tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

大和の昼膳は4月27日まで!

2010年04月18日 | 平城遷都1300年祭
「大和の昼膳(やまとのひるぜん)」をご存じだろうか。ひるぜん(蒜山)は岡山県、というツッコミはともかく、奈良県産の食材を使った奈良市内ホテルのランチ企画である。

企画スタート時の新聞(読売新聞奈良版 2/6付)には、《県産食材ランチ2000円 きょうから奈良6ホテル》《ホテル日航奈良や春日ホテルなど奈良市内の6ホテルは6日から、県産食材を使ったランチを2000円均一で提供する「奈良はうまいものばかり 大和の昼膳(ひるぜん)」を始める。平城遷都1300年祭を盛り上げようと、昨年秋に続く第2弾の合同企画で、4月27日まで》。

《ほかに参画するのは、▽ホテルアジール・奈良▽ホテルサンルート奈良▽奈良パークホテル▽奈良ロイヤルホテル。大和肉鶏はバターみそ焼きやグラタン、古代のチーズ・蘇(そ)と重ねた前菜などにアレンジ。大和まなや大和ふとねぎなどの大和野菜や吉野葛、三輪そうめんなども使い、各ホテルが趣向を凝らしたメニューにした》。

《前回の利用客は延べ5566人で、うち133人が6ホテルすべてを回った。奈良ロイヤルホテルの平山明弘総支配人は「前回は予想以上の反響があった。2月と3月は観光のオフシーズンだが、業界がスクラムを組んで、実力を試したい」と意気込んでいる。6ホテルで大和の昼膳を食べた利用客には、2000円分の共通食事券がプレゼントされる。また、スタンプラリーに参加して応募すれば、抽選で大和肉鶏の薫製や宿泊券などが当たる。問い合わせは奈良ロイヤルホテル(0742・34・1131)》。


先附(写真はすべて、ホテルサンルート奈良「日本料理 おばな」の大和の昼膳)

これは早く食べないと、と先日「ホテルサンルート奈良」地下の「日本料理 おばな」に駆け込んだ。静かでとてもきれいなお店で、従業員さんのマナーも良い。



いただいた昼膳は「みやび御膳」という名前がついていた。献立表には

・先附 筍 茗荷 生姜 ゼリー寄せ 若布酢 木の芽
・重箱 口取り 水雲(もずく) 長芋羹 玉子かすてら わさび寿司桜葉包み 粟麩田楽 鰆柚庵焼き
・焼物 茄子田楽
・強肴(しいざかな) 胡麻豆腐のグラタン 大和肉鶏 焼き葱 柚餅 松の実
・炊合せ 湯葉真丈 絹さや 椎茸 吉野餡掛け 山葵(わさび)
・御飯 白ごはん
・香の物 赤出汁汁
・水物 葛プリン 黒蜜



そこにデミタスコーヒーまでついて2000円、という破格の安さである。このお店は季節の食材がよく吟味され、美味しいと評判であるが、私は「いつも何かサプライズがある」というところに感心している。今回もメイン料理の「胡麻豆腐のグラタン」などは、「ふぅん、こんな食べ方があったのか」と驚いた。しかも奈良をイメージさせる逸品に仕上がっている。



同ホテルは猿沢池の畔にあり、興福寺境内まで徒歩3分という立地も有り難い。奈良国立博物館の「大遣唐使展」のおかげか、この日のランチタイムには、たくさんのお客さんが入られていた。 

この企画は4/27(火)までなので、ぜひ急いでお訪ねいただきたい。次の企画も、楽しみである。

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