てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

ぶらり 京の旅

2009年06月10日 | おでかけ
さて、今回の京都は、天然酵母パン屋のかみかみ堂のKさんと、
3年前から飯田での勇造ライブに来てくれているMさんと3人で出かけてまいりました。

飯田から京都までは高速バスが1日に2本走っています。
朝7時44分上飯田で乗ると、11時前には京都深草に着く。
途中2回も小休止があり、シートはゆったり、なんとビデオ上映もある。
今回初めてこの路線に乗りましたが、意外と早くて快適だということがわかりました。
これなら、もっと気軽に京都に行けちゃうかも?

今回の旅の一番の懸案は、バスに乗り遅れずにすむかどうか!?であったが
3人とも無事に乗ることができて、ひとまず安心。
侮るなかれ、意外と乗り遅れる人もいるのだ、この路線は。

京都深草の降車場に到着したものの、右も左もわからない私たち。
同じバス停で降りた方のあとをくっついて、10分くらい歩いて京阪電鉄藤森(ふじのもり)駅へ。
そして祇園四条まで電車で10分くらい。京都市街に入るのに、少し時間がかかります。

祇園四条駅の地下の構内から地上に出ると、いきなり南座の前だ。
うわあ、京都だねえ、と、すっかりふわふわ気分のKさん。

まずは本日の宿がある祇園に向かう。
花見小路ではたくさんの警備員の方が、車や歩行者をこまかく誘導している。
あとで知ったのだけど、ウインズが花見小路の突き当たりにあり、
土日はそこへ向かう人と車が混むんだとか。
確かに、いかついおっちゃんたちの車やバイク、タクシーが狭い道を猛進していて、
危なっかしいことこの上ない。
とても祇園の町並みをゆっくり見てなどいられないのである。

でも路地に入ればひっそり端正なたたずまいの軒が並ぶ風情のある町並み。
その一角にある「旅館 紫」が本日の宿。
歴史的景観保存地区の中にある、築150年の木造2階建て。
かつてはお茶屋をされていたそうで、初めこそ紹介客しか泊めなかったが、
時代の流れとともに一見の旅行客も受け入れるようになったとのこと。
「ようおこしやす」とやわらかい京ことばで迎えられ、雰囲気たっぷりだ。
宿にひとまず荷物を預けて、行動開始。

ライブ開始まで1時間以上あるし、お弁当でも買って会場に行くことにしようか、
などと話しながら、四条通を歩き始めたが、
いまいち、テイクアウトできるような食べもの屋さんがない。
すると道行く人にチラシを渡すおねえさんたちがちらほら。
ふっともらったチラシを見たら、これがなかなか美味しそうな店だ。
時間もあることだし、食べて行っちゃおう、ということになり、
チラシのおねえさんに案内してもらって
通りから少しくねくねと奥に入ったところにあるに向かった。

ここが、美味しかったのよ~。

まずは「やあやあ、着きましたね京都!」などと言いながら乾杯。
オーダーしたのはランチ海鮮セット。


湯葉、刺身

サーモン、ちりめん山椒のごはん

あっさりしているけど、素材の味が生きていて、品があって。
ふだん食べているものとは「別物」でしたよ、ほんとに。
いやもう、すっかり満足して、くつろいでしまっていたもんだから
気がついたら、開演10分前!

大慌てでお勘定して、四条通を走る走る。
「でも、いつも勇造のライブってちょっとばかり遅れて始まるじゃな~い?」
おいおい、その計算が遅刻を招くんだってば。

八坂神社の中を通り抜けて行ったら、ちょうど結婚式を挙げている場面に遭遇。
時間がないというのに抜かりなく写真を撮る。


白無垢なんて久しぶりに見た。

そんなわけで、バスには乗り遅れなかったものの、ライブには乗り遅れてしまったのでした。




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