藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」   いよいよ恋の季節

2013-07-18 04:55:51 | インポート

005 午前三時三十分、猫の鳴き声で目が覚めた。 窓のすぐ外で大きな声で鳴いている。雄猫同士の縄張り争いらしい。 いよいよ猫の恋の季節がやってきた。 これから三週間は我が家の庭を中心に、昼夜の関係なく、恋の駆引きが行われる。 とんだ傍迷惑である。

加えて、連日の公明党の街宣カーの連呼にはいささかまいっている。 人口密集地を中心に街宣カーを走らせているらしい。 自民党は深く静かに潜行した選挙のようである。 この三日間で、「安部総理」の支持率が10%以上急落したようである。 この国民の変貌は何であろうかと、考えたが物価の急激な上昇が、高齢者の懐を直撃し始めたのであろう。 高齢者は、収入を増やす手段を持たない。 年金の支給額の上積が先行しなかった為に飛んだ結果を生み出すかもしれない。 嘗ての橋本総理のときと同じ現象が起きているのかもしれない。

志村建世氏がお書きになっている、北朝鮮の日本人拉致問題である。

私は昭和41年頃からこの問題を知っていた。 当時自民党の中心的人物の一人、藤山愛一郎外務大臣から直接この話しを聞いた。 まず優秀な技術者を高級な条件で外国経由で北朝鮮に連れて行く。 その対象者は、若い技術者が中心で、大手電機メーカーや、核開発の研究者が中心であったようである。 其処に結婚問題が発生し、若い女性の拉致の必要性が生じ、実行されたようである。 国交がない国同士、本人の意思の確認などしようも無く、ただ見ているほか無い状態だと語っておられた。 学生運動の幹部の中には、学校内の生徒の中でそうした優秀な生徒を誘った形跡が当時からあったそうだ。

「キューポラのある町」に出てくる鋳物職人等は、3Kの仕事でかなりの職人が帰還事業で、北朝鮮に帰還していったようである。 そうした日本育ちの職人の手で、北朝鮮の軍需産業が支えられ、ミサイルにまで発展しているのだ。 しかし、自民党政権はこの事を知っていながら、公にせず国際摩擦を避けてきた。 攻撃権の無い自衛隊では、国際紛争には武力の後ろ盾に無い交渉は、不可能であることを知っていたからである。 太平洋戦争で「保守派」の政治家が学んだことは、「基本的経済力」と、「圧倒的軍事力」が無い限り「外交的方法」での問題解決は不可能であることだったのだ。 

そこで始まったのが、池田内閣による「所得倍増計画」であり、田中内閣による「国土改造論」だったのである。 今回の安部内閣の「規制緩和」は、武器三原則の放棄と「交戦権」の確保なのである。 その為には、「憲法九条」の改正がぜひとも遣らなければ成らない命題なのである。

軍国主義の復活なのである。 その裏付けは、フランスなどの欧米の武器輸出が、合法的に行われている現状に近づきたいのである。 現在のようなアメリカとの共同開発などというややっこしい方法ではなく、直接開発した軍需品を直接売ることにより、世界中で起きている三菱重工の原発欠陥熱交換器の保障を担保する為に、対潜水艦哨戒機等の輸出を目論んでいるのだ。 

今や日本は静かに戦前の軍事大国を目指しているのである。

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