「奈良ちとせ祝(ほ)ぐ寿(ほ)ぐまつり」と銘打った「大立山(おおたてやま)まつり2020」は、1月25日(土)と26日(日)に開催される。パンフレットは、こちら(PDF)。同まつりの公式HPによると、
2020年1月25日(土)・26日(日)
25日(土)11:00〜19:00/26日(日)11:00〜18:00
※25日(土)は若草山にて山焼き同時開催予定
平城宮跡朱雀門ひろば周辺 入場無料
※イベント来場者の駐車場はございません。会場へは公共交通機関をご利用ください。
今年も平城宮跡で大立山まつりを開催!
今回は、大立山(四天王)や県内各地域の立山の展示をはじめ、県内各市町村や他府県の伝統行事などのステージ、県内各地域から選りすぐりの美味しい特産品などを販売します。また、こども縁日や奈良の歴史・文化に関連した体験企画などもあり、1月26日には初開催となるリレーマラソンも初開催されます。
現在、初開催となるリレーマラソンのランナーを募集中!!
世界遺産を走ろう! 平城宮跡リレーマラソン in 大立山まつり
参加申し込みは、コチラ!
このまつりについて、奈良まほろば館で海龍王寺・石川重元住職(同まつり実行委員会会長)の話を聞かれた幸野哲也さん(埼玉県在住)は、ご自身のFacebook(1/5付)にこのように書かれていた。石川会長の思いがよく伝わる文章なので、ここに貼らせていただく。
今日(1/5)は、14時から奈良・海龍王寺の石川重元住職による講話を聴きに、日本橋の「奈良まほろば館」を訪れました。
演題は「古代から令和へ受け継がれる祭事」
石川住職は「大立山まつり2020・奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」実行委員会会長を務められるなど、僧侶らしからぬ(失礼)行動力で活躍されている方です。
この講演の趣旨として、石川重元住職は「祝ぐ寿ぐまつりの会場である平城宮跡は、奈良時代、様々な儀礼儀式が執り行われてきましたが、ルーツ(歴史的文脈)を上手にアレンジ(再構成)したうえでの情報発信ができていませんでした。確かな歴史的文脈の上に脈絡のあるイベント(まつり)を実施することで古代が彷彿され、イベント(まつり)の場所が、さらに魅力的になると考えましたので、平城宮での儀礼儀式を取り入れたまつりに模様替えをいたしましたが、このような考えに至った経緯について、皆様にお伝えできれば」ということで、礼冠・礼服に身を包んだ女帝(称徳天皇)役の中島志佳さん(奈良市観光大使、第24代ミス奈良)とともに、来る1月25、26日の両日、平城宮跡朱雀門広場を中心に開催される〈大立山まつり;奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり2020〉のバックグラウンドなどについて熱くお話になりました!!
このイベントは5年前に始まったそうですが、最初は(1300年の歴史の重みがある)奈良のまつりとして、報道機関からも相当批判された。そのとき石川住職は外から見ていて、こうしたイベントが歴史的な文脈に則って行われているのか、その理解の下に現代的な解釈をしているのか、といった面で忸怩(じくじ)たる思いを持ったそうです。その後、縁あって石川住職に実行委員会会長就任の依頼があり、それ以降、石川住職のバイタリティー溢れる企画力、調整力が発揮され、今はその歴史の重み・意義を踏まえた、人の心を動かせる、リアルなものに進化している由。
いずれにせよ、昨年、平成から令和への御代替わりがありましたが、それに伴う儀式の原点は(平安京の時代ではなく)奈良天平時代の平城宮大極殿での各種儀式、「朝賀の儀」をはじめ、七夕を起源とする「乞巧奠(きっこうでん)」、「新嘗祭」や「大斎会(ごさいえ)」などにあることに思いを馳せてほしい、ということに今日の講演の主眼があったと思います。このイベントは注目したいですね。
このイベントは読売新聞(1/6付)でも「巨像展示や伝統行事披露」と紹介され、石川会長は「歴史への感謝を忘れず、訪れた人に古代の歴史を感じてもらいたい」とコメントされていた。皆さん、1月25、26日の両日は平城宮跡朱雀門広場に足をお運びください!
2020年1月25日(土)・26日(日)
25日(土)11:00〜19:00/26日(日)11:00〜18:00
※25日(土)は若草山にて山焼き同時開催予定
平城宮跡朱雀門ひろば周辺 入場無料
※イベント来場者の駐車場はございません。会場へは公共交通機関をご利用ください。
今年も平城宮跡で大立山まつりを開催!
今回は、大立山(四天王)や県内各地域の立山の展示をはじめ、県内各市町村や他府県の伝統行事などのステージ、県内各地域から選りすぐりの美味しい特産品などを販売します。また、こども縁日や奈良の歴史・文化に関連した体験企画などもあり、1月26日には初開催となるリレーマラソンも初開催されます。
現在、初開催となるリレーマラソンのランナーを募集中!!
世界遺産を走ろう! 平城宮跡リレーマラソン in 大立山まつり
参加申し込みは、コチラ!
このまつりについて、奈良まほろば館で海龍王寺・石川重元住職(同まつり実行委員会会長)の話を聞かれた幸野哲也さん(埼玉県在住)は、ご自身のFacebook(1/5付)にこのように書かれていた。石川会長の思いがよく伝わる文章なので、ここに貼らせていただく。
今日(1/5)は、14時から奈良・海龍王寺の石川重元住職による講話を聴きに、日本橋の「奈良まほろば館」を訪れました。
演題は「古代から令和へ受け継がれる祭事」
石川住職は「大立山まつり2020・奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」実行委員会会長を務められるなど、僧侶らしからぬ(失礼)行動力で活躍されている方です。
この講演の趣旨として、石川重元住職は「祝ぐ寿ぐまつりの会場である平城宮跡は、奈良時代、様々な儀礼儀式が執り行われてきましたが、ルーツ(歴史的文脈)を上手にアレンジ(再構成)したうえでの情報発信ができていませんでした。確かな歴史的文脈の上に脈絡のあるイベント(まつり)を実施することで古代が彷彿され、イベント(まつり)の場所が、さらに魅力的になると考えましたので、平城宮での儀礼儀式を取り入れたまつりに模様替えをいたしましたが、このような考えに至った経緯について、皆様にお伝えできれば」ということで、礼冠・礼服に身を包んだ女帝(称徳天皇)役の中島志佳さん(奈良市観光大使、第24代ミス奈良)とともに、来る1月25、26日の両日、平城宮跡朱雀門広場を中心に開催される〈大立山まつり;奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり2020〉のバックグラウンドなどについて熱くお話になりました!!
このイベントは5年前に始まったそうですが、最初は(1300年の歴史の重みがある)奈良のまつりとして、報道機関からも相当批判された。そのとき石川住職は外から見ていて、こうしたイベントが歴史的な文脈に則って行われているのか、その理解の下に現代的な解釈をしているのか、といった面で忸怩(じくじ)たる思いを持ったそうです。その後、縁あって石川住職に実行委員会会長就任の依頼があり、それ以降、石川住職のバイタリティー溢れる企画力、調整力が発揮され、今はその歴史の重み・意義を踏まえた、人の心を動かせる、リアルなものに進化している由。
いずれにせよ、昨年、平成から令和への御代替わりがありましたが、それに伴う儀式の原点は(平安京の時代ではなく)奈良天平時代の平城宮大極殿での各種儀式、「朝賀の儀」をはじめ、七夕を起源とする「乞巧奠(きっこうでん)」、「新嘗祭」や「大斎会(ごさいえ)」などにあることに思いを馳せてほしい、ということに今日の講演の主眼があったと思います。このイベントは注目したいですね。
このイベントは読売新聞(1/6付)でも「巨像展示や伝統行事披露」と紹介され、石川会長は「歴史への感謝を忘れず、訪れた人に古代の歴史を感じてもらいたい」とコメントされていた。皆さん、1月25、26日の両日は平城宮跡朱雀門広場に足をお運びください!