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この「四季茶会」。茶席券が1200元ということで、一般的な中国茶のお茶会としては、高額なものでした。
夜の席は、午後5時半から開場になり、まずは、お食事をいただきます。
食事会場は、まるで授業でもするかのように、黒い中国風な机が同じ方向に向かって並んでします。
机の上には、竹製の箱と竹製のコップ。このセットは1800元で売っていました。
蓋を開けると、色鮮やかなお弁当。
左上:見た目には、鍋貼ですが、中は、精進料理に使われるような薬草系(多分ヨモギのようなもの)を刻んで入れた苦くて健康に良さそうな冷たい焼餃子(鍋貼)。
左中:かぼちゃを裏ごしした茶巾絞りで、上に台湾マヨネーズとトマト。
左下:玉子焼き
中央上:刻んだ漬物をまいた、すし飯ではない巻き寿司。
中央中:見た目には、柴漬けを混ぜたおにぎりのようですが、実は、ドライクランベリーを刻んで入れて、甘く味付けしたもち米のおにぎり。
中央下:限りなく素材の味をだしたゆでブロッコリー。
右上:多分ゴマ豆腐系らしきものを海苔でまいたもの。
右中:薄味のドレッシングであえたモロヘイヤなどの生野菜を牛皮でまいてもの。
右下:客家のおやつ、草粿を上品な味付けにしたもの。
マリーさんと、一つ一つにコメントしながらいただきました。
これが台湾式茶懐石弁当でしょうか。
食事が終わると、いよいよ1回目の茶席です。
茶席会場の入り口の前に、各テーブルを担当される司茶者のみなさんが、自分のテーブルに置く灯りを手に持って、お出迎えです。
幻想的な風景でした。
2回目の茶席の間には、茶菓子をいただきます。食事のときと同じ会場です。
鹿港の老舗、玉珍斎の干菓子(白は杏仁、茶色は緑豆)
甜湯は、五穀粥。
『四季茶會』
時間: 2010年 12月2日~5日
場所:台中創意文化園区ー雅堂館《茶席区》
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