先日、南投の清境農場へ行った際、合歓山の手前、「昆陽」まで足を伸ばしました。
天気が良く、日曜日ということもあって、マイカー、バイク、自転車とたくさんの客でにぎわっていました。夫は朝5時半に、ここまで朝日を見にひとりで来ました。そのときの気温は10度。それはそれは美しい朝焼けだったとか。(起こしてくれれば良かったのに、、)
この写真だけ見ていると、3000メートルも標高のある場所なのに、路がきれいになっている感じですが、ここまでくるには、けっこう道幅が狭かったり、見通しの悪いカーブの連続です。清境農場から花蓮の天祥までは、大型バスの通行は禁止。中型バスまでです。こんな山道でも、台湾式運転が多いので、往復するだけで、かなり体力消耗です。レンタカーで来ようなんて思わないでくださいね。
昨年からの自転車ブームで、自転車も多く、狭い路をブンブン飛ばす車とバイクをものともせず、黙々とペダルをこいで上っていきます。
ここの展望台から太魯閣国家公園の南投側の境界線が始まります。
「奇萊主峰 3605m」が目の前です。
この山は、いつも霧に包まれていたり、天気の変化が激しいので有名で、多くの登山家の憧れであり、なかなか登頂を許してもらえない山なんだそうです。昔からこのあたりに住む原住民の人々は、とくにこの山を神の住む山と恐れ、近寄ったりはしないそうです。
ここから10分ほど行くと合歓山荘があります。