第9回 新春烏帽子岩レガッタ

本日もすばらし~いサンセットでした。

2010年シリーズ第2戦は13マイル強の烏帽子岩行って来いレース。寒いけど朝から陽射したっぷりで空気も澄んでシャキーン!冬の海はやっぱり気持ちよいです。昼から南に変わりひょろひょろ風に見舞われる予報です。

朝の風は北寄り。軽めの逗子湾ブローが息をしながら周期的に降りてくる感じ。烏帽子へはスタボのスピンスタート。スタートラインはスタボで流すとクローズちょい落としくらいです。本部船側はブローが切れると大崎ブランケに捕まりそうなので、シモ目から出ることにします。シモは混雑するかなと思ったけど、みんな早めにラインに入ったのでピンエンドはうまいこと空きました。2秒くらいショートだったけどスピン揚げながらライン切ります。

し、しかし。大きいフネのスピンで激しいブランケに見舞われて苦しい滑り出し。その後風がランまで振れたのでやっとこ影響が少なくなりました。あり?気付けばなんだか滑りもイイ感じ?!どうしたんでしょう~。大きい周りのフネとも互角の走り。風拾いレースになると艇速差も少なくなるので止めないで走らせれば小型艇にもチャンスがあります。風はどんどん弱くなり海面はまだらのシマシマになってきました。ブローの帯から外れないように狭い範囲でのスケーティング、かつ大型艇の影響を受けないようにゲージを保ちながらパラレルに、スピードにも集中してフネを止めずに、、、とO沢せんせいにアドバイス受けながらヒッチャキになって走らせます。なるほど、かなり神経を使うけど、面白いように滑ります。


逗マリ沖~。 photo by むんむん

ぐんぐん沖出しする数艇にホビもくっついて走ります。なんかすごいイイ景色。往路優勝な感じ?カニ走りを余儀なくされてるGP33スパンク号の前を切るなんていう珍事。ま、風が入ってからは当然ロケットみたいな速さで見えなくなりましたけど、この珍事を心の支えに後半もがんばります~。

風は弱いながらも止まることなく予報とは逆の右周りに沖に振れて行き、ジャイブして更に沖出しするとついに南が入ってきました。この南はすぐに岸にもまんべんなく届き、死んでいたフリートも一気に走りだします。イイ景色は、、、ここまででした。アハハ。チビ船は一気に艇団に飲み込まれます。最短のコースを引いた岸の艇団と、沖でいち早く南を掴んだ三日月号などが烏帽子付近でミートし、仕切り直しです。烏帽子は相当沖からアプローチになって、風も一時南西くらいまで振れきったけど、なんとかスピンでとっついてジャイブして回航。

葉山に向けられるようになると、クローズリーチくらいの角度。水線長短いホビにとって不利な角度になってしまい先行艇にはぐんぐん離されていきます。往路の貯金を食いつぶしならが何とかくっついて走るしかありません。フィニッシュライン見えて来ました!途中風が落ちたので少し手前に短縮されてます。13:50フィニッシュのプーがなりました。

結果は、25艇中第3位%上出来です~。第2位は一番大胆なコース引いた沖出し組のリーダー三日月号、優勝は岸艇団で粘ったナポちゃんでした。風きまぐれでコース非常に重要なレース。難しかったけど、楽しかったス。ありがとーございました。

で、恒例の夕焼けカメラマン。パーティー終了後クラブハウスでワイワイやっていたら空が染まってきました。


クラブハウスのテラスより。今日は雲キレイです。

しばし陽が落ちるのを待つため、またクラブハウスに戻ったらOh!No!さんが呼びに来ました。なんと、初島が蜃気楼になって浮かんでいます。


葉山では珍しい初島の浮景です。

三崎の突端が蜃気楼で浮かんで見えることはよくあるけど、夕焼空に浮かぶ初島の蜃気楼は、ながーーーく葉山でヨットやっているけれど初めて見ました。海面がずいぶんと温まって、上空には冷たい空気があったんでしょうか。密度の違う空気の中を光が通り抜ける時に、光が屈折して起こる現象です。




沈みます。さよなら太陽また明日~

今日も、スバラシイ一日でした。


レース結果はこちら

本日のメンバー:7人
バゥ=ヨシオ
ヘッドセイル=のざG、糸りん
ピット=まりりん
メイン=ビール先生
ヘルム=わたし
タクティクス=リドガードO沢氏

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