働き者は「扇風機」だけ

昨日までと打って変わって快晴である。　わが部屋は３４℃。　働いているのは、「扇風機」のみ。　保冷ポットの水も、これで三回目の氷を入れた。　庭の冥加が、大きく育っているのに気づき、昼飯は、「冷ややっこ」の冥加乗せを無理やり食した。　この暑さ、食欲もなし。　只々、扇風機の前で、ネットでニュースを見ている。　TVは音声が暑苦しくて見ていられないのだ。　熱風でも、風はありがたい。　濡らしたタオルを肩にかけると、「ふーう」・・・・。　この気持ちよさは、何物にも代えがたい。　この暑さで「鶯」の声は聴けなくなった。　涼しい山奥に避難されたのだろう。　燕と雀のみが元気に飛び回っている。　何時もなら、烏の夫婦がやってきて、隣家の屋根でひと騒ぎするのだが、今日は朝方一度来た切りである。　黒服の礼装ではこの暑さ、耐えてはいられぬのだろう。　どこか涼しいところでお昼寝なのだろうか。　それにしても、静かなひと時である。