藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

美しい物には毒がある

2020-06-13 08:33:52 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家の庭にも今しきりに咲いているアジサイ。 (長雨で花は水を含みみな倒れ掛かっている)
     

この花は、強い毒を持っている事は、あまり知られてい無い。 広島の平和公園に咲く、「夾竹桃」も猛毒を持っている。 此の枝はまっすぐなので、キャンプの時などお箸代わりに使ったら、子供が死んでしまったなどと言う過去がある。 こんな花が、「広島市の平和花」 に指定されているのは不思議だ。 旧市内の小学校の庭には、多く植えられている。 恐らく先生たちも知ってはいない。 一説には本土決戦時、集団自決の為に植えた、という説が存在するのだ。 それ程猛毒なのだ。 負けず劣らず、アジサイも‥‥。 ある料理屋で御造りを、紫陽花の葉っぱの上にのせて出したら、お客が葉っぱも食べて、泡を吹いて大騒動に成ったそうだ。 命には別条なかったようだが、知識のない調理人にかかると、命が無くなる。 別な料理人は、アジサイの花のてんぷらを出したら、大惨事に成ったそうだ。 確かにこの花には虫が付かない。 猫の虫下しとして、葉っぱを絞って飲ませたら死んだとう話を聞いた。 アナ恐ろしや‥…。 美しいものは棘があるどころか。「毒」があるそうだ。