FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

明日の参院選後の相場展開。

2013-07-20 10:45:21 | 日記
一昨日から上海の本社で帰国前の最終打合せを行っています。 昨夜は接待でマグロ専門店 ”マグロ屋” に行ってみました。 3日前には予約を入れておかないと良い席が取れないほど大盛況です。 初めて行ったマグロ専門店ですが200席位が満席であり、しかも大半が中国人でした。 日本人も数人いた程度でしょうか。 中国人が生のマグロを美味しそうに食べている姿には驚きです。 日本のニュースで、中国人がマグロを買いあさっているとの話でしたが、実態を見ると驚きです。 消費量も日本を抜いて世界第一位。 中国が裕福になればなるほど消費量が膨れ上がり、近い将来日本では食べられない超高級食材になっていくのでしょうか。

<明日の参院選後の相場展開>
参議院選挙を控えた19日の東京市場は神経質な展開となっていました。 ドル・円は、前日の海外市場の流れを引き継いで100.80円台まで上昇したものの、15000円目前まで上昇していた日経平均株価が14400円台まで急落すると、正午過ぎには99.80円台まで軟化しました。

参議院で自民・公明の与党が過半数を獲得できれば、衆参の ”ねじれ” が解消されて ”アベノミクス” の推進力が高まるとの見方が、6月中旬以降の株価反発と円相場の下落再開の一因であっただけに、21日の参院選で与党の圧勝がほぼ確実との見方が広がる中、週明けの ”材料出尽くし” への警戒感から株安・円高に振れたようです。

選挙結果を先取りする形で進んだ株高・円安に対して、選挙後の ”材料出尽くし” も先取りしてしまった格好ですが、裏を返せば、実際に ”材料出尽くし” となる可能性が低下したとも言えそうです。

自民・公明の合計で過半数はほぼ確実であり、選挙結果が ”失望” につながる可能性は極めて低い点も踏まえると、週明け以降に極端な株安・円高が進む可能性は低いのではないでしょうか。 NY市場の終値もかなり戻してきており、週明けは窓を開けて始まるように思われます。 

言うまでもなく大きく値を飛ばすには、自民・公明の圧勝が条件となるでしょう。 過半数は確実でしょうが、サプライズを呼び込むほどの圧勝とはならず、22日の午前中は高く始まり徐々に値を消して行くパターンではないかと思われます。