FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(7月8日~7月13日)

2013-07-07 08:43:21 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     99.80~102.40 
>ユーロ・円   128.40~131.80

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
08日 独・5月鉱工業生産
09日 英・5月鉱工業生産
10日 米・FOMC議事録(6月18・19日分)
11日 日・日銀金融政策決定会合 ユーロ・ECB月例報告 米・7/6迄の週の新規失業保険申請件数
12日 ユーロ・5月鉱工業生産 米・6月生産者物価指数 7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

<今週の予想>
先週は景況調査や雇用関連統計などの発表が続きました。 今週は経済指標の発表が一服し発表される指標は相場に大きな影響を与えるものは少ないように思われます。 

5日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが101円台に乗せ5週間ぶり高値をつけたほか、対ユーロでも6週間ぶりの高値を記録しました。 雇用統計が予想を上回る結果となったことから、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも資産買い入れを縮小するとの見方が強まったようです。

6月の非農業部門雇用者数は前月比19万5000人増となり、予想の16万5000人増を上回り、失業率は労働人口の増加を反映し7.6%と前月から横ばいとなっています。 非農業部門雇用者数が予想を上回ったことで、金利は上昇しFRBの量的緩和終了時期が早まるとし、今後もドルを支援する動きとなりそうです。

10日に発表される6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録について、景気に対し一段と強気な見方が示される可能性があるほか、下期のより力強い回復を見込み、よりタカ派的な見解を示す当局者が増えていることも考えられるようであり、ドル買いの支援材料となりそうです。 

ドル支援の材料は整いつつありますが、金融緩和の圧縮が株式市場にもたらす影響はどうなのか。 金利上昇がまた前回のように株式市場に影響を与えることも念頭に置いていた方が良いでしょう。 またユーロ圏の政局不安がもたらす影響も考慮すべきでしょう。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。