台中市の台湾大道(中港路)にBRTが開通し、1年間は無料で利用できるので、夜はめったに行かない東海大学方面へ行ってみました。東海夜市は、日中しか行ったことが無く昼間は初めて。金曜日の夜、圧倒的に学生や若い家族連れでにぎわっていました。
一番賑やかな三叉路のあたりに行って何に人気があるのか観察していましたら、常に人が前に建っている屋台が「57號 地瓜球 8種口味」でした。
個人的に台湾でお気に入りの小吃の1つ「地瓜球」。「地瓜」はサツマイモのこと。これは日本には無い台湾独特の小吃。日本から来たお客様に食べてもらうと、みな初めての食感、味に感動します。ある人は、「高速のSAに売っていたら、絶対買って食べる」という方もいらっしゃいました。
二重中華鍋で時間をかけて揚げていきます。この鍋、欲しいなあと思ったこともあるくらい。この日の夜の気温は31度。蒸し暑い夜なので、体感温度は、もっと高く感じる熱帯夜。こんな夜に、180度いじょうある油鍋の前で、ひたすら地瓜球を作るお店の人は、手も足も真っ赤。原価は安いけど、手間のかかる小吃なんですね。
「地瓜球 専用中華鍋」 (台湾台中 おせっかい日記)
「地瓜球 できあがり」 (台湾台中 おせっかい日記)
8種類の味は、「元味」「タロイモ」「梅」「「いちご」「チョコ」「紫芋」「抹茶」で1個足りないんですが、紙で覆われているマスが一つあったのでが、どうもミックスのようです。3色ミックス。
サイズも小20元、中30元、大50元とリーズナブル。一人暮らしの大学生でも気楽に帰る小吃です。
小サイズを買ってみました。中には9個、元味が3つあり、他にいちご、梅、チョコ、タロイモなどが入っていました。
色だけかと思っていたら、案外味もちゃん名前の通りでした。
このお店の物は細長い形が特徴的(一般的には球形)。一口では大きすぎるので、二口でいただきました。
外はさっくり、中は半分空洞、半分がもっちもちの食感。お芋の甘さの他に、各色毎の味もします。
他にももう1軒、人気のお店がありましたが、この日はあきらめました。というのも、この地瓜球は、出来立てをいただくのが一番おいしく、時間がたつと、硬くなったり、油っぽくなるので、買ったらすぐ食べましょう。
次回挑戦予定のお店。ここは元味の地瓜球にいろんな調味粉をかけるタイプです。
台湾へ何度も来てくださって、ありがとうございます。九份にはまる気持ちは分かります。最近は人気あり過ぎて、人が多く、私が初めて行った頃のようなノスタルジックな雰囲気を味わえなくなってきたかもしれません。夕暮れから夜にかけて、阿妹茶館のある階段は風情がありますね。
他にも、台湾素敵な場所がたくさんありますので、ぜひ、またいらしてくださいね。