tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

法華寺おりおり(12)木槿

2006年07月12日 | 写真
木槿(ムクゲ)

アオイ科フヨウ属の落葉樹。インド・中国の原産で、日本で庭木・生垣として広く栽培されている。高さは約3メートルにもなり、枝は繊維が多くて折れにくい。夏から秋にかけて淡紫・淡紅・白色などの花をつけ、朝開き夜にはしぼむ1日花だ。韓国の国花でもある…。

いつもは法華寺境内の花を紹介するのだが、この花は正門(=南門 重要文化財)前の参道に咲いていた。ちょうどアゲハ蝶がひらひらと飛んできたので、きれいな花に止まったところを狙った。スポーツモード(高速シャッター)に切り替えていたので、うまい具合に羽を開いているところが撮れたのはラッキーだった(7/8撮影)。

ムクゲによく似た花に「ケナフ」(アオイ科フヨウ属)がある。インドの原産で、茎の繊維が製紙に使えるので、パルプ(木材資源)の代替原料として一時期もてはやされたが、これはとんでもない代物だった。
※鳥が運んできた花(JanJan)
http://www.janjan.jp/area/0508/0508251441/1.php

ケナフはともかく、これからの季節、同じ仲間のハイビスカスや芙蓉(フヨウ)、酔芙蓉(スイフヨウ)など、夏を彩る鮮やかな花々が楽しみだ。
コメント (2)
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