2016年12月17日(土)
雲光寺(鳥取県南部町)は、伯耆三十三観音霊場の1番札所であり、地元の風習で、四十九日法要までは1週間ごとに戒名を記入した札を地蔵に貼ってお祈りする”札うち”ができる寺である。
雲光寺がある南部町(旧会見町)御内谷の集落。山あいの小さな集落なので薄っすら雪が残っていた。
雲光寺。伯耆三十三観音霊場の一番札所であり、1390年頃開創された由緒あるお寺。地元の風習”札うち”のため訪れた。
本堂。足利義満、小野小町、南条宗勝の位牌が祀られ、格天井には金龍の絵が描かれ、元禄14年(1701年)の涅槃図などが所蔵されてるそうな。
”札うち”のため本堂の裏山に登った。
裏山には、なぜか伯耆三十三ヶ所の寺ではなく、西国三十三ヶ所分のお地蔵様が三十三体配置されている。戒名を書いた札を貼ることで、霊を守ってもらう。四十九日まで毎週1回札を貼る。最終回の札打ちの時には赤い札を貼る。伯耆、出雲地方の風習とのこと。
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