藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

山陽本線鉄道自殺名所四か所

2019-06-26 11:17:27 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日「力餅」の事を記事にしたのは、この餅屋から西に400m、己斐駅から東に400mの間、約5kmの間に、鉄道自殺の名所が四か所あったからだ。 この5kmの間の、自殺の名所近辺が私の新聞配達のエリアだった。 旧山陽道は、山陽本線と広島市内で三度交差する。 まず最初が、私が生まれた家の東150mの所であるが、ここは近隣に家が多くて自殺の名所では無い。 先ずは、己斐駅の東400mの所だが、ここには戦前から修道院が有った。 嘗てはその場所が、キリシタンの処刑場だったのであるが、昭和27年ここに女学校が出来た。 清心学園である。 カソリックの学校で、修道院が東に広島市が見渡せるように建てられていて、その壁に、マリア様の像が有るのだ。 今は木が茂って、山陽本線からは見えないが、嘗ては断崖で良く見えていた。 この場所が第一の自殺の名所だった。 良く男女がひもで結びあって死んでいたりしたが、どうもこの場所は因縁の場所らしい。 処刑場の事では無く、近年この断崖が、己斐淵断層として、マグネチュード8.0以上の地震を引き起こす断層として注目を集めているのだ、 この断層は、旧山陽道に沿って西に延びていき宮島の先まで続いていると言われ始めた。 なぜ宮島に神様が祭ってあるのかと言う理由の一つが地震の震源地という理由が有るのではなかろうかと言われている。 事実、この線に沿って、地御前神社、速谷神社、小己斐神社、草津神社、旭山神社と続いている。 また自殺の名所も同様なのだ。 ところで、この清心女学校の場所での自殺は、必ずといい程マリア様の真下から、上り列車に飛び込んでたのが不思議だった。 

 

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