tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

田中利典師の名言集(11)「有り難い。目覚めることが有り難い。朝日が昇ることが有り難い。ここ(地球)に生かしていただいていることがただただ有り難い」

2023年08月14日 | 田中利典師曰く
田中利典師は「言葉を重ねる」として全6回、「言葉を綴る」として全5回、Twitterで発信された名言のまとめをブログ「山人のあるがままに」に連載されてきた。しかし今回の「言葉を綴る(5)」(2012.6.25 付)で、一旦終了となる。そうは言っても、今も時々Facebookに「今夜の一言」をお書きなので、いつかまた、まとめられるかも知れないが。

タイトルに掲げた言葉は、明石家さんまの「生きてるだけで丸もうけ」や、吉田拓郎の「朝日がサン」(朝日がサン おはようサン 社会のみなサマ おはようサン…)に通じるものがありそうだ。では、全文を紹介する。

言葉を綴る(5)
おはようございます。今朝書いたばかりのつぶやきも含めて、まとめてみました。言葉を綴る…パート5 をお届けします。

「思い通りにならないことをじっと耐えることが魂を成長させる。だだっ子がわがままを我慢するよう躾(しつ)けられるように」
~いくつになっても見果てぬ夢がある。理不尽なくらいかき立てられることもある。しかし全てを手にすることはできない。そしてそれを学ぶことが魂を成長させるのかもしれない。学びは終わらない。

「自分の周りで起きることの全ては自分に起因していると受け止めること。そして、それが出来てもなお人生は生きにくい」
~恵まれた人生を送っていると思う。有り難いことである。そう思うことも気の迷いのようなものだとわかっているが、常にプラスに受け止めた方がいいに決まっているのだから。

「感謝と懺悔。これさえあれば大体のことは乗り越えられる」
~そう思っていてもなかなか感謝と懺悔が言葉に出来ない。ありがとうございます、貴方のお蔭です、私が至らないばかりに…と口に出る前に、なんでそうやねん、おまえはあほか、これだけしてやったのに…と言って暮らす毎日なのだ。

「人間はすぐ調子に乗る。でも調子に乗れないと人間は大きくなれない。そして調子に乗り過ぎると終わってしまう」
~人間は調子に乗るから、より上に行けるのだと思うけど、乗りすぎるとすぐに自分が見えなくなって終わってしまう。そこが難しいと改めて思う毎日暮らしだ。

「非日常から日常へ…。そういう行き来が当たり前だとわかっていても、日常に埋没するのはいやですね!」
~もうなんにも言いません。非日常の毎日は楽しかったのかもしれません。日常にいつか戻らないといけないのです。でも日常ってやはりつまらない毎日で、そしてとても大切な毎日なのです。

「有り難い。目覚めることが有り難い。朝日が昇ることが有り難い。ここ(地球)に生かしていただいていることがただただ有り難い」
~朝陽を浴びながら、新緑の山中を走っていて、つくづくとそう感じた今朝…。世の中ではおぞましいことが起こり続けているけど、やっぱり生きていることは有り難い

「時が人をしばり、時が人を癒す。真実は移ろうことのみ。時は残酷にして、救いでもある。ただ、移ろうことに身を任すのみ」
~時計がなければこの世に時間は存在しない。ただ移ろいのみが流れていく。せつなさも、喜びも、苦しみも、楽しみも、ただ移ろう人生。今日咲き尽くす一日の花。

「嬉しいと笑う。悲しいと泣く。健康に生きている証拠である」
~ちょっとのことでも人の心は大きく動く。楽しいと笑うし、辛いと泣きたくなる。そういう毎日を生きている。みんなといるから生きていけるのだと、みんなの笑い声を聞きながら思った。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 璉珹寺(れんじょうじ)「女... | トップ | 忌部(いんべ)氏(斎部氏)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

田中利典師曰く」カテゴリの最新記事