慈雲寺に向かう小道にある円形になった切り株を見て、「森のレストラン」と言った息子。
なるほど、切り株が椅子のように見えますね。
そこから先、見晴らしのいい場所に「慈雲寺」があります。
1919年、日本の曹洞宗管長の日置默仙師が開発初期の阿里山を訪れた際、インドの霊地に似ているということで、ここに修行の場として建築されたそうです。訪れた日は、なかに尼僧がおられて、お菓子の試食品を出してくださいました。阿里山のわさびスナック(100元)。息子が気に入ったので、1袋買いました。
団体の観光客らは、ここまでは来ないようで、静かな境内で、目の前に広がる山々の景色を眺めていると、ここ
にお寺を建てられたのもわかる気がしました。それにしても、100年も前に、ここでお寺を作られたとは、、。
慈雲寺紹介: http://tyn.myweb.hinet.net/
ここから戻り、受鎮宮へ戻る道順のところに小学校がありました。
以前、ここは香林中学校でしたが、学生がいなくなったので、受鎮宮に前にあった小学校が、ここに移りました。ここなら静かな環境で勉強できるでしょうが、毎日多くの観光客にのぞかれているようで、落ち着かないかもしれませんね。
この近くに「三代木」があります。
長い時間をかけて、終わった生命の上に新たな生命が芽吹き、又終わり、と考えるだけで、目の前の一代目の木の時代にタイムスリップしような気分でした。
しばらく行くと、こんな切り株もあります。中は空洞で、おうちのようなので、入ってみました。
天井部分はこんな感じ↓
森の動物になった気分が味わえます。
こうしてぐるっと神木、巨木の散策路を回って、受鎮宮へ。ここから園内のシャトルに乗って、大駐車場へ。
阿里山は、森林鉄道で有名ですが、ここ何年か、夏の台風シーズンの大雨で老朽化した部分や、地盤が崩れ、何度も修理をしましたが、現在は修理途中なのか、まだ開通していません。ループやスイッチバック、段階的に変化する植物の生態系などが素晴らしいのですが、安全のため再オープンは未定です。
車をチャーターするか、ツアーに参加するのが一般的ですが、嘉義駅からバスもでています。
時間位余裕のあるかたは、公共交通機関を利用して阿里山を楽しむこともできますが、東鴻旅行社では、阿里山と新中横道路を通り、玉山山脈の景観、日月潭も2日間で楽しむ台湾中部の2大スポットを日本語ガイドとともに回るツアーも受け付けています。
1人様でも行けるよう、料金やコース内容の相談も可能です。
詳しくは、こちらをご覧ください↓
http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-tour-toko01.pdf
お問い合わせは、東鴻旅行社まで。 masae@t-holiday.com