よむよま

よむ・よまない、それから。

バレエ「ピーター・ラビットと仲間たち」

2017-03-17 21:28:26 | 見る
熊川哲也のKバレエ団「ピーター・ラビットと仲間たち」オーチャードホール
昨日、見てきた。
楽しかった!
バレエ「ピーター・ラビット」はあの絵のまんまの着ぐるみや被り物着て踊るの、すごいよねえ!
どうしてあんな大きな頭をかぶって回ったり飛んだりできるの!?

大きなものをかぶってる分、顔の傾け方とか、動きをはっきり大きくしないと、
何やってるか見えないよね。
だから、普通に踊るのよりもっと大変だろうなと思う。

とってもかわいかったのは、リス。
4匹のリスは女性(トウシューズ履いてる)、1匹は男性で、
もこもこのリスの着ぐるみの4匹が連なって一斉にテテテテテテ!と小走りに移動していくの、
かわいい!

このピーター・ラビットはフレデリック・アシュトン振付、英国ロイヤルバレエ団の出し物で、
だいぶ前にテレビで見た記憶があるんだけど、それは野外で踊ってた。
トウシューズでどうやって外で踊ってるの?と思った。

同じアシュトン振付の「レ・パティヌール ~スケートをする人々」もきれいで楽しかった。
提灯で飾られた木立ちの中のスケートリンクに古風な衣装の人々が来てスケートを楽しむ風情。
出入りのとき、右に左に右に左にと一歩ずつ体を揺らして、滑ってます!って感じで移動するのが、
なんかやりにくそうでかわいかった。

間にもう一曲、新作「パッションフルーツ」
これもおもしろかった。
舞台にはピアノが1台、そこに1組の男女が出てくる。熊川哲也と渡辺レイ。
ピアノリサイタルに来たカップルでしょうか、一見優雅な感じ。
ピアニストが登場して演奏が始まると、女が、そして男も、
えらく熱情的に動きはじめ踊り始めるの。
かなり滑稽味があって、女を見て、男が「わ、この女、怖え」と思ってそうな雰囲気。
(と、私には見えた)
10分ほどの短い作品で、キュッとしまってておもしろかった。
コメント
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