梅雨が過ぎ、夏本番となった途端、夕方四時半を過ぎると風が止まる。 昼間は、太田川に沿って、海からの風が、中国山地の奥まで登っていくが、海の温度と山の温度が近づくと風が止まってしまう。 此処から四時間、灼熱地獄が始まる。 一度温まった海水の温度はなかなか下がらない。 夜九時頃から少しずつ、山から海へと風が吹き始める。 この風も、朝方日が昇り、陸が温まって来ると、「朝凪」となって、風が止まってしまう。 十時過ぎて、陸地が温まり、風が海から陸に吹き始めると、嘗て昔は、川船に帆を張って川を遡っていたのだそうだ。 大きな堰が造られ、道路が整備されて、今では川船を見る事ななくなった。 夕方流れに乗って、大量の「広島菜漬」を広島に運び、帰りは、瀬戸内海の魚を載せて、翌日の海風で帰って来ていたそうである。 そんな事を知っているのは私の年代が最後であろう。 それにしても、「朝凪」「夕凪」の辛さよ。 「熱いー」。
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