恩田陸「ねじの回転」
これはホラーじゃなくて、二・二六事件を舞台にしたSF、タイムトラベルもの。
といっても、普通のタイムトラベルものじゃなかった。
読み始めてすぐ、わあ、なんかすごい、と思わされる。
最後まで読んで、わあ、この二人が? わあ、ぐるぐる回ってるんだ、と思う。
緻密に全部つながってたのよ。
宮部みゆきも二・二六事件を扱ったのがやはりタイムトラベルものだった。
この事件はそうした視点を持ち込みたくなるようなものなのか。
二つの作品は全然ちがうけど。
途中に断章として挟まれるのがパラレルワールドで、
日本の(近代の)軍隊が兵站の配慮がまったくないことが出てきたり、
天皇の存在をはぶかずに書いてるあたり、うなずける。
なんて、偉そうね、つまりは「うんうんうんうん」と読んだってこと。
今日の歩数計:10,358歩
これはホラーじゃなくて、二・二六事件を舞台にしたSF、タイムトラベルもの。
といっても、普通のタイムトラベルものじゃなかった。
読み始めてすぐ、わあ、なんかすごい、と思わされる。
最後まで読んで、わあ、この二人が? わあ、ぐるぐる回ってるんだ、と思う。
緻密に全部つながってたのよ。
宮部みゆきも二・二六事件を扱ったのがやはりタイムトラベルものだった。
この事件はそうした視点を持ち込みたくなるようなものなのか。
二つの作品は全然ちがうけど。
途中に断章として挟まれるのがパラレルワールドで、
日本の(近代の)軍隊が兵站の配慮がまったくないことが出てきたり、
天皇の存在をはぶかずに書いてるあたり、うなずける。
なんて、偉そうね、つまりは「うんうんうんうん」と読んだってこと。
今日の歩数計:10,358歩