昨日、平成中村座の勘九郎襲名公演・夜の部に行ってきました。
勘ちゃん、カッコいい!
もォ、この一言に尽きますわ。
勘九郎の演し物は「御所の五郎蔵」、男伊達ですね。
仮花道をパタパタと作って(休憩時間にすぐ作れるの)、
こっちは五郎蔵と子分たち、
本花道は敵役の星影土右衛門と子分たちが、それぞれズンズンと出てくる、
出が男の華。
こういう見た目の華やかな男前の役が似合うと思ってなかったの。
だって、いわゆる二枚目の顔じゃないじゃない?
いやー、それがねえ。
想定外にカッコよかったのだよ!
五郎蔵の衣装は着流しでキューッときつく巻きつけるように着付ける、
助六的な着方なので、勘ちゃん、キュッと上がったお尻が、アラ、いいこと。
お尻とは別にですね、
勘九郎はやっぱり非常に「形がいい」です。
決まったときの形のよさが抜群。踊れるからだと思います。
ただ、踊れるがゆえの課題なのか、
立ち回りで調子よく気分よく動いちゃうと、舞踊的になっちゃうみたいね。
二代目松緑がいまの三津五郎に何か教えたときに、
オレもおまえさんも踊れるから、ここは気をつけないといけない、
踊っちゃいけないよと言ったって、何についての話でしたっけね、
ものすごく曖昧な記憶ですな。
しかし、立ち姿、動き、きれいだったなぁ。
これだったら助六なんかもいけるかもしれない。
七之助の揚巻で、兄弟でやったらどうかしらん。
格好だけじゃなくて、勘九郎の五郎蔵のいいところはたぶん、人物?
ほんとはこの男、女房を犠牲にして男伊達だとか言っちゃって、
現代人からするとなんだかなぁと思われそうなところを、そう思わせない。
ヘンに現代解釈の心理表現にするんじゃなくて、
歌舞伎の世界の枠からはずれないで、
でも、いまの観客の気持ちからもはずれ過ぎないようにするのは、難しいもんね。
今日の歩数計:5,573歩
勘ちゃん、カッコいい!
もォ、この一言に尽きますわ。
勘九郎の演し物は「御所の五郎蔵」、男伊達ですね。
仮花道をパタパタと作って(休憩時間にすぐ作れるの)、
こっちは五郎蔵と子分たち、
本花道は敵役の星影土右衛門と子分たちが、それぞれズンズンと出てくる、
出が男の華。
こういう見た目の華やかな男前の役が似合うと思ってなかったの。
だって、いわゆる二枚目の顔じゃないじゃない?
いやー、それがねえ。
想定外にカッコよかったのだよ!
五郎蔵の衣装は着流しでキューッときつく巻きつけるように着付ける、
助六的な着方なので、勘ちゃん、キュッと上がったお尻が、アラ、いいこと。
お尻とは別にですね、
勘九郎はやっぱり非常に「形がいい」です。
決まったときの形のよさが抜群。踊れるからだと思います。
ただ、踊れるがゆえの課題なのか、
立ち回りで調子よく気分よく動いちゃうと、舞踊的になっちゃうみたいね。
二代目松緑がいまの三津五郎に何か教えたときに、
オレもおまえさんも踊れるから、ここは気をつけないといけない、
踊っちゃいけないよと言ったって、何についての話でしたっけね、
ものすごく曖昧な記憶ですな。
しかし、立ち姿、動き、きれいだったなぁ。
これだったら助六なんかもいけるかもしれない。
七之助の揚巻で、兄弟でやったらどうかしらん。
格好だけじゃなくて、勘九郎の五郎蔵のいいところはたぶん、人物?
ほんとはこの男、女房を犠牲にして男伊達だとか言っちゃって、
現代人からするとなんだかなぁと思われそうなところを、そう思わせない。
ヘンに現代解釈の心理表現にするんじゃなくて、
歌舞伎の世界の枠からはずれないで、
でも、いまの観客の気持ちからもはずれ過ぎないようにするのは、難しいもんね。
今日の歩数計:5,573歩