。


足元注意の案内がある山頂直下は急登。


登り込んで大小山妙義山(314m)の山頂。
山頂では複数のハイカーさんと楽しくお話させて頂きました。
その中には嬉しいことに大小山常連のブロガーさんもおられました。


白く染まった赤城山(1枚目)と綺麗な山容で目立つ男体山(2枚目)。


真白な富士山(1枚目)と眼下の市街地(2枚目)。


山頂に滞在後大坊山への縦走に向けて下ります。
急な岩場にはロープも設置されております。


大小山ボランティアの会によって設置されたベンチがあります。
簡単に持ち上げられたので移動しないように。
小ピークのあいの山を通過。


これから向かう大坊山を視界に捉え、冬枯れした雰囲気のいい稜線を進みます。


鞍部で交差点の越床峠に到達です。
越床峠より先は急登。


登ると開けてきて山頂番屋が見えてきます。
山頂番屋は閉まっていました。


大展望の屋上から一際目立つ男体山。


緊急番屋ではラーメンやコーヒー、おしるこ、甘酒等販売しているようだが、残念ながら本日は休業。
“山頂ヨ 今日も元気ヨ 無事カエル 倖アレ” と書かれた無事カエルの石像。


番屋で休憩してから縦走を再開。
途中眼下に採石場とゴルフ場を捉えます。


大坊山が近づくと規模は小さいが岩場主体の稜線。


そして山頂標が頭でっかちな大坊山に到着。
山頂は気持ちいいくらい広く昼寝でもしたくなります。


大坊山で小休止後参道を下ります。


大山祇神社の裏手に辿り着きます。
“人の心を 癒す 大坊の山” と書かれた石碑。


神社下駐車場は広く展望も利いています。
ここからは大小山への道標に従って下界歩きとなります。


車道歩きを経てやまゆり学園に到着です。
嬉しい¥100の自販機でおしるこを頂きます。


やまゆり学園前から再び山道歩きに戻ります。
予報ではこの時期らしい低い気温だったが、風がないからかお昼をまわり暑く感じます。


本日2度目の南尾根稜線ピーク。


見晴らしコースで下山するため、歩幅の狭い鉄梯子を一段づつ慎重に下ります。
大小山見晴台を通過。


下りきって柵から脱出します。
阿夫利神社駐車場のトイレを利用させて頂きます。


下の広い駐車場に戻って山行終了です。
駐車場からも大小の文字を確認。


その後、群馬県太田市内の安眠の湯に立ち寄ります。
温泉は内湯、露天ともに質も施設も充実していて素晴らしいです。
本日は平日だったため、とても格安な平日ランチサービスの入浴+食事¥1000の恩恵を受けることに成功します。
チャンポン麺を頂きました。


■その他
大小山、大坊山はやはり噂通りの超低山とは思えない大展望で、終始山行を楽しませていただきました。
また機会があれば再訪してみたいと思います。
下山後の温泉に立ち寄った群馬県太田市内の安眠の湯では、超お得な平日ランチサービスの恩恵を受けて、単体としても極めて魅力的な温泉に実質¥200~300で入ることに成功します。
温泉のレベルも高く、個人的な評価では少なくとも5本の指には入ってくると思われます。
セットで登れる山が近くにあまりないのが難点ですが、いずれまた立ち寄りたいです。