今年の夏の完成した「天空之橋」。全長207mで、歩行者専用としては現在台湾で一番長い吊橋です。
八卦路からこの道へ入ります。一般の車両は入れないので、ここからみな歩きます。
ここの地名でもある「猴探井」の由来は、
「福山里西施厝399巷にある猴探井街は、1873年(同治12年)、この地の林さんのおばあちゃんが亡くなったときに、風水の良い場所にお墓を作って、そこから子孫の繁栄と幸福を祈りたいということで、大陸からわざわざ有名な地理師を招き、お墓の土地をさがしてもらうことにしました。この地に来てみたら、風光明媚な土地で猿たちが群れ集っていたので、きわめて良い「猴子穴」であることがわかり。林おばあちゃんのお墓をここにするようにと言いました。ここの谷の前には小さな峰があり、ここの深い谷が井戸のようで、ここに暮らす猿たちはこの井戸を探しているようだということで、「猴探井」と名付けたそうです。
とううことで、本当に井戸があるわけではありません。
カートがあって、一人片道30元で載せてくれます。300mほど歩くと、天空之橋の入口へ。
入口では、客引きが、「入口まで遠いから、カートに乗っていくと楽だよ」と言ってお年寄りを載せていましたが、入口に付くのは1分くらいなので、降りるときに「たったこれだけ?」と狐に鼻をつままれたような顔している人もいました。吊橋もあるので、ハイヒールなどはやめて、歩きやすい靴で行きましょう。
展示館の横にチケット売り場があります。50元。65歳以上、子供は10元。
ここから並んで吊橋の入口へ行きます。この奥には、歩道もあるのですが、みなさん吊橋が目的なので、行く人は少ないようです。
吊橋は一方通行。チケット売り場側から渡ります。
どう見ても、橋の上には、この人数以上の人がいるようなのですが、、、。
カウンターで数えているので、大丈夫でしょう。
こんな感じです。実際には、真ん中あたりがすごく混み合っています。
けっこう横揺れします。
最初と最後の部分は階段状。途中から平行な部分があります。
ガスがかかっているので、彰化市のあたりがぼんやりとしか見えません。
このあたりが、猿たちが探している井戸なんでしょうか。
下に渓流があるわけではありません。
後ろを振り返ると、こんな感じ。途中で少し写真を撮ったりしたので、約5分で渡り切りました。
反対側の吊橋のロープの基礎のある場所。至る所に猿の図案。実際、このあたりは猿はいないそうです。昔はいっぱいいたのでしょうが、鹿も猿も、ずいぶん前に人が暮らす地域には見えなくなったとか。
ここを渡った後、どこまでも続く屋台。小吃から日用品、野菜から果物、普段は見かけないものもあって、駐車場に戻るまで30分もかかりました。
天空之橋 (南投市)②へ続く
天空之橋 問い合わせ電話:049-2292556
2013年6月19日、問い合わせたところ、現在は、休みなく営業。ただし、不定期で、修理、点検保養日の日はお休み。また強風、地震などがあった場合も利用できません。