途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

丸山~関八州見晴台~越上山~ユガテ

2016-02-22 | 奥武蔵
2016年2月22日

今回は遠征する気はなく、できるだけ自宅から近い所ということで、自宅から最も近い丸山から関八州見晴台、初訪問の越上山、そして山上集落ユガテまで歩きました。

6:50 道の駅果樹公園あしがくぼ
8:20 丸山 8:30
8:50 大野峠
9:05 カバ岳
9:30 牛立久保
9:35 刈場坂峠 10:10
10:20 ツツジ山
10:40 檥峠
10:55 飯盛山
11:00 飯盛峠
11:25 関八州見晴台 11:35
11:50 花立松ノ峠 11:55
12:10 傘杉峠
12:30 顔振峠 12:35
12:50 諏訪神社
13:05 越上山 13:15
14:30 ユガテ 14:35
14:45 橋本山見晴台
15:15 東吾野駅
所要時間:8時間25分

■天候:晴のち曇

■コース状況
駐車場~丸山
日向山や県民の森には向かわず直接丸山山頂を目指しました。
一部残雪が見られたが、数日で溶けるものだと思います。
3月30日まで丸山付近で整備工事が行われていることから通行できない箇所があるが、迂回路が設置されています。

丸山~ユガテ
山道と車道を交差させながらのルートであり、山道に入らず車道中心で歩くことも可能です。
山道は関東ふれあいの道であるため道標が充実しています。

ユガテ~東吾野駅
幾つか脇に道があったが、基本道なりに下りていけば下界に着きます。
橋本山経由の男坂と女坂があるが、今回は男坂を下りました。
吾那神社経由と福徳治経由の道に分かれるが、吾那神社経由で下りました。

全体的に危険と感じた箇所はありませんでした。


毎度お世話になっている道の駅果樹公園あしがくぼの第二駐車場に駐車させて頂き、やや長めの一日が始まります。
未舗装の駐車場には私の車一台のみでした。
登山口まで舗装路を登っていきます。


今回は行きませんが、日帰り入浴可能なのでいつか行ってみたいです。
竹の子茶屋を通り過ぎます。


登山口の先にある獣害防止用ネットを進入します。


所により幾らか雪が残っているが歩行に支障はありません。
進むと日向山分岐に来ました。
振り返って撮影。


やや広めな山道へと変わってきます。
一旦車道を横切ります。


遊歩道修繕工事に伴う通行止めのお知らせを確認するが、迂回路もあるので本日のルート上では大きな問題はなさそうです。


県民の森に行きかけましたが、引き返して丸山に直行します。
取り壊し工事中の丸山トンネル。


まずは眺望が埼玉県指定文化財に指定された約2年ぶりの訪問となる丸山(960m)。
早速展望広場にある展望台に上がってみます。


まずは自宅からも眺めている武甲山。
反対側の丸山からはより立派に見えます。


両神山とその左奥に見える雪山は八ヶ岳みたいです。
2枚目の画像も存在感の大きい浅間山。
今も噴煙を上げているのだろうか。


眺望を楽しんだのち縦走路を歩き始めると電波塔がありました。
その先の開けた所から天文台ドームの立つ堂平山を確認。
3月には比企三山に訪れると思います。


白石峠方面との分岐を折れて大野峠に向かいます。
途中開けたパラグライダー発着所から遠方を眺めます。


程なく車道に出て大野峠。
大野峠以降は車道と山道を交差させながらの縦走となります。


完全に通過点であるカバ岳。
その先では岩が出てきたりと変化があります。


斜面に道標が設置された牛立久保を過ぎると別荘らしき建物が見えてきます。


刈場坂峠。
ここで単独ベテランハイカーさんと話し込みます。
30年程前には谷川連峰主脈縦走や日光連山縦走、厳冬期富士山などを経験した方で、関東の山は全て登ったそうです。
なんと30分以上も話し込んでいました。
いつもはバイカー、ロードバイカーで賑わう刈場坂峠もこの凍結状態では静かです。


山行を開始してツツジ山(横見山)。
山道を歩けるところはなるべく山道を選択するが、それでも舗装路歩きが多くなりそうです。


檥峠には波郷の碑があります。


展望も何も無い飯盛山を通過して飯盛峠。


山猫軒の看板を過ぎて、さらに歩くと建物が見えてきました。
すると「ヤッホー!」と周期的に何度か聞こえてきます。
山頂じゃなければいいが、と考えながら歩きます。


約1年5ヶ月ぶりの関八州見晴台(771m)に到着。
展望が利く山頂には御夫婦と外国人グループハイカーさんがおられました。
御夫婦さんとはお話をして今回のルートを話すと驚かれていました。
ヤッホー集団であったと思われる外国人ハイカーさん達は意外にもとても礼儀正しく、自分が挨拶する前に大きな声で挨拶してきました。
とてもいい方達でした。


進むにつれて角度を変えてきた武甲山や遠方の市街地を眺めます。


関八州見晴台を後にすると、一気に急下降していきます。
花立松ノ峠では黒山三滝へのルートに迷っている年配の女性ハイカー2人組がいたので黒山三滝未訪問ながら教えました。
なんとこのハイカーさん2人とも百名山全て踏破したというから驚きです。
自分は東北北部、北海道と関西、九州方面は訪問することはないと思われるので達成は無理です。
さらに進むと傘杉峠。


車道ではベラヴィスタの看板が数回視界に入ります。
イタリアンのお店みたいです。
正直立ち寄ろうかとも考えましたが、ここは我慢して先を急ぎます。
山行中にイタリアンレストランなんかあったら次回訪問時は立ち寄ってしまうかもしれません。
富士見茶屋でも誘惑に負けそうになるが、まだまだ先は長いので寄り道していられません。


顔振峠の標識を確認。
本日のラストユガテの文字が見えてきました。


比較的新しめの綺麗な道標が設置されています。


諏訪神社にはなにやら変わった案内があります。
のちにわかったのですが、この案内の時間は健脚向けに作られていました。


初訪問の越上山(567m)にも立ち寄りました。


越上山から暫く山道を歩いて車道を横切り、十二曲を通過。


エビガ坂から下り続けてユガテ内に入ると静かな山上集落であることが窺えます。


1年ぶりのユガテ(290m)で下山までの最後の小休止をしていきます。


古道飛脚道で東吾野駅に向けて歩きます。
途中男坂と女坂に分かれるが、男坂を選択して橋本山に立ち寄ります。


さらに下り続け、下界が見えてくると芦ヶ久保駅行きの電車が行ってしまいました。
東吾野駅に着きました。
トイレですっきりしてから時間まで待って電車に乗車し芦ヶ久保駅に向かいます。


その後もともと見学予定だったあしがくぼの氷柱の入場時間4時を過ぎてしまったので少し考えましたが、ザックを車にデポして行くだけ行ってみると、無料開放で入場することができました。
しかし、もう終盤で雪解けが進み氷柱と雪の中間といった感じでした。


ライトアップされれば綺麗なんでしょうね。
触ってみたらガチガチでした。


その後久々に武甲温泉に立ち寄ります。
なんと前日偶々知ったのですが、22日~26日までの期間限定で格安¥300で入浴できます。


■その他
当初は一気に日和田山までと考えましたが、そこまで無理することもないかと考え、次も訪問できるよう距離を伸ばすかたちでとっておきました。
しかし、ユガテまででも飯能アルプスに比べてアップダウンは少ないもののやや長めの山行で負荷はかかったと感じています。

塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳(ピストン)

2016-02-16 | 丹沢
2016年2月16日

昨年末に浦山口側から奥武蔵最強ルートを完歩して以降フィジカル的にもメンタル的にも緩んでしまいました。
そこで、ゆるゆるに緩んだ身体の復活を狙い、以前から潜入を計画していた初の丹沢山域で大倉バカ尾根からの蛭ヶ岳ピストンを歩くことにしました。

5:45 大倉駐車場
6:20 観音茶屋
6:35 見晴茶屋
7:00 駒止茶屋
7:30 堀山の家
8:05 花立山荘 8:10
8:20 金冷し
8:35 塔ノ岳 8:50
9:10 日高
9:20 竜ヶ馬場
9:40 丹沢山 9:45
10:10 不動ノ峰休憩所 10:15
10:25 不動ノ峰
10:30 棚沢ノ峰
10:45 鬼ヶ岩ノ頭
11:15 蛭ヶ岳 11:30
12:45 丹沢山 12:50
13:40 塔ノ岳 13:50
15:45 観音茶屋 15:50
16:10 大倉駐車場
所要時間:10時間25分

■天候:曇時々雪のち晴

■コース状況
大倉駐車場~塔ノ岳
前日降雪があったため、序盤から薄ら積雪があったが、下山時には雪解けでぐちゃぐちゃの悪路に変わっていました。
途中大倉高原山の家経由の道と分岐になるがその先で合流します。
今回は歩きませんでしたが、大倉高原山の家経由のほうが遠回りです。

塔ノ岳~丹沢山
適度なアップダウンのある稜線歩きです。
積雪量5~10cm程でした。

丹沢山~蛭ヶ岳
丹沢山からは道標に従い北西へと進行方向を変えます。
鬼ヶ岩の先が唯一の危険箇所で、補助的に鎖も付けられている下りです。
高度があり、積雪もあったので下りは注意しました。
アップダウンがあるので復路でも登っている感覚になります。
積雪量は多いところで20cm以上ありました。

全体的にルートは非常に明瞭で、難所も鬼ヶ岩の先くらいです。


自宅を3時前に出発、4時少し前になんとかギリギリ高速道路に入って深夜割引の恩恵を受けながら入間IC~秦野中井IC間高速走行で秦野市内まで来ました。
大倉駐車場に行く前に私のランチとキャットフードを購入して初の丹沢山域に向かいます。
5時半前に大倉駐車場に到着。
平日の早朝にも拘わらず既に3台駐車してありました。
準備している間にも数代入ってきて、アクセスがよく人気の山域であることが窺えます。


大倉バス停にはトイレも併設されています。
登山口までは車道を歩きます。
塔ノ岳まででも6.4kmもあります。
辺りはまだ暗いのでハンドライトはザックに忍ばせたままヘッデンのみ装着で登山道に進入します。


前日地元でも幾らか雪が降ったので心配していたが、こちらも薄ら雪が残っています。
三ノ塔側の尾根を見ると明けてきています。


観音茶屋前で早くも女性ハイカーさんを追い越します。
蛭ヶ岳を目指す予定だったが、雪が多いので検討中と言っていました。
下山時もすれ違わなかったので途中で引き返したものだと思われます。
先が長いので大倉高原山の家は立ち寄らず近道の右折ルートから塔ノ岳を目指します。


振り返ると既に朝日が出てしまいました。
登ると大倉高原山の家経由のルートと合流します。


朝日に照らされながら只今工事中の見晴らし茶屋を通過して、丹沢らしく階段で登り込んでいきます。


駒止茶屋を通過して、さらに進むと塔ノ岳が近づいていることがわかります。
しかし塔ノ岳でもなかなか長く感じます。


堀山の家を通過して、新雪の階段地帯を登ります。


花立山荘前で小休止します。


鉄柵で整備された階段を下り、金冷しに来ました。
塔ノ岳まで0.6kmと先が見えてきました。


霧氷を眺めながら階段を進みます。
そしてまずは塔ノ岳(1491m)に到着。


するとにゃ~と小さくかわいい声が聞こえるので声の方へ向かうと、いました。
この子の為に購入してきたまぐろを差し出すとすぐにがっつきます。


後ろからも撮影。
さらに正面からベストショット。


いつまでも猫ちゃんといたいけど本日は長丁場の厳冬期蛭ヶ岳ピストンでした。
それにしても蛭ヶ岳まで片道6kmって。
本当に蛭ヶ岳までピストンで帰ってこれるのだろうか。


丹沢山に向けて歩きだすと本格的にモノクロームの世界が待っていました。


素晴らしい空間ですが、髪が凍りかけます。


日はガスって視界は開けませんが、この霧氷を見ながら新雪を歩けるだけでも満足です。


丹沢山(1571m)に到着です。
山頂にはみやま山荘があります。


広い山頂部には数名のハイカーがおられます。
写真の方ではない男性ハイカーさんと少々お話をしました。
ここまできたら丹沢山塊最高峰蛭ヶ岳を目指します。


丹沢らしいすっきりとした綺麗な稜線が見られます。
途中青空が見えた瞬間に霧氷を撮影。


不動ノ峰休憩所に立ち寄ってみます。
内部も確認します。
雪を掃いてベンチで小休止します。


再度歩いて不動ノ峰に到達。
階段をどんどん下ります。
復路の登り返しを考えると恐ろしいです。


棚沢ノ頭を通過して、さらに進むと鬼ヶ岩ノ頭。


鬼ヶ岩ノ頭からは本来蛭ヶ岳を正面に望めるのですが、残念ながらガッスガスです。
高度感があるので滑らないよう鎖を補助的に使いながら慎重に下ります。


さらに必死で登り返して蛭ヶ岳山荘を過ぎると、ついに神奈川県最高峰蛭ヶ岳(1673m)に到着。


ベンチで昼食を取るもあまりの極寒でこのまま居座っていたら凍りついてしまいそうなので早めに下山します。
それにしても長い道程は片道だけで充分なのでピストンで戻るのが恐ろしいです。
時々晴れ間が見えます。


雄大な稜線です。
復路とは思えない鞍部からの登り返しを眺め、本当に無事帰れるのか不安になります。


下山という意識を感じないまま登り返して丹沢山に到着。
往路では撮影しなかった人工物を確認します。


必死に来た道を忠実に戻って塔ノ岳まで来ました。
ここから大倉まで7kmって長すぎやしないか。


下って金冷し。
いつかは鍋割山も行ってみたいです。
さらに下っていくと、往路では真っ白だった景色が霞んではいますが見えます。


花立山荘を通過すると、遠くに相模湾が見えます。
海無県に住んでいるので海が見える光景は大変貴重です。
雪解けでぐちゃぐちゃの地面を嫌になりながら下ります。
途中で足を取られ、手を付いてしまいます。
安物の軍手をはめていたのでまだよかったのですが、泥々になってしまい「うわぁーーー!!!」と叫んでしまいます。


嫌々下りながら堀山の家。
販売用のジュースは空でしたが、お菓子はかろうじて一つありました。営業中の案内は家内部にしまってあり、営業しているのかは疑問でした。
さらに下って見晴茶屋を通過。


階段主体で長々と下り続けて観音茶屋まで来ました。
その先の舗装路では塔ノ岳からの下りで追い抜いたはずの山ガール2名が凄まじい勢いで走って追ってきます。
止まらなくなっちゃったと笑っていました。
私は疲れきって気を抜いたら止まってしまいそうです。
脚部に疲労を抱えたままようやく下界まで下りてきて丹沢クリステルを確認します。


バス停に立ち寄ってみます。
すると、ここにも猫がいました。


大倉駐車場に帰着後、秦野市内の湯花楽で疲れ切った脚部をしっかり揉みほぐして温まります。
館内の食堂で石焼ビビンバを食べてから自宅に帰りました。


■その他
今回の山行は緩んだ身体にはかなり過酷だったうえ、下山時足首に痛みを抱えるハード山行でした。
塔ノ岳から下山時の泥々の地面はメンタル的に堪えました。
翌日は筋肉痛になりました。
しかし、塔ノ岳の猫にも会えましたし、新雪と霧氷の世界を堪能できたので満足です。

鐘撞堂山~虎ヶ岡城山

2016-02-01 | 奥武蔵
2016年2月1日

曇り空のなか鐘撞堂山~陣見山~雨乞山~不動山という縦走を予定していたが、ルートを誤ったことと日々の下界生活での疲労蓄積から無理せず虎ヶ岡城山までとなり、結果的に陣見山以降はお預けとなってしまいました。

8:05 寄居駅
8:30 大正池
9:00 鐘撞堂山 9:10
9:35 円良田ハイキングコース入口
10:40 筑坂峠
10:45 虎ヶ岡城山 10:55
12:15 波久礼駅
所要時間:4時間10分

■天候:曇

■コース状況
寄居駅~鐘撞堂山
寄居駅北口から大正池経由で進みました。
大正池を見ながらそのまま進めば登山口に辿り着きます。
登山道の竹林地帯は1月の大雪の影響で竹がかなり倒れています。
鐘撞堂山までは寄居町で作成して下さった案内板が出ているのでルートはわかりやすいです。

鐘撞堂山~虎ヶ岡城山
鐘撞堂山から円良田特産センター、円良田あんずの里方面に下り、広い車道を右折。
少し歩くと、道反対側に円良田城山ハイキングコースの道標があります。
途中ルートが曖昧で、まだ残雪も多めです。
雪害による倒木も目立ち、より不明瞭になっています。

虎ヶ丘城山~波久礼駅
今回は誤ってハイキングコース出口の案内から北東へと進んでしまったが、陣見山方面へと続く山道があります。


寄居駅南口より駐車場を探すと、先に舗装の¥500駐車場が目に入るが、もっと安い駐車場があることがわかっていたので周辺を周っていると駅近くに未舗装の¥200駐車場を見つけたのでここに駐車。
準備を整えて寄居駅北口へと移動。


駅前には寄居町役場があるが、まだ開門前でした。
大正池経由のルートで鐘撞堂山を目指していきます。


¥80の自販機を確認。
国道140号を渡り、洋服の青山の右から進入していきます。


大正池に到着。
この周辺は雪の少ない寄居町にしては雪解けが遅く、地面は滑ります。


ここにはトイレが設置されております。
さらに舗装路を進むと未舗装の林道へと変わってきます。


交差点?
必ず止まって左右とあるが、左右に道らしきものはありません。
分岐からは左は行き止まりであり、右の道を歩きます。


その先は1月の大雪の影響だろうか、竹が倒され山道が乱れています。
竹が曲がって竹林トンネルになっている箇所もあります。


高根山には向かわず、鐘撞堂山を目指します。
程なく鐘撞堂山(330m)。


山頂には鐘があるので鳴らしました。
展望台と東屋もあります。
展望台裏手に4人のグループがおりました。
その後も朝早い時間にも拘わらずハイカーさんが上がってきます。
鐘撞堂山の人気が窺えます。


アップで寄居市街地方面を眺めます。
10分程度滞在した後円良田特産センター方面へと下ります。


低山にしてはなかなかの急斜を滑らないよう慎重に下ります。
大雪で折れた枝が顔の高さに垂れさがっているので危険です。


舗装路に下りると、タイヤの通っていない箇所は雪深いです。
広い車道に出たら左の円良田特産センターではなく、右に進路を変えます。


道反対側の目立たないところに円良田ハイキングコースの案内板がありました。
これは注意していないと見逃してしまいそうです。
ハイキングコースの表示ではここを右折となっています。


進んでみるが、嫌な予感。
疑いながら慎重に進んでいくが、これではとても歩ける状況ではありません。


一旦戻って先程の分岐を直進。
するとまた分岐。
右だと先程の場所に行ってしまうので左の道を選択してみます。
雪も多いので6本爪の軽アイゼンを久しぶりに装着してみます。
こちらの橋も注意しながら渡ります。


筑坂峠へ向かいます。
秩父鉄道フリーハイキングの日付を確認すると既に終了しているが取り外されておりません。
完全に忘れられているのだろうか。
さらに進むと所々フリーハイキングの表示があるもののトレースのない不明瞭な山道です。
幾つか誤ルートにトレースを付けてしまいました。


やがて歩かれているルートに合流します。
一度間違えて左に登ってしまったが、正解はここを右折。
頂上への道標を確認すると、張り紙が、
トイプードルを探しているようです。
雨乞山で見失ったみたいで、厳しいかもしれないがどうか無事であってほしいです。


階段を必死に登り込んでいきます。
本日はなんか調子が悪いのかすぐに疲れてしまいます。


登り込んで虎ヶ岡城址。
東屋でぐったりと休憩します。


その後、本来陣見山、雨乞山、不動山と縦走する予定だったが、誤ってハイキングコース出口に下ってしまいます。
2枚目の画像のあたりまで来ておかしいと思ったが、本日は登り返す気力もなくそのまま下っていきます。
下界の住民と会話を交わし、尋ねるとやはり道を間違えたみたいです。
下界経由でも陣見山に行けるみたいだが、ルートはわかりづらく危険な思いをしてまでは行きたくもなかったので波久礼駅を目指すことに決めました。


疲れが取れず、車道を歩き続け円良田湖を通り過ぎます。
波久礼駅に到着し、列車を待っていると、貨物が通り過ぎて行きました。
その後到着した列車に乗車して隣の寄居駅で下車後車で30分以上仮眠してしました。


再び車で波久礼方面まで走らせ、初訪問のかんぽの宿に向かいます。
6階の金山風呂で日帰り入浴していきます。
6階の窓からはまるで山にいるかのように下界がよく見えます。


レストランと休憩所は残念ながら15時で終わりみたいなので、ロビーの休憩スペースでアイスを食べてから帰宅しました。
帰宅後主に日々の下界生活で蓄積された疲労を癒すため爆睡してしまいました。


■その他
野上駅まで辿りつけなかったが、今回は予想以上に疲労蓄積状態だったため、この程度でよかったと思います。
今春はこの付近の縦走は断念となりそうですが、もう一度コンディションを整えて次の山行に臨みたいです。
といっても2月は仕事が繁忙期のため下界での疲労がさらに蓄積されそうです。