無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園入門講座2019 3月「土づくりになる菜園プラン」(at城山公民館)

2019-03-07 09:36:55 | 自然菜園の技術 基本

自然菜園スクール2019 募集中~ 


【3月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)3/2(土)新春・無農薬・自然菜園セミナー 第2回 「都会でもできる!自然菜園プランターの始め方」
2)3/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
3)3/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
4)3/16(土)17(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】踏み込み温床など
 ※3/17(日)【自然育苗タネ採りコース】同時開催
5)3/21(木・祝)自然菜園スクール【自然育苗タネ採りコース】
6)3/23(土)自然菜園スクール【自然育苗SWコース】
7)3/24(日)自然菜園スクール【自然育苗タネ採りコース】
8)3/30(土)31(日)自然菜園スクール【自然菜園東京・大月校】


本日、

昨日は一日で、もう四月に入ったような陽気です。


昨日は、長野市城山公民館での夜間講座『自然菜園入門講座』を行ってきました。






自然菜園では、野菜の栽培そのものが土づくりになるように、菜園プランを重視しています。

というのも、農家さんは、単一野菜を畑全面に育てるので、リセットするのも容易ですが、

家庭菜園は、少量多品目で、畑のどこかには何か常に育っている状態なので、畑全面を耕してリセットすることはなかなかできないものです。
そこで、畑の一部で、病虫害がでると温存し、拡大しやすく、数年後にはどんどん野菜が育ちにくい環境に汚染されやすいということでもあります。

そこで、少量多品目の家庭菜園用に、毎年同じ数の野菜が繰り返し育てることができる菜園、
しかも次の作物がよく育つように前作が土づくりしてくれる組み合わせを研究してきました。


そこで、コンパニオンプランツの混植やリレー栽培など、少量多品目の家庭菜園に合った現在の自然菜園のプランが完成されていきました。

今回は、その菜園プランの根幹を夏野菜と秋冬(春)野菜に分けて、講義させていただきました。


また、自然菜園が連載や記事になっている雑誌や、今一番興味深かった本『タネと内臓』を教室でご紹介させていただきました。

これからジャガイモを植え付けると思いますが、ジャガイモと相性が良い野菜は少なく、一度作付けすると毎年そこからジャガイモが出てくるようになるので、連作障害の引き金になりやすい作物です。

ジャガイモのような他の野菜(ナス科全般、ウリ科全般、アブラナ科全般、ショウガ、エンドウ)連作障害の引き金になりやすい野菜は、菜園プランで何とか封印することが肝要です。

自然菜園の初期の課題がジャガイモの封印でした。
そこで、自然菜園では、ジャガイモとネギを交互に連作することで、ジャガイモを他の野菜から隔離封印することで、他の野菜がとても育てやすくなりました。

このように、菜園プランの中から、相性の悪いものや連作障害のきっかけになるものは、避けることは、コンパニオンプランツの混植以上に大切です。


自然菜園スクール2019 募集中~ 




◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答

「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」

新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。


お楽しみに~



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


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