筆者の業務が一段落したので又ブログを始める。まず始めにやはり安倍首相の言動であるがこの間集団的自衛権に関し“国民の命を守る為である“等発言しているが、これを聞いて些か、かなり奇妙なのは当面“戦闘“に 参加させられるのは自衛隊員である。この間の国会答弁でもホルムズ海峡に機雷が敷設されたら自衛隊員を派遣して除去対応をすると言っている。しかしこれは誰でもわかるが戦闘中の国が機雷を敷設した事にたいしどこかの軍隊がそれの除去を始めるならそれは明らかに戦闘行為である。機雷を除去する自衛艦に直ぐにでも対艦ミサイルが飛んでくるかもしれないし、あるいは又航空機による攻撃を受けるであろう。“かもしれない“ではなくこれは常識的にみて戦闘であるので、反撃が来るのは当たり前であろう。
そうすればそれに対する自衛隊側からの反撃を又行う事になるであろう。かくて戦闘は一挙に広がる可能性を否定できない。対艦ミサイルで攻撃されたら自衛艦にも大きな被害はであるであろうことは想像を要しない。この時点で自衛隊側に死傷者も出るであろう。
首相は国民の命を守る等いっても自衛官をどう守るかの発想は殆ど全く無い。“集団的自衛権“を“閣議決定“した時に記者会見で記者から“流血の状態になるのでは“と言う質問が出たが首相はそれに何も答えず其の場を去った。
この人は都合が悪くなっておいこまれるとダンマリ戦術を使うことがある。前回衆議院選挙の時のテレビ番組で消費税の値上げに賛成か反対かを問われどちらにも賛成の札を出さなかったことがある。それでいて選挙が終わればたちまち増税“断行“である。この集団的自衛権でも首相の本音は自衛官から犠牲者が出てもやむを得ないと言うのが本音であろう。(もしこれが“中傷“だと言うなら公の場で否定すべきである。)
この経過から言うなら安倍内閣は“改造“なるものを行ったが、言葉ははっきり言えば“戦死黙認内閣“ではないのか?大臣になって嬉々としている諸国会議員の皆さんは自分たちが今何をしようとしているのか寝る前の静寂の時によくよく考えるべきであろう。自分たちが付き従っている首相がいったいどういう人間であるのかよくよく考えるべきである。引返す事ができるのは今のうちでしかない。