てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

沖縄山城紅茶さん訪問

2008年01月05日 | おでかけ
さて、一路離島に別れを告げまして、向かうは うるま市山城。
てくてくで昨秋から取り扱いを始めた
「沖縄紅茶」の山城さんを訪ねて行ったのでした。

突然の訪問にも関わらず、快く迎えてくださった山城さん。
沖縄での紅茶栽培の難しさや可能性について、熱く語ってくださいました。

おじいさんの代からお茶栽培を続けていらっしゃるので、土も畑の環境も長い年月をかけてお茶栽培に最適な状態になっていて、農薬も化学肥料も一切使わず、自然のサイクルに適した農業をされているとのこと。
近くに牛舎もあり、その堆肥も利用しています。

山城農園の特徴の一つは、ひとつの茶園から4種類の違う味の紅茶をブレンドしないで作り出すこと。
たとえば、この茶園で何気なく4枚の葉っぱを取って、それぞれ違う味の紅茶を作ることができる、というのです。
これは、たぶん世界的に見ても珍しいこと!です。

また、緑茶栽培の技術を生かし、手摘みをしていますが、その作業はシルバーのお年寄りに頼んでいるとのこと。65歳で定年といっても、沖縄のおじい、おばあはまだまだ元気。こういう仕事の場の提供としても地域に役立っているんですね。

将来的には、地域の活性につながるような形で沖縄紅茶を広めていければ、と考えていらっしゃるそうです。
まだ紅茶販売を始めて半年ほどですが、今後の可能性を感じられる農業のあり方だなあと思いました。

沖縄にお出かけの際は、ぜひ「沖縄紅茶農園」に足を運んでみてくださいね!



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