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音楽も茶会の席には重要なアイテムです。
一席目の時は、最初はバロック音楽が流れていましたが、途中、司会者がこのお茶会の趣旨などを話し始めた後、邱鳳玉さんが、やわらかいソプラノの声で詩を詠いはじめました。
漢詩ではないことはわかりましたが、台湾語も混じっているような、不思議な音調で、それでも、全体の雰囲気の中に溶け込んでいるので、雑多なことを忘れ、この場だけの空間に心がすーっと入り込んでいくようでした。
茶席のある会場の隣には、今回の協賛者の茶業行の方たちのブースがあり、各自趣向を凝らした飾りつけともてなしで、参加者をもてなしてくれます。茶器や茶葉も販売されていて、鶯歌や鹿谷などの、普段は遠くていけない店の商品もゆっくり選ぶことができます。このスペースは無料なので、いつも大勢のお客さんでにぎわっていました。
こういうとき、台湾では、中国茶が日常の生活の中に自然に存在するのだと感じますね。
珍しいお茶「蘭嶼山馬茶」の試飲。
会場で偶然であった煎茶道方円流台湾支部の老師。台湾でお煎茶をされるかたは、例外なく中国茶への造詣も深いのです。
このお茶会も、初めて知ることや、経験したことのない雰囲気の中で、自分の中に新しい境地が作られていくのを感じることができました。
『四季茶會』
時間: 2010年 12月2日~5日
場所:台中創意文化園区ー雅堂館《茶席区》
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