tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ホテルフジタの1300年祭記念ランチ

2010年04月22日 | 平城遷都1300年祭
先日、出張の帰りに「ホテルフジタ奈良」(奈良市下三条町)の前を通りかかった。ランチタイムとあって、エントランス前にランチメニューが張り出してあった。嬉しいことに、平城遷都1300年祭にちなんで、1300円の平日限定ランチがあるではないか。
※ホテルフジタ奈良の公式ホームページ
http://www.fujita-nara.com/index.html

このホテルにはレストランが2つある。洋食は「レストラン セェールダルジャン」(1階)で、こちらの1300円メニューはランチA(メインは国産牛バラのブレゼ=ワイン煮込み)とランチB(オールビーフハンバーグと甘鯛のフライ)だった。

和食は「和食 若草」(7階)で、こちらは日替わりで、この日のメニューは「烏賊造り 鰺フライと豚カツ盛り合わせおろしポン酢」だった。いずれもボリュームのありそうなメニューだ。迷った末、ランチAをいただくことにした。


レストラン セェールダルジャン(同ホテルのホームページより拝借)

まず、前菜は大和肉鶏のスモーク。肉がしっかりしているので、とても味わい深い燻製に仕上がっている。「本日のスープ」は、コーンポタージュだった。





隣のテーブルに、このホテルに泊まっていると思われる上品な老夫婦が座られた。「朝から外へ出てきて、簡単に食事を済ませたから、何か軽いものとワインを」という声が聞こえてきた。「大遣唐使展」でも見てこられたのだろうか。

「大遣唐使展」は、これからジワジワと人気を集めるだろう。吉備大臣入唐絵巻(ボストン美術館蔵)や美しい一木造りの十一面観音立像(京都・安祥寺蔵)など、見どころが満載である。
http://kentoushi.exh.jp/



お待ちかね、メイン料理の国産牛バラ肉のブレゼ(赤ワイン煮込み)が来た。牛肉をじっくり豊潤に煮込んであり、とても美味しい。ステーキのような単純な料理と違って、煮込み料理は時間も手間もかかる(しかもあまり高い値段はつけられない)が、名手の手にかかれば、こんな逸品に仕上がるのだ。



最後はコーヒーと、奈良漬入りのパウンドケーキが出てきた。奈良漬の味はくどくなく、すっきり上品なケーキだった。

先日(4/18)は「大和の昼膳」を紹介したが、お祭りを記念してこんなリーズナブルなランチメニューが続々と登場するのは、とても有り難い。1300年祭の平城宮跡会場内にはフードコートがあり、お弁当も販売しているが、街なかでゆっくりこんな食事をとるのも良いものだ。
※大和の昼膳(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/5c267d941ccf54f331d552894c638b08
コメント
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