tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

法華寺おりおり(14)鬼百合

2006年07月25日 | 写真
鬼百合(オニユリ)

原産地は中国。日本の山野に自生し、地下茎は白色。茎は高さ約1メートルになり、黒紫色の斑点がある。茎や葉の付け根にムカゴ(珠芽)ができる。夏には、黒紫色の斑点をもつ橙色の花を開く。地下茎は食用にする。天蓋(テンガイ)百合ともいう…。

この花は大きい百合だから鬼百合、または花の色・形が赤鬼を連想させるから鬼百合、と呼ばれるそうだ。パステル調の淡い花が多い法華寺・華楽園で、突然この花が目に飛び込んでくると、やはり驚く。

もともとは食用として中国から持ち込まれたそうで、今でもユリ根(地下茎)は茶碗蒸しやおせち料理には欠かせない食材である。

この日(7/22)は梅雨の晴れ間で、時々強い日光が差していたが、これからの盛夏にピッタリ合う、勢いのある花だ。そういえば、ニンニクもニラもネギ玉ネギも、みんなユリ科(ネギ属)の植物だったっけ。
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