FX寺子屋 by 葛勝老師

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豪準備銀行(RBA)は7月2日に行われた理事会の議事録から。

2013-07-16 08:00:00 | 日記
<豪準備銀行(RBA)は7月2日に行われた理事会の議事録から抜粋>
主な内容として :
◎インフレを踏まえると、必要ならばさらなる利下げに一定の余地がある。
◎豪ドルの下落を踏まえると政策は当面適切、かなりの緩和が既に実施された。
◎豪ドルの下落は目先のインフレをやや押し上げるが、目標圏内に留まる見通し。
◎理事会メンバーは豪ドルはなお高水準と指摘、今後一段と下落し成長りバランスに寄与する可能性。
◎鉱業・非工業部門の見通しは依然不透明
◎鉱業部門投資は今後数四半期は高水準が続くがピークに近い。
◎資源輸出は力強く拡大、今後も継続へ。
◎経済成長はトレンドを下回っているが、低金利の影響は様々な指標に表れている。
◎影響は住宅市場でもっとも顕著、住宅建設セクターで改善の兆し。
◎労働市場はやや抑制されている、雇用の緩やかな伸びを期待。
◎小売売上高は5月と6月に緩やかに増加。
◎統計は中国の落ち着いた成長を示唆、金利引き締めの影響評価は時期尚早。
◎理事会メンバーは米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和縮小を巡る市場の反応を議論、”過剰な反応” と認識。

声明文では緩和的な政策は継続としながらも、豪ドルの下落について言及したことが明らかとなり、RBAの早期追加利下げ観測がやや後退。 市場ではRBAの8月利下げ観測が浮上していただけに、直後の市場は豪ドル買いが進んでいます。

先週末、豪ドルが大きく調整された時、ロングを推奨させていただきました。 昨日、中国のGDPによる市場の反応は無く、88.20~50迄下がることはありませんでしたが、何とか89.80あたりでロングが出来たので良かったと思っています。

今夜は米・消費者物価指数に注目が集まりそうです。 昨夜の指標では、6月小売が弱く、明日にバーナンキ議長の議会証言を控えている事を考えると、短期的にはドル強気に傾きにくい状況かもしれません。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.20~100.40>

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