紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

3k産業の印刷業

2012年05月29日 19時06分54秒 | 日記
印刷業会「危険・きつい・汚い」3kの内の「汚い」分野での、労災認定(同じ印刷会社4名の従業員が、同じガンで死亡)が話題になっています。カラー印刷では、オフセット印刷が通常で、版を取り変えて別の印刷を行う時には、架け替える版や、シリンダーの「インキの付いた場所」の拭き取り「掃除」を丁寧に、丁寧に行っています。溶剤を使って拭き取るのですが、溶剤は「揮発性」ですから、体内に取り込まれる事象となっています。特に、「校正刷り」を引き受けている会社は、何度も、何度も版を「短時間中」に取り変えるので、「溶剤の使用頻度」が最も高いのです。「綿ぼろ」(化繊の布は油を吸わない)を使って拭き上げるのですが、ぼろ切れは、ぼろ切れです・・・衛生的にも汚いので、使い捨ての「不織布」を使いだしている所も多くなってきました。カラー輪転機の印刷では、巻取にした拭き上げ用の「不織布巻取」が、カラー輪転機にセットされるようになり、販売されだしています。・・・ところで、やっとこさです、賢いですね、円と元の交換が「ドル」を仲立ちにした手数料を取られるやり方だったのですが、6月から、直接交換になったそうです。でも、です、未だ馬鹿な事をやってる分野が有ります・・・それは、天然ガスの購入単価を「原油の市場価格」に連動さしているので、日本は、世界一高い天然ガスを買わされているのです。原油が60ドル近辺だった時なら兎も角、今や原油は100ドルを越しているのですから「天然ガス市場価格」から見れば、完全に馬鹿みたいです。写真は、27日の牧野植物園です。「草を褥(しとね)に、木の根を枕、花を恋して90年」牧野富太郎博士。今日はジムの休館日。

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