熊の手の焼印のある刈包(中華バーガー)。
中には、照り焼きチキンとトマト&レタスがサンドされています。
あまじょっぱさとジューシーなチキンの肉汁がフカフカでほんのり甘い中華饅頭(肉まんの皮部分のようなものです)に染み込んでいて、バクバク食べられます。
皮の部分は、普通(ミルク)、黒糖、全粒粉の3種類。
ソースは、マッシュルームソース(台湾のオリジナルきのこステーキハンバーグソース、甘め)55元、タイ風ソース60元、黒胡椒ソース55元、照り焼きソース60元、わさびソース55元、タルタルソース60元、ハニーマスタードソース55元の5種類。
中に具材は、チキンカツ、スパイシーチキンカツ、チーズトンカツ(+5元)、イカカツ(+5元)、フィッシュカツの5種類。
料金は、ソースごとに違うので、それが基準の値段。中の具によっては+5元になります。
この写真は、普通の皮に、照り焼きソース、チキンカツなので、60元。初めて注文する時は、理解できず???。ソースで値段が決まるっていうのも不思議な発想ですよね。
この熊の手バーガー、台湾のテレビや雑誌、新聞で何度も報道されていて、今や逢甲夜市の名物小吃。
この方がオーナー。このお店、もともと始めたお店から30メートルほど奥にはいった路地にあります。元のお店は、もうそろそろ賃貸契約がきれるので、新しいこの場所でイートインコーナーも作ってダブルでやっているそうです。
気さくなオーナーで、日本語も少し勉強中。この熊の手バーガーも日本を旅行中にひらめいたそうです。
私が、「東京ディズニーランドに行ったときに食べて、マネしたの?」
と聞いたら、「浅草とかで日本の伝統的な小吃をたくさん売っていて、それがとても人気があったから、台湾でも伝統的な食べ物をアレンジすればいいと思って、刈包が好きだったから、これを可愛くアレンジして、味を新しいものにしてみたんだよ」とのこと。
台湾でありそうでなかった熊の手の刈包。
奇抜な味ではなく、昔から普通にあったような懐かしく、それでいて新鮮な感じがします。
他にも仙草や愛玉を使ったデザートドリンク、ジュース、お茶類も充実しています。
逢甲夜市へ行ったら、ぜひこの味も試してみてください。
「熊手包」
台中市西屯區文化路127巷12號
電話:04-24513118
営業時間:11:00~23:00 休日前の夜は~24:00まで
☆文化路127巷は、逢甲路を逢甲大学前の手前の2件の有名な大腸包小腸販売の屋台のある逢20巷 (別名:便当街)を100m程進むと突き当たる道です)