FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

中国のGDP(7.6%)は無難な数値。 豪ドルの下値は限定的となりそうです。

2013-07-15 12:17:41 | 日記
筆者が管轄する江阴の分工場は、この2ヶ月の間に4社からの工場監査が有りました。 春雪明けから工場監査に対応出来るシステムを植え付けて来ていたので、全て高得点で合格さすことが出来ました。 江阴の分工場はシステムが確立出来、どのような会社の監査にも常に90点はクリアー出来る能力が備わりました。

筆者も上海の工場を離れて既に8ヶ月が経過してしまい、上海出張の度に顔を出すようにしていますが、管理レベルの低下が著しなって来ました。 南通の工場は未だ組織が出来上がっていなく、管理システムを導入出来る状況ではありません。 3社を同じレベルにさす為に、昨日は終日江阴の工場見学をさせ、全ての管理者に ”自分がやるべき事” を厳しく指摘しました。 

今週は、やっと上場の資料を投資顧問会社に提出することが出来そうです。 投資顧問会社の最終検閲を受け、いよいよOTC証券市場諮問委員会への資料提出となります。 OTC証券市場諮問委員会が約3ヶ月かけて審査を行い、10月中旬にはOTC市場へ名前が登録されることになります。

OTC市場へ登録されてから新規投資先を見つけていたのでは遅く、今月には方向性を決めないとなりません。 来週、東京のユーザー回りを行い、具体的な投資先を決めて行く計画です。 ミヤンマー、カンボジア、中国・湖北省への工場進出が濃厚となりそうです。

上場会社の責任者として、思い切った戦略を構築させなければならず、また3年以内に株価総資産を7倍に増やすことが筆者に求められている任務です。 筆者には、10年間でA株市場に上場させる能力が有るのか? テーマは永遠に続きそうです。

<本日の為替市場>
本日は、東京市場が海の日の祝日のため休場です。

今朝ほど発表された中国のGDPですが、7.6%(予想7.5%)と無難な数字が出ています。 最近、中国が失速しているように思われる場面が多く、発表と同時に豪ドルが瞬間的に大きく売られると思っていましたが不発に終わったようです。 大きくロングしようと構えていましたが、結果は先週末に下げた時にロングで入れた89.80が取れただけでした。

米経済(GDP)の7割を握る個人消費の動向を把握するためには最適の指標であり、FRBの量的緩和縮小議論にも影響してくる可能性があります。 17日に行われるバーナンキFRB議長の議会証言を前に押さえておきたい経済指標の一つです。