御前崎市佐倉、お茶畑がつらなる牧之原台地を背後に遠州灘に面した平坦な海岸地帯にある中部電力・浜岡原子力発電所。その敷地内に原子力発電の広報を目的として作られた「浜岡原子力館」があります。
【浜岡原子力館では、原子力発電のしくみや環境問題についての展示などを通じ、原子力発電をわかりやすく、身近なものとして理解できるようになっています。
次代を担う子どもたちが「科学する心」を育み、この美しい地球の環境を守りつつ、科学技術を上手に使うことができる人間へと成長する。浜岡原子力館が、その契機になればと考えています。】公式HPより
浜岡原子力館に向かう通路の一画に展示されていた、巨大な歯車のようなもの。インパクト大の割には正体不明(笑)
原子力館の入り口である「アトリウム」にいた、原子力館キャラクターの『ユウユウ君』。放射線の疑問や不安などを、顔の画面で分かりやすく説明してくれる「ユウユウ探偵団」。 おでこの青いひげのようなもの、どうやら「ユウユウ君」のまゆ毛みたい(^^;)
中部電力家庭向け情報サイト「カテエネ」キャラクターの『カテエネコ』。 我が家に供給される関西電力には、クマの『はぴ太』がいますが、猫好きの私としてはやっぱりこっちに一票。
館内の各ステージや展示コーナーを案内してくれるのは「ユウユウ君」。もう大活躍です。・・って言うか、眉毛以外はこんな普通の顔だったんだ。
色々と興味深い展示はあったのですが、カメラを通すと何が何やらよく分からない絵になります。 実際に自分の目で全体像を見ないと、部分的に何かを見ても「何これ????」なものばかりになってしまうのが残念。それでも津波対策として建設された防波壁の「実物大防波壁模型」は、何とか全体像がわかるかな・・。 防波壁と、それを支える地中連続壁も含めた内部構造は、すごい・・・それ以外の言葉が出てきません。
色んなものを自分の目で見て、じゃぁそれで「原子力発電」が理解できたかなんて、正直分かりません。 それでも自分たちの日々の暮らしに「電力」がどれほど大切なものか、それが原子力で生み出されている事に対しても、きちんと理解できます。骨髄反射で「原子力」という言葉に拒否反応を示し、電力会社の社員やその家族にまで嫌味を言う人がいますが、では原子力で作られた電力全てにNO!を突き付けられますか?もちろん、原子力を用いて作られたものに対してもです。自分の現状をしっかり見据えて、その上で何が出来るのか・・私たち自身も考えなければいけないと思います
「新エネルギーホール」では、未来に向けて開発されている新しい発電方法が紹介されています。新エネルギーとは、水力・火力・原子力以外の私たちがこれから利用していこうとしているエネルギー。 太陽光、風力、燃料電池などの新エネルギー、未来に向けて開発されている新しい発電方法などが紹介されているそうです。原子力館で予想外に時間を使ってしまった為、残念ながら外観だけという事になりました。
訪問日:2016年12月13日
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