途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

稲含山

2017-09-27 | 西上州
2017年9月27日

西上州の稲含山は下仁田町と甘楽町の県境に位置し、西上州の雄といわれる堂々とした山容を誇っています。
天気は微妙な感じで時間もあまり取れなかったことと、次回の山行でロングを歩く予定のため、短時間ハイクで計画をしていました。
赤久縄山も候補に上がりましたが、かなり前に初西上州として歩いたことがあったので、こういう時にしか訪問する機会がないであろうショートコースの稲含山を選択しました。

9:50 鳥居峠(茂垣峠)駐車場
9:55 鳥居峠(茂垣峠)
10:00 一ノ鳥居
10:10 二ノ鳥居
10:25 旧秋畑稲含神社 10:30
10:40 分岐
10:50 稲含山 11:25
11:30 分岐
11:45 鳥居峠(茂垣峠)駐車場
所要時間:1時間55分

●天候:曇

●コース状況
鳥居峠(茂垣峠)駐車場~二ノ鳥居
一ノ鳥居まではあまり歩かれていないのか、蜘蛛の巣が目立ちました。
一ノ鳥居から二ノ鳥居までは途中登山道が狭い箇所があるので、転倒、滑落に注意。
神の水を通り過ぎればすぐに二ノ鳥居です。

二ノ鳥居~稲含山
二ノ鳥居より先はやや急なつづらの登りで体力を要する区間です。
旧秋畑稲含神社の右脇から登山道が続いています。
稲含み山は晴れていれば好展望です。

稲含山~鳥居峠(茂垣峠)駐車場
西の直登ルートは階段主体の登山道で、登りでは階段地獄で地味に体力を奪われそうな感じです。


下道走行にて吉井、甘楽町側から進むと、舗装林道を登り上げ、仕舞いには嫌な未舗装林道の悪路に変わってきます。
少し未舗装林道を走り続けると、いつの間にか当初駐車場として予定していた神ノ池公園を知らぬ間に通り過ぎて広い鳥居峠駐車場に辿り着きました。
広い駐車場も本日の登山者はおそらく私だけでしょう。
ここは本来茂垣峠と言われるみたいです。
確かに、手持ちの地図とガイドブック群馬県の山にはともに鳥居峠と記載されています。


登山口より広い未舗装林道を歩くと、鳥居峠(茂垣峠)に着きます。


本日は時計回りで歩くので、一旦一ノ鳥居まで少し下ります。
あまり歩かれていないのか、蜘蛛の巣に苦しめられ、いきなり気分が下がります。


一ノ鳥居より二ノ鳥居経由で山頂を目指します。


危ない!足元注意看板の付近は狭い箇所があるので注意しながら進みます。
すると、熊鈴は付けていましたが、軽やかな音を立てなにやら現れたのは、あまり大きくはないカモシカでした。


そのまま静かな山道を緩やかに登って神の水に来ました。
失礼ながらあまり綺麗な感じがしなかったことと、行程が短く手持ちの水分を消費しきれなそうだったため、そのまま通過。


さらに歩くと程なく二ノ鳥居に到着。
この先はつづらのやや急な登りです。


登り込んで建物が見えてくると、旧秋畑稲含神社。


稲含神社の起源の看板。
登山道に不安になりましたが、地図で確認すると、旧秋畑稲含神社の右脇に登山道が続いていました。


そのまま西上州らしい地味な樹林帯を歩いて分岐に到達です。
鎖も出てきますが、使わなくても問題なく登り下りできます。


登って稲含神社。
本日は残念ながら賽銭を持ってきませんでした。
稲含山を登れることに感謝しての参拝。


さらに一登りですぐに稲含山(1370m)に到着。


展望のいい山頂ですが、本日は残念なことにガッスガスで全くの視界不良です。
人の気配がない山頂でゆっくりと寛ぎます。
暫くすると下のほうで車の音と人の声が聞こえます。
山頂に30分以上滞在してから下山します。


稲含山は古来より雷の発生する山として有名なようです。
分岐から今度は西側の直登ルートを下ると、途中展望箇所にベンチが置かれています。
ガスがなければリラックスして休憩できそうです。


階段が多い登山道を下り続け、赤い鳥居まで来ました。


そのまま鳥居峠を通過して林道歩きになると、4人組の群馬県森林管理局の方とお会いして会話します。
山頂で眼下から聞こえていた車と人の声はこの方たちだったようです。
車で再び甘楽町側の林道を走行すると、当初の出発予定地だった神の池公園がありました。


●その他
再訪はないと思われますが、山頂は天気が良ければ遠方も含め周囲の山々の展望がよさそうな山でした。

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