途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

倉戸山~鷹ノ巣山

2015-05-11 | 奥多摩・高尾
2015年5月11日

好天に恵まれたこともあって気持ちの良さを重視して新緑の奥多摩の鷹ノ巣山に登りました。
せっかく行くのならと倉戸山も経由して周回ルートを歩きました。
行きは倉戸山経由で先に石尾根の巻き道を富士山を左に眺めながら鷹ノ巣山避難小屋に行き、登り返す形で鷹ノ巣山山頂を目指しました。
帰りは六ツ石山経由で歩きました。
車は大麦代トンネルを抜けた直後の広い大麦代駐車場に駐車させて頂き、周回しました。

7:30 大麦代駐車場
7:40 倉戸口バス停
8:45 倉戸山
9:45 榧ノ木山
10:00 榧ノ木尾根-水根分岐
10:25 石尾根-榧ノ木尾根分岐
10:50 鷹ノ巣山避難小屋 11:00
11:30 鷹ノ巣山 11:40
12:20 将門馬場
12:50 六ツ石山
13:30 トオノクボ
14:40 水根バス停
15:00 大麦代駐車場
所要時間:7時間30分

■天候:晴

■コース状況
大麦代駐車場~倉戸山
奥多摩湖を左に見ながら車道を熱海方面に歩き、トンネル手前で左の車道を登ります。
そのまま倉戸山への道標を見ながら進み、道標にしたがい道の右側の石段を登り、行き着く温泉神社の後ろに登山道があります。
途中急坂もありますが、そこまで苦にはなりません。
道は非常に明瞭です。

倉戸山~榧ノ木山
傾斜が緩く、所要時間が長いわりに歩きやすかったです。
新緑のなかを歩くので非常に気持ちがいいです。
途中根こそぎやられている倒木がありました。
一部ルート上に枯れ葉が集まっている箇所があったものの特に気にするほどではなく、明瞭で道迷いの心配は要りません。

榧ノ木山~鷹ノ巣山避難小屋
こちらも倒木がありますが、行き止まりを意味するものではありませんので、倒木を越えて進みます。
石尾根に出てからは巻き道を歩きましたが、平坦な上に展望がよく、とても気持ちがいいです。
左側に富士山を眺めながらのルートです。
鷹ノ巣山は踏めませんが、こちらも歩いて損はないです。

鷹ノ巣山避難小屋~鷹ノ巣山
最後の登りですが、30分程で山頂に着きます。
山頂は抜群の展望です。
土の地面がメインで広いですが、避難小屋には外にベンチやテーブルがあるので、鷹ノ巣山頂が混みそうなら鷹ノ巣山避難小屋で食事をしてもいいかもしれません。
とはいえどちらも適してはいます。

鷹ノ巣山~六ツ石山
綺麗なメインのルートは稜線のすぐ下にあります。
稜線重視で歩いたためか、水根山、城山を通り過ぎてしまいました。
そして、本来メインのルートからやや外れる将門馬場に辿り着きました。
どちらを歩いても明瞭なので問題ありませんが、水根山、城山を通りたかったです。
最後に緩く一登りすると六ツ石山分岐に到着します。
道標の通り南西に登ったところに広くて気持ちのいい六ツ石山があります。

六ツ石山~大麦代駐車場
檜の植林帯は急坂です。
全行程ではここだけ足元に注意が必要です。
産土神社まで来れば登山口はもうすぐです。
舗装路に出てからは下り、国道を右に歩いて駐車場に戻りました。


大麦代駐車場を出て、左に奥多摩湖を見ながら車道を歩きます。


トンネル手前のここを左に進みます。


この石段を登ります。


温泉神社。


ここで一旦道標に従い方向を変えます。


途中の山という感じの倉戸山。


この新緑は榧ノ木尾根を登った人だけのご褒美です。


榧ノ木山。


右側にも踏み跡がありますが、大木を跨ぐのが正解です。


石尾根縦走路に出ると平坦な巻き道を歩きました。
展望がよく、左に富士山が綺麗に見えます。

もう一つの目的でもあった綺麗すぎる鷹ノ巣山避難小屋。
外のベンチとトイレも使わせて頂きました。
あまりに素晴らしい造りで恐悦致しました。
本当に感謝です。
外に掃除用具もあったので掃除させて頂きました。


鷹ノ巣山への登り。


鷹ノ巣山山頂(1737m)。
広くて好展望です。


六ツ石山へは綺麗なメインのルートのすぐ上にある稜線を意識して歩きました。


将門馬場は気にしてないと通り過ぎてしまいそうです。


六ツ石山分岐を曲がって六ツ石山山頂(1479m)。
鷹ノ巣山に劣らずこちらも広いです。
鷹ノ巣山に比べてすいていたのでここで昼食にしました。


トオノクボ。
奥多摩山域らしい綺麗な道標。
鷹ノ巣山はこういう道標のイメージが強かったです。


トオノクボよりしばらく先を振り返って撮りましたが急坂です。


ここで一度休憩。


荒廃気味の……、とでも書こうと思っていたらこれが産土神社でした。
これは失礼しました。


登山道を下りたところを振り返って撮影しました。


最後に大麦代駐車場の藤。


晴天に恵まれた奥多摩の鷹ノ巣山はやはり気持ちがよく、今回は純粋に登山を楽しめる山行でした。