2022年5月1日(日)
塩田津(佐賀県嬉野市)は、有明海に注ぐ塩田川の干満の差を利用した川港として、長崎街道の宿場町として発展した。重要伝統的建造物群保存地区。
塩田川。川沿いで草刈りをしていた人が、親切に説明してくれたが、天草からの陶石をここに荷揚げして有田、伊万里、波佐見に、ここからは、米、焼物を積み込んだ。
塩田津の街並み。500m程度の通り沿いに廻船問屋、商家など古い街並みが残る。左側建物の裏には塩田川が街並みと並行して流れている。
この通りは旧長崎街道の宿場町でもある。
本應寺山門前の仁王像。古い街並みの通りから数十m入ったところにある。買物していた女性に、塩田石で造られ、市の文化財であり、観光ポイントとして勧められた。
古い街並みの出入り口にあり、”塩田町消防団”と右から左に書かれた建物に目を惹かれる。まだ現役で消防団に使われているそうな。
古い街並みに入口近くの菓子店。長崎街道はシュガーロードと言われ、長崎に入った砂糖や外来の菓子、逸口香(長崎では一口香という名)、丸ぼうろが伝わった。
塩田津は、全国的な知名度はまだ低いかと思われ観光客も少なかったが、古い街並みの入口に入った時、いい所に来たなぁという感じでした。
また、地元の人からいろいろ親切にしてもらったのでいい印象の街になりました。、