
先日、台中市在住の東山秀紅老師が1月に行われた日本人会台中支部婦人部会の総会で、自分の作品をチャリティ販売されました。
その時の売上金23000元余りに、更にご自分でも付け足しされ、総額26000元を、台中市大雅區にある私立の盲学校、惠明學校へ寄付されました。
この盲学校は、台湾でも珍しい私立の学校で、キリスト教関係の組織によって運営されています。
ここは、視力障害の子供、視力障害のほかにも障害のある多重障害の子供たちを全寮制で、その上無料で預かり、国民教育と同等レベルの教育をしています。ここの創設者で代表人であもあるシスターRuthのお人柄は素晴らしく、日頃宗教心の無い私でさえ、信じるもののある人の高尚なオーラを感じます。
私立なので、国からの補助もあまり多くなく、ほとんどが寄付によって運営されているとのこと。
すでに50年余りの歴史があり、数年前には校舎や寮の改修も済み、子供たちは清潔で安全な環境のもと過ごしています。台中在住の外国人女性の会「IWAT」も、積極的に交流をしています。
子供たちによる合奏も有名で、毎回好評です。
KUSOでも演奏会や活動の動画が見られます。
惠明學校URL:http://www.hmsh.tcc.edu.tw/
このホームページの左側に「惠明的KUSO版」があるので、そこをクリックしてみてください。
この日は、冬の晴れ間を利用して、外の芝生の上で、子供たちがのんびりとくつろいでいる所でした。
校舎にあるステンドグラス。
世界各国で大きな災害があると、そちらへの義捐金などの活動が盛んで、身近にいるこうした学校の存在が忘れられてしまいがちになります。
寄付をするということは自分の意思ですから、どこに寄付されるのも自由ですが、東山老師は、ここにいる子供たちのことも忘れずにいてほしいと、寄付以外にも、外部交流の時など、そばに寄り添ってほしいと願われています。
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