てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

呉服店デビュー

2008年12月21日 | きもの
日曜は、きものお休み日。

ぽっかり時間が空いたので、初めて呉服店に行ってみた。
郊外の大型店に入っているきもの屋さん。
大型店にはたまに行くけれど、そこに呉服店があるなんて、
きものを着始めるまでは、気づきもしなかった。
必要でなければ目に入らないものなのだなあ。
ちょうど歳末セールなどやっているのでは?と思い、のぞいてみた。
手持ちの少ない帯締めや帯揚げなど、小物を眺めていたが
私が店にいるしばらくの間にも、何人もお客さんが見えていて
飯田でもけっこうきものを着る人がいるみたいだ、と
ちょっとわくわくした。

初めての呉服店は、客としても興味深かったが
小売業としても、接客や商品の見せ方、売り方など
呉服業ならではのノウハウがあるのも垣間見れて、
なかなか勉強になった。
たまにはこんなふうに、異業種の世界を知ることも大事。

店員さんにきもののコーディネートの話など聞いた。
きものの産地の話を聞きながら、
きものも風水のように、産地によってその人に合う、合わない、と
いうようなことがあるものだろうか、とふと思った。
家を建てるときは方位など気をつけるが、きものはどうだろう。
南で織った布を身につけるのと、北で染めた布を身につけるのとでは
素材や色柄の違いだけでなく、何か違う影響があるのだろうか。
きものは季節ごとの変化、月々に感じる「気」に敏感。
季節によって素材や着方に決まりがあることなども、
何か意味があるのでは?
なんてことを考え出すと何も着れなくなっちゃうんだけど。

帰りに本屋で 笹島寿美著『長襦袢の着こなし入門』購入。
ああ、長襦袢の世界も深い。
「とりあえず」で求めた私の長襦袢のサイズ違いは、いまや悩みの種。
うう、ジャストサイズの襦袢がほしい…。

夜はクラブワールド杯決勝を見ながら半衿縫い。
何回も針で指を刺しちまった。
テレビから目が離せないんだから、当たり前だ。



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