早朝の散歩から帰ってみると、玄関ポーチのマットの上に蝉の幼虫。 もう既に日は昇っている。 「あんた少し寝坊したな」とお思いながらもそのままにして、朝食を食し、再び玄関に出てみた。
その間約一時間。この蝉の幼虫はこの間に1m程、鉄もちの木のほうに進んでいたが、既に日が高くなっている。おそらく羽化することは出来ないだろう。
地中から出てくる時間を間違えると羽化できない。自然界の厳しさを、今朝は早くから見せ付けられた。
その点で「人間」は過保護に成ってしまったのかも知れない。
椴法華の「かわぐちえいこう」氏は、ブログのなかで、目の前にある海で遊んではいけないという、函館市の教育行政について語られていたが、同感である反面、事故の責任の所在を示せない「大人」の不甲斐なさを感じさせられた。
広島市内で、最初に作られた小学校の「プール」建設の逸話を、近々このブログ上に記載し、「大人」の安易な解決策は結果的に、人間社会を破壊することを書きたいと思っている。