途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

大菩薩嶺

2015-02-25 | 奥秩父
2015年2月25日

ずっと行きたいと思いながらなかなか行けなかった大菩薩嶺に自宅から2時間かけて行きました。
ここのところ晴天の山行ばかりだったので少し贅沢ではありますが、いまいちな天候がかえってよかったです。
期待以上に楽しい山歩きでした。

7:40 裂け石ゲート前駐車場
9:15 丸川荘 9:25
10:45 大菩薩嶺
10:55 雷岩
11:10 神部岩
11:20 賽ノ河原
11:30 親不知ノ頭
11:40 避難小屋 12:20
12:35 大菩薩峠 12:40
13:00 勝緑荘
13:10 富士見山荘
13:15 福ちゃん荘
13:40 上日川峠 13:50
15:00 千石茶屋
15:20 裂け石ゲート前駐車場

■天候:曇時々雪

■コース状況
丸川峠分岐~丸川峠
序盤から凍結箇所が出てきますが、しばらくは積雪、無雪箇所が交互にありました。
丸川峠が近くなると積雪量が増えますが、締まっていて歩きやすいのでアイゼンを着けなくても安全です。
左右にロープが出てきますが、これは登山用ではなく、自然保護の為に設置されたロープです。

丸川峠~大菩薩嶺
積雪は30~40cm程でした。
雪が締まっていて歩きやすいのでアイゼンを着けなくても問題ないかもしれません。
道幅が狭い箇所が続きましたが、若干広めな箇所に出てアイゼン歩行したかったので軽アイゼンを着けました。

大菩薩嶺~大菩薩峠
一気に展望が開けますが、今回はガスっていたため、展望はあまり望めませんでした。
冬山にしてはまだいい方ではあるが、風があるので途中の避難小屋までは多少寒く感じました。
開けている分積雪は少ないです。

大菩薩嶺~上日川峠
積雪は30~40cm程。
後半は登山道よりも雪の積もった車道の方がトレースが多めでした。
結局最後の方は車道に出てしまいました。

上日川峠~丸川峠分岐
積雪、無雪箇所が出てきます。
途中の迂回路の後に凍結箇所が続きます。
自分は既に上日川峠でアイゼンを外したため、アイゼンなしで慎重に進みましたが、ここは安全の為にアイゼンを付けてもいいかもしれません。
後半は急激な雪解けで泥々の悪路が嫌でした。

全体的に人気の山らしくトレースが豊富でした。
道迷いの心配もいらないと思います。
危険箇所は上日川峠以降の凍結箇所くらいだと思います。


丸川峠分岐から丸川峠を目指します。


道標の通り右に折れます。


丸川峠への後半は岩が出てきたり、落石の恐れがあるため新道を切り開いて頂いた道を通ったり、


丸川峠が近づくと積雪量が増え、さらに明瞭な登山道を進むと、丸川荘のある丸川峠。


本来この辺りから富士山が見えるのですが、今回はガスっていて何も見えません。


樹氷が凄く綺麗。


雪道を登って大菩薩嶺(2057m)。
知ってはいましたが、やはり展望もベンチも一切なく静かな山頂です。


雷岩。
ここから唐松尾根を歩けば上日川峠に直接行くこともできます。


標高2000m地点。
個人的にこの画像がやけに雰囲気が出ていて好きです。


途中の避難小屋で昼食を取ったのちしばらく進みと立派な介山荘が見えてきました。


大菩薩峠。
何も無い大菩薩嶺頂上とは一転展望がよく、標識も立派な大菩薩嶺。


今回は右に行きます。


気持ちのいい雪道。


勝緑荘、富士見山荘、福ちゃん荘を過ぎて、ロッヂ長兵衛のある上日川峠。


かわいい道標もありました。


車道を少し下った先に裂け石ゲート前駐車場(丸川峠駐車場)があります。


■その他
個人的なことですが、駐車場でお会いした方に写真を撮って頂きました。
避難小屋でお会いした方とはいろいろと山のお話ができてよかったです。
またどこかでお会いできたらいいです。
この日お会いした登山者は5組9名でした。

城峰山(石間交流学習館周回)

2015-02-04 | 奥武蔵
2015年2月4日

城峯山は本当に登山を始めたばかりの頃に一度目指すも、間違えて山頂近くまで車で行ってしまったことがありました。
ですので山登りとしては初めてです。
どうせいくのであればそれなりの長さの行程で周回したいので、石間交流学習館から南尾根コースを登り、表山道コースで帰るルートを選択しました。
時間があれば行こうと思っていた鐘掛城にも行けたのでよかったです。

9:50 石間交流学習館
10:35 展望岩 10:45
12:10 城峰山 12:30
12:40 石間峠
12:50 鐘掛城
13:00 石間峠 13:05
13:15 城峰山 13:30
13:40 城峯神社 13:45
14:35 表山道登山口
14:50 石間交流学習館

■天候:晴

■コース状況
中郷登山口~展望岩
一部猪に掘られた影響からか道が狭くなっている箇所があったが、特に危険というほどではありません。
雪は殆どありませんでした。

展望岩~城峯山
後半に入って急坂があるが、急な所には必ずと言っていいほどトラロープが付いているので安全です。
後半に二度巻き道と分岐があるが、最初の巻き道は入るまでがやや藪。
山頂に近い二度目の巻き道は明瞭です。
二度目は巻き道を歩きました。

城峯山~鐘掛城
城峯山頂直後の木段が凍結で滑りやすかったです。
その後も日陰のため、多いところで5~10cm程の残雪がありました。
鐘掛城からすぐに雪の少ない城峯山に戻るルートで考えていたため、アイゼンは付けなかったが、今後の降雪次第では安全のためにアイゼンは用意しておいたほうがいいです。
途中明瞭で安全な巻き道もあります。

城峯山~男衾登山口
特に危険箇所はありません。
変わり映えのない樹林帯の中で、南尾根コースに比べてやや面白みに欠けました。
半納登山口に出ても問題はないが、車道歩きが長くなるのがいやなので男衾登山口に行きました。

男衾登山口~石間交流学習館
積雪量は少ないが凍結していました。
長い車道歩きでさらに面白みに欠けました。

全体的に道標、案内板を多く設置して頂いているため正規ルートを辿れば安全です。
2月になったのに結局今回もアイゼンは使いませんでした。


石間交流学習館。
ここまでの車道が長く、この建物が見えるまで合っているのか不安でした。


石間交流学習館を少し下ったところが中郷登山口。


展望岩が近づくと変な形の岩が出てきました。


展望岩。
登ったが、樹木に遮られていて期待していたほどの展望は望めませんでした。


漆木、中郷分岐を過ぎるとトラロープも登場してきたり、


ついに展望台のある城峰山を正面に見ることができました。


だいぶ登ると林道に出ました。
左に行くと城峰神社を経由できますが、城峰神社は帰りに行くので直進します。


急坂を経てようやく見えてきました。


城峰山山頂(1038m)。
誰もいませんでした。
城峰山は一等三角点で、展望台に登ればさらに眺めがいいです。


石間峠を過ぎて鐘掛城。
鐘掛城とは言っても城の形跡は一切ありません。


広い城峰神社。
倒れ掛かっていますが、これが表山道への道標。


男衾登山口。
表山道はポンプが2つある以外には目立つものもなく、地味で面白みに欠ける樹林帯です。


車道を歩くと大きな鳥居のある表山道登山口。


■その他
城峯山頂は広くて日当たりもよく気持ちよかったので長居してしまいました。
普段は早く下山したいと思うのですが、今回はあまりの気持ちよさからしかたなしに重い腰を上げての下山でした。
結局この日は他の登山者には一人も会いませんでした。
駐車場所も自分の車だけでした。