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台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

天空之橋  (南投市)①

2012年11月20日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

今年の夏の完成した「天空之橋」。全長207mで、歩行者専用としては現在台湾で一番長い吊橋です。


八卦路からこの道へ入ります。一般の車両は入れないので、ここからみな歩きます。
ここの地名でもある「猴探井」の由来は、

「福山里西施厝399巷にある猴探井街は、1873年(同治12年)、この地の林さんのおばあちゃんが亡くなったときに、風水の良い場所にお墓を作って、そこから子孫の繁栄と幸福を祈りたいということで、大陸からわざわざ有名な地理師を招き、お墓の土地をさがしてもらうことにしました。この地に来てみたら、風光明媚な土地で猿たちが群れ集っていたので、きわめて良い「猴子穴」であることがわかり。林おばあちゃんのお墓をここにするようにと言いました。ここの谷の前には小さな峰があり、ここの深い谷が井戸のようで、ここに暮らす猿たちはこの井戸を探しているようだということで、「猴探井」と名付けたそうです。

とううことで、本当に井戸があるわけではありません。


カートがあって、一人片道30元で載せてくれます。300mほど歩くと、天空之橋の入口へ。


入口では、客引きが、「入口まで遠いから、カートに乗っていくと楽だよ」と言ってお年寄りを載せていましたが、入口に付くのは1分くらいなので、降りるときに「たったこれだけ?」と狐に鼻をつままれたような顔している人もいました。吊橋もあるので、ハイヒールなどはやめて、歩きやすい靴で行きましょう。




展示館の横にチケット売り場があります。50元。65歳以上、子供は10元。


ここから並んで吊橋の入口へ行きます。この奥には、歩道もあるのですが、みなさん吊橋が目的なので、行く人は少ないようです。



吊橋は一方通行。チケット売り場側から渡ります。

どう見ても、橋の上には、この人数以上の人がいるようなのですが、、、。
カウンターで数えているので、大丈夫でしょう。
こんな感じです。実際には、真ん中あたりがすごく混み合っています。
けっこう横揺れします。

最初と最後の部分は階段状。途中から平行な部分があります。

ガスがかかっているので、彰化市のあたりがぼんやりとしか見えません。


このあたりが、猿たちが探している井戸なんでしょうか。
下に渓流があるわけではありません。


後ろを振り返ると、こんな感じ。途中で少し写真を撮ったりしたので、約5分で渡り切りました。

反対側の吊橋のロープの基礎のある場所。至る所に猿の図案。実際、このあたりは猿はいないそうです。昔はいっぱいいたのでしょうが、鹿も猿も、ずいぶん前に人が暮らす地域には見えなくなったとか。

ここを渡った後、どこまでも続く屋台。小吃から日用品、野菜から果物、普段は見かけないものもあって、駐車場に戻るまで30分もかかりました。


天空之橋  (南投市)②へ続く

 天空之橋 問い合わせ電話:049-2292556
2013年6月19日、問い合わせたところ、現在は、休みなく営業。ただし、不定期で、修理、点検保養日の日はお休み。また強風、地震などがあった場合も利用できません。


東埔温泉~沙里山渡假飯店

2012年11月04日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

虹彩瀑布の観光、そして簡単な昼食の後は、沙里山渡假飯店で日帰り入浴。
温泉街の真ん中にあり、日帰りで、それも水着無で大浴場が使えるのはここだけのようです。


土曜日の午後、ふらっとやってきたお客さんたちが部屋の値段交渉しています。


小さな島国台湾、、でも、山地はとても深く高く広いので、見どころも多いんですね。
地図だけ見ていれば、どこへでも行けそうですが、台湾の山間部は地勢に通じた人と一緒でないと難しいです。

話は、温泉に戻ります。
このホテルの7階にあるのが、男女別露天大浴場と個室式浴場。


大浴場の通路にロッカーがあり、その奥の更衣室の中に、鍵のついたロッカーがあります。
ここは、水着を着ても、着なくてもどちらでもいいそうです。


昼の2時ごろ、山の天気は薄曇り。
気温は、23度前後。温泉の温度は39度。山風が吹き渡るので、最初は寒くて、お湯の中にじっと浸かって体を温めました。湯の華がたくさん浮かんでいるのですが、さらっとした無色無臭の弱アルカリ性の炭酸泉。源泉は49~60度くらいといいますが、ここから出てくるお湯は、そう熱くなく(看板によると、45~48度)、露天なので、水温が低いのでしょうか。なるべく熱い場所を探しつつ、首までじっくり浸かって30分もすると、体の芯まで温まったようで、山を吹き渡る風も、寒さを感じない程度に。



温まり感が少し物足りないようではありましたが、台湾の中央山脈の山々を眺めながら、さわやかな風を感じて入る温泉は、また格別。

7階には、大浴場の他に、もう一つ、個室式温泉もあります。




ここが休憩所。ここの横に個室は10数部屋。
ここから温泉街が見下ろせます。

個室。指定されているわけではないので、自分の気に入った個室を利用できます。三角形の個室や窓のある個室もありました。

細長い空間。ドアを閉めてしまえば、水着無でもok。
ここは、熱いお湯を出していくと、かなり熱い温泉も楽しめます。

ただ、この中で着替えるのは、足元が濡れているし、熱い蒸気で持ち物も湿りそうなので、テクニックが必要です(って、どんなテクニックと聞かれそうですが。)


台湾で温泉旅行に行くときには、水着、スイムキャップ、シャンプーリンスやボディーソープ、マイタオル、防水の大小の袋、クロックスのような履物か、ビーチサンダル。マイ桶(バケツ型でもOK.入れ物代わりにもなるし、案外使い道があります)。ゴミ袋もあれば、これを下に敷いて、その上で作業もできます。これらを準備していけば万全でしょう。

台湾の温泉は、裸で入れる大浴場が増えてきたとはいえ、お風呂自体の設計や更衣室に関しては、日本人にとって使いにくいと感じる部分も多々あります。でも、それも台湾の温泉文化と割り切ってしまえば、それなりに快適です。

「沙里山渡假飯店」
     住所:南投県信義郷東埔村開高巷74号  
     電話:(049)270-2988

近日中に、台中発着の東埔温泉日帰りツアー(1名様から催行)を開始します。気軽に楽しい日帰り温泉&観光を楽しめる内容を調整中です。お楽しみに。詳しくは「東鴻旅行社 HP」をご覧ください。


東埔温泉~虹彩瀑布と情人谷~②

2012年11月02日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

最後の茶店から更に登っていきます。

しばらく行くと、

吊橋が見得ました。滝は近いかな、、と期待しつつ。

70mくらいはあるでしょうか。案外揺れが少ない虹彩吊橋。高所恐怖症の私でも大丈夫でした。




吊橋から、また登ったり下りたりしてしばらく行くと、小さな滝が見えて、そこ滝つぼ下の石のところに数人が休んでいます。





情人谷(恋人の谷)です。まあ、なんともロマンチックな。
きっと、ブヌン族の若い恋人たちが麓から上がってきてデートを楽しんだのでしょうね。

でも、ちょっと注意したいのは、ここに花がお供えしてあって、金紙を燃やした跡がありました。ということは、何か事故があったのでしょうか。ロマンチックな名前の裏にある、少しミステリーな雰囲気。ここでの水遊びは気を付けましょう。


裸足なので、石の部分が痛かったそうです。
上にある線は、山の水を引くためのパイプです。温泉街やここに暮らす人々の生活用水です。


水は澄んできれい。冷たくて、山歩きで汗をかいた後には、気持ち良かったです。

ここからすぐ上のところにあるのが、ゴールの虹彩瀑布。
 

       


近くまで行くと、滝の水しぶきがすごくて、マイナスイオンたっぷりな感じ。
虹がかかっているかと思って、太陽の位置などを見ながら、あちこちを移動してみましたが、虹にはなっていなかったです。残念。

行きは大変な道のりでしたが、帰りは下りがほとんどなので、15分もかからず戻ってきました。
この後、温泉街の食堂で飲んだビールのおいしかったこと、、、。

東埔温泉~虹彩瀑布と情人谷~②  終わり。

『2013年 年越し 苗栗2日間ツアー」
     http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-2013-myaoli.pdf
 2013年への幕開けは、苗栗の高級リゾートホテルで、レーザー花火ショーを見ながら迎えませんか?意外と知られていない苗栗の観光スポットを回り、山海の幸、温泉、古跡、老街をたっぷり楽しむ2日間です。お申込みはお早目に。





東埔温泉~虹彩瀑布と情人谷~①

2012年11月01日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

東埔温泉の温泉街の奥から歩道があり、徒歩で25分ほどで、情人谷と虹彩瀑布にたどり着けます。
とは言っても、看板は簡単なものばかり。このまま行ってこの先に何があるのだろうと不安になるような道のりもありますが、大方整備されていて、狭い場所でも階段なので、雨さえ降っていなければ、おすすめの観光スポットです。


警光山荘の横から始まる歩道。ここからスタート。
どこを指しているのかわからないような看板だったりしますが、とにかく上に上がっていけば滝にたどり着けます。


写真では見えないけれど、車道なのに、すごく角度がきつい坂が何か所かあります。


東埔温泉の観光案内ですが、実際に行くのはけっこう大変(汗;)


これから歩いて行く道のりです。
10月の半ば、快晴、気温23度、気象条件が最高ですが、けっこう汗だらけになりました。


警光山荘の上にある中型の温泉ホテル。ここまで車で来るのも、途中、すごい細く急な坂道で、看板無いし、初めて来た人が迷うだろうなあ、、と思いつつ。更に上に向かって歩いていきます。


かなりの急斜面。


次に整備された石段。


石段を登り終えたところに開けた場所が。ここに茶店一軒。


ここは有料駐車場もありますが、ここに駐車場があること自体、知る人は少ないでしょう。
ここまで車で来れば、少しは体力使わずに行けるかもしれません。


山で採れた霊芝(サルノコシカケ)。見事な大きさです。

この茶店から石畳の歩道がしばらく続きます。これも急な斜面。

少し山道をあがると、

源泉の温泉宿が。ここまで車で来れます。駐車場代も必要です。ただ、すごい道なので、運転も大変そう。

水着を持ってきていたなら、ここでも温泉に入れます。さらにここから100m。


雪が降ったときの、このあたりの風景。さすが玉山の麓。たいした暖房設備もなさそうなので、寒いでしょうね。台湾とは思えない風景です。

この温泉宿から少し上がったところに、もう一軒の茶店が。

東埔温泉~虹彩瀑布と情人谷~②

東埔温泉~虹彩瀑布歩道の茶店~山のごちそう、へ続く。

 


 


梅子夢工場園区

2012年10月26日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

台湾の最高峰、玉山(3952m)への登山口として、有名な東埔(トンプ)温泉。
名前は聞いたことがあるけれど、行ったことがあるという人は、台湾人の中でも少ないのです。
というのも、南投県の南東に広がる信義郷は、とにかく広大。
その広大な郷の中でも、はるか向こうの山間にある東埔温泉。以前は、台中からも2泊3日はかかったといいます。

そんな東埔温泉ですが、2003年に開通した国道3号線(通称:フォルモサ高速)で名間インターから水里郷まで30分、玉山遊客服務中心から約1時間で到着です。この水里から温泉まで行く道も、ずいぶんいい道路になって、快適に走れる区間も増えました。

水里郷の蛇窯園区のあるあたりから、信義郷へと入り、狭い商店街の道の、これまた小さな曲り角を曲がっていくと、そこからは、まっすぐ阿里山へ通じる新中横道路へ続く道路があります。濁水渓の支流沿いに、至る所で旧道から新道に変わり、走りやすくなっています。でも、場所によっては、狭くカーブのおおい旧道もあり、運転も大変です。

東埔温泉まで行く途中、ここ数年、台湾のメディアでも、何度も紹介されてる「梅子夢工廠」があります。
園区の中心にある「梅子酒荘」。


数年前に台湾でも大ヒットした映画「海角七號」に出てくる「馬拉桑」という小米の蒸留酒はここで作られているんですよ。私もここに来て、初めて知りました。その代表的な小米酒(蒸留酒)や、梅酒など試飲もできます。ここのカウンターの原住民のお兄さん、すっごく愛想のいい人でした。

「馬拉桑」紹介:http://www.hsinifa.com.tw/wine3.html

おすすめのお土産は、いろいろなお酒のミニボトルセット。入れ物もなかなか良かったです。(写真を撮るのを忘れてしまいましたが、、、、)

ミニボトルセットなどの紹介:http://www.hsinifa.com.tw/wine3-16.html

他にも、信義郷の農協で農家の人と研究開発した梅酵素を利用した飲料とか、キャンディ類など、お土産の酒類はかなり多いくて、値段も手ごろなので、あれこれと選ぶのも楽しいです。


いわゆる「烏梅汁」ですが、無糖だそうです。想像するだけでも、口の中が酸っぱさで唾液いっぱい


1つ130元で、3つで300元。こうなると3種類1つずつ買ってしまいます。商売上手、、、。

外では、近所の農家の女性が、自分のところで採れた野菜や果物を販売。売切れたら帰ってしまうので、夕方、帰りに立ち寄ったときは、みんな帰った後。


信義郷では、葡萄の栽培も年々盛んになってきたそうです。
春冬の梅、夏秋の葡萄、トマトといったところでしょうか。

葡萄の紹介:http://www.hsinifa.com.tw/act/index.html

  
これらも、ここのキャラクター。信義郷は、ブノン族とツゥオ族が多く暮らすエリアです。
ここの2階には、原住民の歴史や文化を紹介した展示コーナーもあるので、興味のあるかたへ、ぜひ、2階へ。


名前が「上等氷」というアイスのキャラクター。「氷」と「兵」の読み方が同じなので、「上等兵」という意味をかけているのだと思います。でも、兵隊さんらしくないし、一体なんだろう~と。
で、一個食べてみました。



純果梅汁と梅精酵素の2種類。1個35元。


なぜか半分溶けているみたいなアイス。冷凍庫が壊れて、解凍してしまったものを再冷凍したのかと思って店の人に聞いたら、このアイスはこういうもんなんですって。

上に載っているのは、漬け込んだ梅の実。甘酸っぱく、歯ごたえも、半分サクサク、半分やわらか。

絶対ここでしか食べられないアイスでしょう。子供にも不評でしたが、私はこの味、好きです。

他にも、カフェや酒蔵もあるので、ここでのんびり過ごすこともできます。
この先、温泉へはまだ距離があるので、ここでトイレ休憩というのが一般的ですね。

「梅子夢工廠園區」
     住所:南投縣信義鄉明村新開巷11號
     営業時間: 08:00~17:00  年中無休
     URL:www.hsinifa.com ←最初のページにある動画(4話)、けっこう面白かったです。

 

 


Lita's Paradise  三義の油桐花客家料理民宿 ②

2012年04月25日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

宿泊した日、夕方到着すると、本棟のロビー兼レストランで台湾の華視(テレビ局)のドラマ撮影をしていました。『愛在桐花』という連続ドラマ。
この女性が、このドラマにでてきた「小嫻(本名:黄瑜嫻)」。
休憩のときに、他のお客さんと記念撮影していたので、ミーハー心だして写真を1枚。
台湾のドラマってほとんど見ないので、だれがだれだか。
でも、ここ『娟夢田』では、ドラマの撮影ロケ場所以外にも、観光局のPR広告撮影や取材など、メディアでもたくさん紹介されたそうです。


撮影の間、私たち宿泊客も中に入れません

この日は、他にも許恵欣や修杰楷も撮影に参加していたようで、マネージャーさんたち、外の警護にピリピリ。後でわかったんですけど、台湾でとても人気のある俳優さんたちなんですね、、、。

民宿の周囲を散歩したりして、夕食後、ライトアップされた庭を散策。
三義の山奥、本当に静かな場所で、カエルの声のほかには何も聞こえません。
この日はあいにく曇りで星空もよく見えませんでしたが、天気が良い夜は、星々のきらめきがすごくよく見えるそうです。




まだ撮影中、、、。


宿泊した4人部屋は、本棟の下の方にあり、1部屋ずつ建っています。
カーテンを開けば中も丸見えですが、朝早くカーテンを開けると、朝日がたっぷりと入ってきて気持ちよく起きられました。

『娟夢田』~Lita's Paradise~
     住所:苗栗県三義郷龍騰村
     電話:037-878388  
     URL: http://www.zjmt.com.tw

今は油桐花の季節。油桐花前線はこのURLで見れます。
http://tung.hakka.gov.tw/0000028/article-0000833

苗栗は今がまさに花盛り。花の命は短いので、時間ができたら、ふらっと苗栗に山城へ出かけてみませんか?
今おすすめなのは、「南庄老街散策と獅頭山」1日ツアーです。大人1500元、昼食付。
今月末までが見ごろです。お申込みはお早目に。
http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-tour05.pdf


Lita's Paradise  三義の油桐花客家料理民宿 ①

2012年04月24日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

私の行きつけのレストラン「美濃客家菜」のオーナー、邱娟さんは、日々忙しい仕事をこなしながら、静かな自然の美しい場所に自分の別荘を持つのが夢だったそうです。
3年ほど前に、「三義の山奥に別荘を建てたから、遊びに来て」と言われ、ずいぶんたった去年の3月末にようやく泊りがけで出かけてきました。

 

  

台湾鉄道縦貫鉄道山線(三義地区)の旧線路の奥にある民宿。
自分の夢だったので、名前もそのまま「娟夢田」。

旧山線のこの線路は、現在使用されていませんが、苗栗の観光イベントの際、特別電車を走らせることもあります。この線路、右にずっと歩いていくとトンネルを抜けて15分ほどで「騰興站」に到着し、任期の散歩コースになっています。(*完全に廃線になっているわけではないので、電車の運行のある日は危険です)

この方がオーナーの邱娟さん。高雄の美濃區出身の客家人。
見た目や事業に関してはゴッドマザーですが、本来は家庭的な仕事が好きな働き者の典型的な客家人のお母さんです。台中のお店でも、開店当時から売上で基金を作って、定収入家庭の給食費補助(毎月数名の子供の補助を現在もしています)や母子家庭のお母さんや子供を積極的に雇用。スタッフとも家族のような付き合いをしています。私より2歳年上なだけなんですが、她を話ていると偉大な母性を感じます。


普段は台中で暮らしていますが、午前中はここに来て、有機野菜の畑の世話や庭の花草の手入れをしています。こうしてのんびり本を読んだり、取ってきた野菜の下処理をしたり、自分の生活を楽しんでいるのがわかります。


業者が手入れしていますが、普段の細かい世話は她とお店のスタッフがしています。
四季折々の草花や木陰を作る木々。


本棟の横にある中庭の池。
カエルやメダカがたくさんいます。


離れにある4人部屋。このタイプの部屋が4棟。
2人部屋は本棟の上に4部屋。
一度に多くの宿泊客を取らないで、お客様が自分の別荘で自由にくつろぐというコンセプトだそうです。

1泊2食で、料金はHPを参考にみてください。

夕食は、お任せ客家料理コース。
この日は親子3人なので、その分の量が次々と出ていきます。


芙蓉豆腐の天麩羅。甘いソースがかかっています。
真ん中はパッションフルーツのジュース。ソースだと思ったら、普通に飲んでと言われ驚き。
シェフのオリジナルだそうです。


蟹爪のフライ。


照り焼きチキン。


客家の伝統的スープ。(豚の三枚肉と福菜の煮込み)


菜の花とブロッコリーの中間のような野菜の炒め物。
その時期自分の畑で採れた野菜を主に使います。
そういえば、オーナー、この野菜の根っこやら葉っぱやらきれいにちぎって下処理していました。
ほろ苦い味が菜の花、食感はブロッコリー。


豚の角煮です。ご飯がすすみますね。

食事は本棟のメインダイニングでいただきます。

『娟夢田』~Lita's Paradise~
     住所:苗栗県三義郷龍騰村
     電話:037-878388  
     URL: http://www.zjmt.com.tw

今は油桐花の季節。油桐花前線はこのURLで見れます。
http://tung.hakka.gov.tw/0000028/article-0000833

苗栗は今がまさに花盛り。花の命は短いので、時間ができたら、ふらっと苗栗に山城へ出かけてみませんか?
今おすすめなのは、「南庄老街散策と獅頭山」1日ツアーです。大人1500元、昼食付。
今月末までが見ごろです。お申込みはお早目に。
http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-tour05.pdf


瑪利MAMA  ~台中市政府の中のパン屋さん~

2012年04月22日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

2010年末に台中市と台中県が合併し、大台中市となり、中港路には、ものすごい大きなガラス張りの市庁舎が業務を始めました。普段は、外の広場で、各時期に合わせたイベントをしていたりするので、出かけたことがあります。
普段の生活で、戸籍や税金、其の他の市民生活に必要なことは各區の戸政事務所で間に合うので、この中に入ることはなく、どうなっているのか知りませんでした。
昨年末、息子の学校の社会科見学の際、市庁舎を訪問する際、父兄も参加可能でしたので、行ってきました。
西館ロビー。
東館、西館とも、館内は吹き抜けで、白を基調としたデザインで、明るく開放的です。
文化の城市と称する台中市の顔になりますからね



西館の1階に、台中市広報ルームがあります。台中市の遺跡の紹介から現代までを紹介したこの部屋、目で見る資料が充実しているので、台中市のことが時系列で理解できます。

開放時間は、平日(月~金)9~17時です。無料。

時光隧道(タイムトンネル)風。

中に入ってみると、、、



こんなものも。遺跡発掘調査ででてきた模型かなにかです。


中では、台中紹介の映像を見ることができます。
初めて台中へ来た方に台中をざっと紹介するにはいい場所かもしれませんね。
ただし、官公庁なので、土日は閉まっています。

この向いにあるのが、『瑪利MAMA』。中でコーヒー、軽食も利用できます。

焼きたてのパンが運ばれるには1日2回。10時と14時だったと思います。
(入口にパン搬入の時間が書いてあります。日によって多少前後するそうです。)


店の奥にはカウンター席(ここから市政府広場や中港路が見えます)やテーブル席があります。

セットメニュー(90元だったかな?)。サンドイッチの単品も販売しています。
他にパスタやグラタンなどのメニューもありました。

ケーキセット。(ベイクドチーズ単品でも販売しています)


私の一押しお気に入りのパン 外側はチョコレートシフォンケーキみたいなふわふわ部分、中の白いのは食パンみたいな食感で、中にほんのり甘いバターがサンドされています。ふわふわほろにがチョコとしっとりもっちりパンのコラボ。台湾では、この形のパン、あちこちのパン屋さんで販売しています。
名前は「巧克吐司(チョコトースト)」だったかな、、、。売っているときは、中が見えないし、似たような商品が並んでいるので注意して選んでくださいね。

けっこうはまる味です。
一粒で二度おいしいっていうパンですね。
けっこうな大きさで、80元だったか70元だったか。

平日しかやっていないし、市庁舎の中なので、「買う」と気合い入れて買いに行かないといけないので、なかなか行く機会がありません。行っても、時間によっては、このパンがまだ入荷していないことや売り切れの時も。毎回3本は買い、同僚や友人にプレゼント。

おやつに良し、朝食に良しと、評判いいです。

台中に初めて来られた方や、友人親戚が来られたら、ここへ案内して、台中市を紹介するとともに、広々とした景色を楽しみながらお茶したり食事するのもいいですね。けっこう穴場です。

このパン屋さんの母体は、「瑪利亜社会副利基金会」という身障者支援団体です。
パンを作るのはもちろん、店内でも、ここの基金会にいる身障者の人も働いています。

:『瑪利MAMA』 
  住所:台中市西區中港路二段89號  市政府大樓 西館1階
  電話: 04-2251-7909
  営業時間: 平日 07:30~18:00頃




 

 


阿里山と周辺観光 ⑦ 東埔温泉周辺

2012年04月15日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル


南投県信義郷の東埔温泉入口の橋、「東埔日橋」、奥に見えるのは、「東埔月橋」。
この日橋の手前左側には、周辺に昔から暮らしてきたブヌン(布農)族の伝説を書いた石碑があります。


昔、2つの太陽の順番にのぼり、24時間日に照らされ住民が苦しんでいたので、ブヌン族の英雄がその1つの太陽を弓矢で打ち、月に変えたという伝説。その伝説から今でもブヌン族は4時間単位の生活リズムがあるという話。


ブヌン族の伝説では、昔から天上にいる神様を一番で、その神様が世の中の善悪をはじめ、すべてのことを司ると信じています。動物も植物も神様の采配で人が生まれ変わりであるので、動植物を人間同様に扱うのだそうです。


百歩蛇(ヒャッポダ)の伝説。昔、部族の中に夫のために素敵な衣装を作りたいと思った女性が、子供の百歩蛇を借りてました。その体の模様をデザインしていたとき、子供の蛇が死んでしまったので、蛇の一族は怒り、ブヌン族を攻撃し、お互い長い間戦い、多くの死者がでました。数世代の戦いののち、双方の話合いで戦いに決着がついたそうです。


この橋も、ブヌン族の象徴でもある百歩蛇のデザインが施されています。

そのほかにも、ブヌン族のおならの話など、書いてありましたが紹介しきれないので、興味のある方は、ここで休憩したときにでも見てください。

この橋の横には、大きなパーキングがあって、東埔吊橋を渡ることができます。

この橋を渡った先には、東光があるそうですが、そこまで少し歩いて行かないといけないようです。
私は高所恐怖症なので、息子に行ってもらいました。渡ったすぐの場所には、何もなかったそうです。

けっこう長い距離です。


橋の上から下をのぞくと、、、、
紅葉のころはきれいかもしれませんね。


東埔温泉郷は、ここから更に車で20分ほど行った場所で、温泉街のようになっています。
そのほかにも、最近できた新しい温泉施設もあります。

玉山に登山した後や、八通關古道、乙女瀑布などの瀑布景色が好きな方には、おすすめです。
ただし、各スポットを巡ろうと思ったら、現地のタクシーをチャーターするか、自家用車で行くことをお勧めします。地図では簡単に行けそうに見えますが、実際の道は、狭く、標識も整備されていないので、林道に入ったりと迷子になりそうでした。

今年の夏前には、東埔温泉とその周辺観光の1泊2日ツアーを企画中です。
興味のある方は、東鴻旅行社のHPをチェックしてください。

 

東埔温泉:弱アルカリ性の炭酸泉。飲用も可能で、胃腸病や筋肉痛、皮膚病に効能があるとされます。玉山登山の後先、大自然を眺めながら、台湾のど真ん中の温泉に浸かって、大地のパワーを取り入れてみましょう。

南投県信義郷の東埔温泉は、水里や集集から員林バスで行くことができます。バスはマイクロ型で、信義郷の街中からずっと玉山を目指すように整備された道路を走ります。東埔温泉エリアに入ると、道幅はぐっと狭くなり、カーブも増えてくるので、車酔いしやすい人は、事前に酔い止めなどを服用しておかれた方がよいでしょう。
員林客運: http://www.ylbus.com.tw/ie/p03.htm

 

東鴻旅行社では、阿里山と新中横道路を通り、玉山山脈の景観、日月潭も2日間で楽しむ台湾中部の2大スポットを日本語ガイドとともに回るツアーも受け付けています。東埔温泉も見学(希望者は追加料金が必要ですが、日帰り温泉も入れます)
1人様でも行けるよう、料金やコース内容の相談も可能です。
詳しくは、こちらをご覧ください↓
http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-tour-toko01.pdf

お問い合わせは、東鴻旅行社まで。
 masae@t-holiday.com


阿里山と周辺観光 ⑥ 新中横道路と玉山国家公園

2012年04月04日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

嘉義から阿里山へ行った場合、帰りは南投方面へ下りていくルートにすると玉山国家公園を通る新中横公路を行くことになります。この公路は、別名「玉山景観公路」とも言われ、いろいろな角度から玉山を見ることができます。

こんな景色がしばらく続きます。
時々車を止めて、風景を見ながら、阿里山のコンビニで買ってきたコーヒーを飲んで来ました。

そういえば、前は阿里山にもスターバックスがあって、清境農場にあったスターバックスを抜く海抜にあるということでしたが、もう閉店していたようです。でもセブンイレブンのコーヒーでも申し分ありません。2杯目半額なんていうお得なキャンペーンも時々しています。

たぶんこの写真の真ん中にあるのが玉山でしょうか。
こんなんじゃ台湾国家資格あるガイドとしてだめですね
ちゃんとわかるよう、調べておきます。

塔塔加遊客人中心(ビジターセンター)を過ぎると台湾ヒノキの夫婦樹があります。


1963年の山火事で焼け残ってこんな姿になりました。。
でも、その姿は、いつまでも仲睦まじい老夫婦のようでもあります。

ブヌン(布農)族の伝説では、愛し合う若い二人が親に結婚を反対され、このちっかうから身を投げて心中したのち、こうして寄り添って生える台湾ヒノキに生まれ変わったそうです。ロマンチックですね。



天気の良い日だったので、どこまでも見渡せる景色に感動しながら、約1時間半で東埔温泉付近まで下りてきました。ここは南投県信義郷です。


このあたりになるとい海抜も1000m前後なので、こういう花も道の脇にたくさん咲いています。




この左にあるの右側と手前は、2010年の88水害の際に、流されてしまいました。

この土砂崩れの後が、まだそのままになっています。この反対側(自分が立っている場所)は、新しく道路ができていました。
そのを過ぎてまた少し山に戻るように東埔温泉へ向かいます。

 

東鴻旅行社では、阿里山と新中横道路を通り、玉山山脈の景観、日月潭も2日間で楽しむ台湾中部の2大スポットを日本語ガイドとともに回るツアーも受け付けています。
1人様でも行けるよう、料金やコース内容の相談も可能です。
詳しくは、こちらをご覧ください↓
http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-tour-toko01.pdf

お問い合わせは、東鴻旅行社まで。
 masae@t-holiday.com